記事内に広告が含まれています。

第2チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説

第二チャクラ/セイクラルチャクラの意味と開く方法を解説「第2チャクラ」をお調べになっている方へ。

第2チャクラは、「感情」のチャクラです。第2チャクラは、感情を豊かにし、より大きな喜びを感じ、より官能的になり、異性との親密さを増す働きがあります。新しい異性との出会いや、より親密な関係を築くには、第2チャクラに、健康的にバランスの取れたエネルギーを集中させることが大切です。第2チャクラは、同時に感受性や創造性を豊かにします。芸術的な絵画や音楽を楽しむのも、第2チャクラの働きです。心が沈んでいる時は、第2チャクラが、閉ざされているのかもしれません。第2チャクラを活性化させて毎日の生活を楽しく快適に過ごして頂きたいと思います。

本記事では、第2チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説いたします。

第2チャクラは、感情と官能と創造力をコントロールします

第2チャクラは、色はオレンジ色です。サンスクリット語でスヴァディスターナ(Swadhisthana)、英語では、セイクラルチャクラ(Sacral Chakra)と言います。Sacralというのは、仙骨のことで、骨盤の上部にあります。

このチャクラの場所は、仙骨と丹田(おへその下)のあたりの部分です。第2チャクラの機能は、感情をコントロールし、創造性や芸術をつかさどります。内分泌腺でいうと、副腎に関係します。第2チャクラが活性化すると、絵画や音楽などの芸術面で特異な才能が発揮されます。また性的感情を高める働きもあります。異性に対する行動が活発になり、恋愛のチャンスが増え、新しいパートナーを見つけることもできます。

【第2チャクラは、性のチャクラ】

第2チャクラは、古くから「性のチャクラ」と言われています。サンスクリット語のスヴァディスターナは、甘さを意味しています。「性のチャクラ」は、原始時代に人類が誕生し、集団で狩猟をし、家族を養い、子孫を残すためのチャクラとして進化してきました。同時に、人類が自然界で生き抜くための闘争本能や生活に必要な道具を発明したりする創造力を与えてきました。

【第2チャクラにある「オス」と「メス」の感情】

第2チャクラは、「オス」と「メス」に近いチャクラです。ライオンを例にとると、オスライオンは、「好み」によりメスライオンに求愛します。この原始的な「好み」は、進化して「感情」になりました。お互いに「好み」が一致するとメスはオスを受け入れて家族を形成します。メスをめぐってオスは別のオスと戦うこともあります。

【強いものが勝利する】

この戦いの勝利は、野生の世界で生きぬくための全知全能の結晶です。力と知恵と創造力を駆使して勝利した者だけが、メスを獲得できるというわけです。動物の世界は、常に強いものが子孫を残していくという闘争本能がベースとなっています。メスライオンを求愛する時のしぐさや行動が、第2チャクラの働きです。動物でも「好き嫌い」があります。メスに嫌われたら、いくら強くても家族は形成できません。メスライオンの気持ちを揺さぶるような魅力的な激しい感情を溢れさせるには、第2チャクラを開いて活性化させることが必要です。

第2チャクラの場所とホルモン

第2チャクラのある場所は、丹田(おへその下)のあたりの部分です。このチャクラは創造性や芸術をつかさどります。

【第2チャクラと内分泌腺】

内分泌腺で言うと、副腎に関係します。医学的に言うと、副腎の外側部分の副腎皮質からは、コルチゾールとアルドステロンが分泌されます。コルチゾールはストレスから体を守り、血糖値の調節をする働きがあります。副腎内部からは、アドレナリンが分泌され、血圧、心拍数、発汗などに関係します。簡単に言うと、副腎が正常に機能している人は、「元気が良い」ということになります。

【第2チャクラが開いた創造力豊かな原始人の壁画】

ラスコー洞窟は、フランスの西南部にある洞窟です。先史時代のオーリニャック文化の芸術と言われる洞窟壁画です。洞窟の側面や天井には、数百の馬、山羊、野牛、鹿、人間やその他の幾何学模様で描かれています。原始人の見た世界、原野を走る躍動感のある動物の姿が壁面いっぱいに描かれています。これらの絵は、後期旧石器時代のクロマニヨン人によって描かれたと言われています。当時の光景が描かれており、動物や人間の生活の形態が分かる資料としても重要な遺跡です。生き生きとした動物の姿を壁画に描く行為は、第2チャクラが開いた結果です。動物たちは、人間にとって、食料ともなる重要なものです。豊かな自然を描くことで、「生きる」ことへの強烈な願いが伝わってきます。

