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第1チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説

第一チャクラ-ルートチャクラの意味と開く方法を解説「第1チャクラ」をお調べになっている方へ。

第1チャクラは、地球から吸収したエネルギーを蓄え、生存本能に基づくホルモンの分泌をバランスよく調整するチャクラです。それによって明るい人生の基本的な行動に自信が持てるようになります。また、第1チャクラは、クンダリーニの存在するチャクラです。ヨガ(ヨーガ)をする人にとっては、第1チャクラを開くことが最初の大きなミッションです。その他のチャクラは第1チャクラの影響を受けて活性化するからです。第1チャクラが開かれるためにはクンダリーニが覚醒するかどうかがカギとなります。

ライター 槐 隆久
ライター 槐 隆久

本記事では、第1チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説いたします。

第1チャクラは、生存本能にかかわるチャクラ

第1チャクラは、色は赤、サンスクリット語では、ムーラダーラ・チャクラ(Mooladhara Chakra)、英語ではルートチャクラ(Root Chakra)と言います。場所は仙骨や脊髄の基底部にあります。第1チャクラの機能は、身体機能の基礎代謝や健康的な精神的バランスを整える働きがあります。

【第1チャクラは、生命保存のチャクラ】

霊的修行によって、このチャクラに目覚めると、上部にあるチャクラまで上昇し、テレパシー透視能力が可能となります。名前からも、分かる通り、「根幹」のチャクラです。人類に必要な種の保存、生存本能に基づく生命への欲求、自律神経を整え、免疫能力を高める働きがあります。このチャクラを活性化することは、毎日、元気に生活を送るために、重要なチャクラとなります。

第1チャクラの場所と性ホルモン

第1チャクラのある場所は、尾てい骨から、肛門と性器の間にあります。性器のそばにあるということから、性欲や生存に対する欲求に関わっています。

【身体での最初のエネルギーの貯蔵庫】

このチャクラは、第0チャクラから流れる地球からのエネルギーを吸収し、身体をバランスよく調整するホルモンに関わっていると言われています。第1チャクラの機能が低下してしまうと、地球からのエネルギー供給が滞り、私たちは心身ともに元気が無くなってしまいます。

【生存本能をもつ性ホルモンを活性化】

それは、第一チャクラが、性ホルモンの分泌に関わっているからです。男性には精巣があり、女性には卵巣があります。男性ホルモンや女性ホルモンは、男性が男らしくなるために必要であり、女性が女性らしくなるために欠かせないものです。また、脳内神経伝達物質として知られる「セロトニン」や「ノルアドレナリン」の分泌に関係する臓器「副腎(ふくじん)」の働きに関わっているとも言われています。

第1チャクラの色は明るい

第1チャクラの色は、赤です。宝石で言えば、ルビーのような光沢のある赤色に輝いています。赤は血液の色でもあり、血行が悪くなると、黒っぽくなります。

第1チャクラは、身体に栄養を運び、エネルギーの供給に重要な働きがあります。第1チャクラは、赤い4枚の花弁のついている蓮の花の図でイメージされています。この花のことをヤントラと言います。身体にある基本的な7つのチャクラにはそれぞれにヤントラがあります。このヤントラを瞑想時に使って、チャクラを視覚的に象徴化することによって、効果的に瞑想に没入することができます。

第1チャクラの働きを強化すると不安や恐怖がなくなります

健康的な女性 神秘 光 夕日 希望第1チャクラは、身体を流れる適正なエネルギーを増強する働きがあります。もし何かの支障が出て、第1チャクラがブロックされたりすると、身体のバランスが崩れてきます。ひどい場合には、性格異常や妄想症、反社会的パーソナリティ障害、ヒステリー障害などを引き起こします。

第1チャクラを正常に機能させることは重要なことです。第1チャクラを活性化させると、地球とのエネルギーの供給を安定化させ、心と体は大地に根を張った大木のようになります。船も海上で停泊する場合は錨を海底に打って動きを止めることができます。そのため、第1チャクラを「錨のチャクラ」と言うこともあります。

【潜在意識に潜む不安や恐怖の感情をコントロールするチャクラ】

第1チャクラのバランスを崩すと、この世に生活している中で安心感を得ることが難しくなります。この不安感情のもとになる原因は、日常生活の中で健康について自信が持てないことや、家計の不安など日々の苦悩のせいで起きます。

しかし、それは第1チャクラの極めて表層的な部分の問題です。第1チャクラの真の問題は、もっと意識の深い部分に関係しています。つまり潜在意識の中にある得体のしれない不安を潜ませているのです。

