人生が何もかもうまくいっていない方へ。
何をやってもうまくいかない時期というのは、誰にでもあると思います。そんな時は、何とかしようとがんばってみるけれどなかなか思うようにいかないものです。ではそのような時はどのように考え、どんな行動をすればいいのでしょうか。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、「何もかもうまくいかない時に人生を変えるスピリチュアルな方法」をご紹介したいと思います。
何もかもうまくいかない原因はマイナスのスパイラル
「自分はネガティブに考えたりはしていないよ」という方もいるかもしれませんが、「うまくいかせたい」と思うということは、現在「うまくいっていない」ということを認めていることになるのです。
潜在意識と顕在意識
人には潜在意識と顕在意識がありますが、自分が思っていると自覚している部分が顕在意識。うまくいくためにいろいろな方法は潜在意識が考えていること。
潜在意識は、自覚せずに考えている部分ですが、ここには「うまくいかない」ということだけがインプットされているのです。自分の考えていることが現実化するというのは、この潜在意識で考えていることが現実に起こるということなのです。
また、潜在意識は宇宙の叡智とつながっている場所でもあります。うまくいかない時は、一旦その問題を手放して何も考えないことがベスト。全てを天に任せていると、何をどうすればいいのか、宇宙の叡智や天使たちが直感やインスピレーションという形で必ずその方法を教えてくれます。
何もかもうまくいかない時は人生の転機
何をやってもうまくいかない。それは人生の転機かもしれません。
人間を含め宇宙に存在するすべてのものは波動を持っています。波動にはそれぞれの振動数があり、自身が持つ振動数に合う場所や物、人に共鳴するのです。
仕事であればこれまでと違った場所で挑戦してみるとか、違う土地に引っ越すなど、これまで以上に向上するための転機なのかもしれません。
過去への執着を手放し、新しい道を歩んでいくことを促されていると考えれば、何をしてもうまくいかなかったことも、これからは全てがうまくいくようになるかもしれません。
うまくいかない時の対処法①内なる自分と向き合う
内なる自分とは自分の本質である霊性、魂のことです。その内なる自分と向き合うことを内観とも言います。何をやってもうまくいかないということは、今の生き方が内なる自分が求めていることではないのかもしれません。
例えば、誰かに良く思われたいために、本当は自分が望んでいないことをみんなのためになると勘違いをしているのかもしれません。
内なる自分と向き合うことで、目の前にあることをうまくいかせたいという思いに捕らわれ、これまで無視してきた本当の思いが見えてきます。
うまくいかない時の対処法②内なる声に従う
それは、これまでやってきたことと全く違うことかもしれません。新しい知識を得なければならないかもしれないし、金銭的な問題もでてくるかもしれません。それでも、その声に従う勇気を持ってください。
私たちがこの世に生きる目的は、魂の使命、目的を達成するためなのです。内なる声は、それを達成するためにあなたが本当に進むべき道を教えてくれているのですから。
誰のためでもなく、自分自身のあるべき人生を全うするために私たちは生きています。
うまくいかない時の対処法③直感に従う
直感は、魂の目的を達成するために送られてくる宇宙のメッセージです。これまでの自分だったら考えもしなかったような、斬新なアイディアを得ることができます。このことは科学的にも証明されていて、成功者と呼ばれる人は直感で行動する人が多いそうです。
それが直感だと気付くためには、心穏やかに落ち着いた環境で過ごすことが一番だと言われています。感情に振り回されることがないように心がけましょう。
うまくいかない時の対処法④呼吸の仕方を変える
普段、私たちは無意識で呼吸をしていますが、つらい、苦しいと思っている時の呼吸は浅く、つらい呼吸になっているのです。深呼吸をしたら何だかホッとできて気持ちよくなりますが、人生を上向きに変えたいのなら深い呼吸をすることが大切。
意識して深い呼吸をするための方法として、腹式呼吸などいろいろありますが、スピリチュアルでよく言われているのは丹田呼吸法です。丹田は生命エネルギーを司る場所で、へその5センチくらい下にあります。この呼吸法の効果は、潜在意識が活性化されるということ。潜在意識が活性化されると直感が得やすくなります。
丹田呼吸法のやり方としては
- 椅子に浅く腰かけて背筋を伸ばします。
- 肩の力を抜き、リラックスしながら丹田のあたりに両手を重ねます。
- 軽く目を閉じて丹田を意識し、鼻からゆっくり息を吐きながら体を前方に30~40度くらいまで傾けていきます。
- 息は吐き切る一歩手前で残しておく感じ。体が30~40度のところにきたら、お知りに力を入れ肛門の筋肉を締めます。
- その次は、10秒くらいかけてゆっくり息を吸いながら、体をもとの姿勢に戻していきます。
- 息を吐くときの時間は吸うときの倍くらい時間をかけることで、効果を高めることができます。
この呼吸法を何度も繰り返し、日々の習慣にしてみてください。呼吸は内面の感情とつながっているので、落ち着いた心を保つことができ、物事に動じなくなってきます。
最後に
どういう人生になるかは、自分がどんな波動で生きているかということにつながります。良い波動を出していればそれにふさわしいできごとが引き寄せられるということです。
何をやってもうまくいかない時は、目の前に見えているものではなく、むしろ、見えていないものに目を向けなければならないのかもしれません。あなたの内側で起こっていることが現実としてつくり出されているのですから。
何もかもうまくいかない時に人生を変えるスピリチュアルな方法は
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。