第2チャクラの色は輝くオレンジ色

第2チャクラの色は、オレンジ色です。宝石で言えば、「ファイアオパール」のような光沢のあるオレンジ色に輝いています。この色の意味は、感情と官能と創造力を意味します。その輝きは、激しい恋の炎のように燃え始めるとやがてそれが、太陽フレアのように爆発するような閃光を放ちます。第2チャクラを開くには、「ファイアオパール」の他に「アゲート」「コーラル」「カーネリアン」なども効果があります。

行動心理学で第2チャクラの状態をチェック

第2チャクラは、感情を豊かにするチャクラです。俳優、小説家、画家、音楽家などの芸術家にとって感情豊かな演技、表現、創造力は大切なものです。感情は、人間の心の中で、楽しさや悲しさ、悔しさや憎しみなど様々な思いで現れてきます。抑えられない情熱や熱情、激情もこのチャクラの働きによるものです。

有名タレントさん達の目まぐるしい恋愛、結婚、不倫、離婚問題なども第2チャクラのバランスに関係があります。第2チャクラのバランスが取れていないと、理性では判断できない感情に突き動かされて、思わぬ行動をとってしまうことがあります。

【行動心理学で第2チャクラの状態をチェック】

アメリカの心理学者のジョン・ワトソン博士(1978~1958)が、1912年頃に、「行動心理学」という学説を提唱しました。彼の学説によると、人間の人格や知識は、遺伝とは関係なく、経験の積み重ねによって発達するというものだというものです。一卵性双生児であっても別々の環境、別々の教育を与えれば、別人格に育つわけです。

【米国アイオワ大学のウェンデル・ジョンソン博士の残酷な実験】

吃音のある孤児22人を2つのグループに分け、1つ目のグループは褒めて育てました。2つ目のグループは、否定的な言葉を浴びせて育てました。その結果、褒めて育てたグループは、成績が上がりました。2つ目のグループは、成績が下がり、精神障害を発症した子も出ました。そのうちの6名は成人してから、アイオワ大学を訴えました。そして、約1億4千万円の賠償金が支払われました。

【経験が影響を与える性格や感情】

行動心理学によれば、遺伝とは関係なく、私たちの性格や感情は、今までの人生経験に基づくものだと言います。私たちは、自分の性格は「生まれつき」と思いがちです。その場合、第2チャクラが乱れているとか閉ざされているとは考えないかもしれません。しかし、心の内面は、いろいろな表象として、身体の動きに現れてきます。

【第2チャクラが乱れている時の表象】

  1. 話をしながら鼻を触る人・・・相手と話している時に、無意識に鼻を触る人は、「緊張感」を和らげようとする仕草です。
  2. 腕を組む人・・・会議中などで、腕を組む人は、「相手の話に同意しない」という心理状態です。動物が相手を威嚇する時に、吠えたり、大きく見せたりする行為と同じものです。
  3. 爪を噛む人・・・精神的に幼い人が、くやしい思いをしたときに「爪」を噛むことがあります。物足りなさや愛情が足りない時に出る無意識の行為と言えます。
  4. 話に加わらずスマホと見る人・・・電車の中や待合室で、他人の中にいても、心が落ち着かない状態の時に、スマホを見る人が多く見受けられます。また多くの友達の中にいても会話の中に加わらず、スマホを見てしまう人は、疎外感を感じているか、相手をつまらない人たちと思いこんでいる状態です。
  5. あごをさする男性・・・あごをさする男性は、高慢と言われています。しかし、高慢さの原点を掘り下げていくと、臆病な心理を隠そうとしていることがわかります。
  6. 口元を隠す人・・・自分の本心を見せたくないという心理状態を表わす行為です。
  7. 眼の瞬きが多い人・・・極端に緊張している心理状態を表わす行為です。
  8. よく独り言を言う・・・寂しさで、無意識のうちに話していると見られています。話し相手が欲しいと言う心理状態です。