第1チャクラは、潜在意識の中にある古代からの恐怖感をコントロールして、癒す機能があります。第1チャクラを開くことは、より強いエネルギーを身体に流して、しっかりした健康や不安に対する勇気などを湧き起こすことができます。

第1チャクラを安定させる3つの方法

第1チャクラを安定させ、不安や恐怖から心と体を守るための方法があります。

⑴大地にしっかりと根を張る大木の瞑想

精神を集中すると、地球のエネルギーが吸収されて、「安心感」がもたらされます。そのエネルギーは自分自身から、さらに自分を取り巻く環境へと放出され、自分と一体化し調和するイメージをします。自分がいる部屋との調和、家との調和、また近所との調和、住んでいる地域との調和とイメージを大きく膨らませます。

⑵地球を直接感じるためのエクササイズ

静かに瞑想するだけでなく、外に出て、地球を直接感じることも第1チャクラの安定に役立ちます。舗装された地面でなく、田舎道のような土の道が効果的です。地面を掘ったり、花の種を植えたりすることも役に立ちます。植物は、自分と地球を結び付けることに役に立ちます。庭が無い場合は、植物の多く茂った公園に行き、散歩するのが良いでしょう。そして、それを日課にするのが望ましいです。外に出かける時間がない時は、木々に囲まれた庭園に歩く自分の姿を想像し、地球と一体化している瞑想も効果的です。

⑶第1チャクラに良い食べ物

第1チャクラに良い食べ物として、主に野菜類です。大豆、豆腐、豆類、大根、にんじん、ごぼう、白菜、ほうれん草、青梗菜、レタス、きゅうり、トマト、セロリ、パセリ、ハーブ類など土から栄養を蓄えた食品は、第1チャクラにとても良いです。

クンダリーニ・ヨガ(ヨーガ)の覚醒法

クンダリニーは人間の尾てい骨に眠るエネルギー第1チャクラは、骨盤の基底部のあたりです。ここにクンダリーニが潜んでいると考えられています。蛇のように象徴されるクンダリーニは、普段は第1チャクラの中で大人しくトグロを巻いています。クンダリーニは、眠れるエネルギーです。修行者は、ヨガ(ヨーガ)の坐法や呼吸法によって、精神統一し気を集中して第1チャクラに圧力を加えます。この修行を続けることで、やがてクンダリーニは眠りから覚め、活動を始めます。

【クンダリーニは根幹のエネルギー】

クンダリーニは、根源的エネルギーの名です。ヒンドゥーの神話では、ヒンドゥー教の神話の世界では、尾てい骨付近(Mūlâdhāla)で眠るこの蛇は、シャクティという女神(大母)の象徴とされています。頭部のシュニーヤという空洞(Sahasrâra)で待つシヴァのもとに帰り合体すると言われています。

【クンダリーニが蛇に例えられる理由】

クンダリーニは、トグロをまっすぐに伸ばし、上昇を開始すると、その衝撃は激烈と言われています。クンダリーニが蛇に例えられている理由として、背骨を太い蛇が上昇するときに、蛇のウロコが背骨を刺激し、「ザラザラ」した感覚を味わうからと言われています。

【クンダリーニの覚醒による怖い副作用】

クンダリーニが覚醒し、上昇するにつれて、次々に上層のチャクラが熱くなります。やがてそれは、脳にある第7のチャクラ、場所は頭部の頂点のあたりの部分に到達します。そこでは、宇宙の根源との一体化がなされると言われています。しかし、急激に活性化したクンダリーニは、精神に異常をきたすおそれがあります。また、奇妙な姿勢がもどらないとか、あるいは未知の世界の舞踊を生み出したりもします。その他、基礎体温の上昇、脈拍の上昇、痒み、恍惚感などの身体的、精神的な異常な状態を引き起こすとされています。クンダリーニの覚醒は、専門家の指導に従って活性化することをお勧めします。

瞑想の危険性「クンダリニー症候群」とは?意味・原因・症状・治療方法
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【クンダリーニの覚醒の過程】

クンダリーニは瞑想と呼吸法によって、上方のチャクラへと引き上げられていきます。簡単に言うと「坐法」と「止息」という苦行が行われ、クンダリーニが覚醒します。クンダリーニが覚醒すると、通過していくチャクラは非常に高熱となります。それに反して、下半身は鈍く冷たくなります。