心の中の「緊張感」、「孤独感」、「劣等感」、「嫉妬」、「妬み」、「恨み」、「怒り」、「憎しみ」などは、ふだんは表に出てきません。しかし、そのようなマイナスの心理状態がずっと続くと、心の病気の原因にもなります。

【第2チャクラを開いて、感情をコントロールしましょう】

第2チャクラを開き、感情をコントロールすれば、「好み」と「生き方」まで、変えられます。人間の心の中の隠された暗い感情は、本人でさえ分からないものです。また、ストレスや疲れで、第2チャクラのバランスが取れなくなると、心の中は不協和音でいっぱいになります。もし、マイナスの心の表象が発見された時は、第2チャクラを開いて、快適な生活を創り出しましょう。

第2チャクラの働きを強化すると全てにパワフルな人間に

第2チャクラは、感情をコントロールするチャクラですが、もう一つの働きとして、原始時代の闘争本能に基づく、子孫繁栄の「性のチャクラ」と言われています。このチャクラの活性化で過剰にエネルギーが流れ、「性的な感情」が抑えきれなくなると、暴君のような性格になります。

【「英雄色を好む」、チンギスハーンの末裔は1600万人】

第2チャクラが常に活動している人は、性的欲望が抑えられません。「英雄色を好む」という言葉の意味は、英雄は活力がみなぎって、精力が余ってしまい、次から次へと、たくさんの女性に手を入れることです。過去の英雄の中で、一番性欲の強い英雄と言えば、チンギスハーンです。英国のオックスフォード大学の遺伝学者、ブライアン・サイクス教授が、欧州の人々のDNAを調査した結果、約800年前のモンゴル族と同じ染色体を持つ人が、1600万人いることが判明しました。逆算するとチンギスハーンは、モンゴルから東欧までの遠征の中で、数百人から数千人の子どもをもうけたことになります。

第2チャクラのパワーのバランス

第2チャクラのパワーが、多すぎたり少なすぎたりすることで、身体のバランスが失われたり心のバランスを乱されたりすることがあります。

⑴パワーが不足している場合

元気がなくなる、怠惰になる、消極的になる、閉鎖的になる、少しのことで緊張する、劣等感に苛まれるなど内向的になる傾向になりがちです。悪くすると、思い詰めて自殺まで考えるようになってしまいます。内向的になることで、物事から遠ざかり無関心になり、感情的には凍りついたような心になることもあります。性的感情に影響が出ると不感症になる場合もあります。

⑵パワーが多すぎる場合

元気になる、扇動的になる、過剰反応しやすくなる、野性的になる、外向的になるなどの状態になります。多くの場合は、積極的に行動する人間となりますが、行き過ぎると世の中を騒がすような人物になる恐れもあります。

【第2チャクラのエネルギーは悩みを消し去る力がある】

第2チャクラのエネルギーのバランスを整えることは、快適な生活をするのに重要です。外の世界でいろいろな問題をかかえると、心の中に「緊張感」、「孤独感」、「劣等感」、「嫉妬」、「妬み」、「恨み」、「怒り」、「憎しみ」が生まれてきます。第2チャクラを活性化すると、どんな悪い環境にいても快適に感じることができるのです。第2チャクラは、全ての事象を楽しいと感じさせるチャクラです。そのオレンジ色の輝きで、全てを変えてしまうのです。

第2チャクラを開いて名優になったジョニー・デップ

ハリウッドの名優、ジョニー・デップ(1963~)は、ケンタッキー州のオウエンズボローで生まれましたが、家庭の事情から引越を繰り返し、1970年にフロリダに移り住みました。1978年、彼が15歳の時、両親が離婚し、荒れた生活が続きました。その頃からドラッグを使い出し、どん底の青年時代を送りました。16歳の時に、とうとう高校を中退してしまいました。

【第2チャクラを開くきっかけは、音楽】

第2チャクラを開くのに音楽が深い関係を持っています。音楽は、瞑想と同じ効果を持っているからです。音楽を聴いている時は、脳波はアルファ波が出ています。音楽を演奏する場合にも、より深いシータ波が出ます。音楽が、より深い「陶酔感」をもたらす効果で、第2チャクラが開きます。ジョニー・デップが、どん底の生活をしていた時、救いになったのは、音楽でした。12歳の頃に母からギターを買ってもらい音楽だけは、彼の心を慰めたのでした。彼は、「The Kids」というバンドで活躍し、成功を治めました。そして夢は広がり、本格的にミュージシャンになろうと思いました。彼は、エンターテインメントの本場、ロサンゼルスに行き、音楽活動をしようと決心しました。

【ニコラス・ケイジとの出会いで俳優に】

ロサンゼルスで活動を始めました。バンド名も「Six Gun Method」に変え、他のグループとの共演などで音楽活動を続けました。20歳になった時に彼は、ロリー・アン・アリソンという女性と結婚しました。彼女は、ハリウッドでメイクアップの専門家でした。しかし、音楽活動ではなかなか生活が楽にならず、困ったジョニー・デップは、妻に相談すると、ニコラス・ケイジを紹介してくれました。妻の元の恋人だというのには驚きましたが、彼に会うことにしました。ジョニー・デップは、ひと目で気に入られ、ニコラス・ケイジの助言で俳優になることを決めました。彼の初出演の映画は、1984年の「エルム街の悪夢」(ホラー映画)でした。続いて、「プラトーン」の端役を務めました。尊敬する俳優のフレデリック・フォレストの共演がきっかけとなり、本格的な俳優への道を歩み出しました。その後の活躍は、数多くの有名作品に出演、2016年の「パイレーツ・オブ・カリビアン・最後の海賊」と「アリス・イン・ワンダーランド」は、大ヒットしました。ジョニー・デップの大躍進は、第2チャクラが活性化し、開かれたことによって成し遂げられました。ジョニー・デップは、音楽をきっかけとして、ハリウッドの大俳優という輝かしい創造的な活躍ができるようになりました。

第2チャクラの開き方

第2チャクラのエネルギーが不足すると、元気がなくなり、朝起きができない、立ち眩みがする、何をしても楽しくない、時々物忘れをする、何かを初めても忍耐力がない、疲れやすいなどの症状が現れます。第2チャクラを開いて、元気を取り戻しましょう。

【第2チャクラの開き方】

第2チャクラを開く場合も、まず第0チャクラを開き、エネルギーの流れを第1のチャクラに蓄積し、その後、第2チャクラにエネルギーが流れ込むのをイメージします。第2チャクラにエネルギーが流れるとオレンジ色の光が輝き始めます。

  1. 静かな部屋に座り呼吸を整えます。呼吸はゆっくり吐き、静かに吸います。カーテンは閉めて、少し暗い方が良いでしょう。
  2. 背筋を伸ばし、眼は開けていても良いですが、集中力を欠く場合は半分閉じた形にします。
  3. 何も考えないようにするのが良いですが、雑念が生じてもあまり気にしないようにします。雑念が強すぎて集中できない時は、静かな音楽を聴きながら瞑想するのが良いでしょう。
  4. 身体が左右に揺れてきたら、身体の力を抜きましょう。エネルギーが第0のチャクラから第1のチャクラに流れ込み、蓄積され、赤い光を放っているのを感じて下さい。次に第2チャクラにエネルギーが流れ込み、オレンジ色の光が輝きだすのを感じて下さい。
  5. 身体の振動がおさまり、心が静かになります。深呼吸をして、座禅を終わらせます。心の中のモヤモヤは消え、さわやかな気分を味わってください。

第2チャクラが開くと、緊張感がなくなり、孤独から解放されます。心の中から自然に美しい音楽が聞こえてきます。周りの景色の全てが潤いのある新鮮な色彩として目に入ってきます。淀みのない清い流れの中で、創造性が増し、新しい生き方が生まれてきます。そして第2チャクラから出るエネルギーによって、宇宙の創造主に守られている実感が湧いてきます。

最後に

第2チャクラは、感情をコントロールするチャクラです。毎日の仕事や家事の忙しさから、イライラしたり、憂鬱になったりして、ついつい自分の心の中までケアすることを忘れがちですが、気が付かないうちに、心の中は荒れ果てた状態になっていることがあるかもしれません。心のケアをするには、わずかな時間でも瞑想することで十分です。第2チャクラの活性化を常に心がけて、楽しい毎日を過ごしてください。

ライター 槐 隆久
ライター 槐 隆久

以上、最後までご覧いただき、有難うございました。