【シッダ・アーサナの坐法(達人の体位)】

かかとを骨盤の基底部の近くにあて、他方の足のかかとを性器の上に置きます。アゴを胸につけ、不動の姿勢を保ちます。

【パドマ・アーサナの坐法(蓮華の体位)】

左のももの上に右の足を置き、同じく右のももの上に左の足を置き、背後で腕を交差して両方の手で足の親指をしっかりとつかみます。体が柔らかくないとできない姿勢ですので、無理をしてはいけません。この他に全部で32の坐法があります。

クンダリーニ・ヨガ(ヨーガ)にはまったブラッド・ピッド

ハリウッドで、幾人もの女性問題で話題を提供しているブラッド・ピッドですが、ヨガにはまっているそうです。現在は、ブラッド・ピッドは、アンジェリーナ・ジョリーと離婚協議中ですが、2018年12月に6人の子どもたちの親権について、合意に達しましたが、夫婦関係については、2019年の4月に解消されることになりました。残る問題の財産分与については今後の話し合いになるそうです。

かつては、ブラッド・ピッドとアンジェリーナ・ジョリーは、いっしょにヨガ(ヨーガ)をやりました。ヨガの師は、ラム・ラルジというヒンドゥー教の師です。彼の指導によって、クンダリーニの覚醒を目指しました。

【ハリウッドのヨガ(ヨーガ)の先駆け】

現在のハリウッド俳優でヨガ(ヨーガ)をやらない人はいないというほど人気のあるヨガ(ヨーガ)ですが、誰もヨガ(ヨーガ)をやらない時代に、ある有名女優がヨガ(ヨーガ)の教室を始めました。ロシア人女優のインドラ・デヴィです。

【インドラ・デヴィの生まれ】

彼女は1899年、リトアニアで生まれました。15歳の時に読んだ本の中に「ヨガ哲学と東洋の神秘についての14のレッスン」という本がありました。この本は、ニューエイジと言われる精神的な運動に参加していたアメリカ人の著書で、彼女は大変感化を受けました。1917年に学校を卒業し、モスクワで演劇の勉強を始めました。その後ドイツで女優として人気を博しました。

【インドにヨガ(ヨーガ)の修行の旅に】

ある銀行家から結婚を申し込まれましたが、結婚前にインドに行き、古典舞踊を学びました。1930年にインドで女優を始め、芸名をインドラ・デヴィとしました。ところが、インドでの生活は大きなギャップがあり、精神的な病気に悩むようになりました。その時、友人の勧めでヨガを始めました。その時のヨガの講師は、有名なクリシュナマチャリアでした。熱心に彼女はヨガの修行に励みました。その成果が実り、終に1938年、外国人女性として初めてヨガ講師となりました。

【海外でヨガ講師として出発】

1939年、中国に渡り蒋介石夫人にヨガ(ヨーガ)を教えました。第二次大戦が終わるとインドに戻り、「ヨガ、健康と幸福への道」と言う本を出版しました。1947年、アメリカに渡りました。翌年、ハリウッドで教室を開きました。生徒としては、有名な女優たちばかりです。グレタ・ガルボ、マリリン・モンローなどが始めると、人気が沸騰しました。また、働く女性たちのために、「永遠の美しさ、永遠の健康」、「ヨガ(ヨーガ)であなたの人生を変える」という本を出版し、世界29か国で翻訳されベストセラーになりました。今日、私たちの生活の中にヨガが普及しているのも彼女の功績でしょう。

第1チャクラを活性化して更年期障害を軽くする

現代は高齢化社会とよく言われています。身体的にある年齢にくると個人差はありますが、「更年期障害」と言われる体調の変化が現れます。女性の場合は、50歳前後の10年間を更年期と呼んでいます。

【更年期障害の症状】

肩こり、頭痛、のぼせ、ほてり、発汗、腹痛、腰痛、不眠、イライラ、動悸、息切れ、うつ病、めまい、無気力など様々な症状があります。更年期障害とよく似た症状もあり、病院で診断してもらうことが必要です。更年期障害の起きる原因として、ホルモンのバランスの乱れが主な原因とされています。女性の場合、閉経にともない卵巣の働きが衰えると女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が急激に減少することで起こります。「エストロゲン」が減少すると脳がもっと女性ホルモンを出すように指令します。しかし、その際に、他の脳の機能が不要な興奮を起こすことで、自律神経の調節がうまくいかなくなります。それによって、不快な更年期障害の症状を起こすことになります。治療の基本は、病院で詳しく診断をしてもらい、適切な処置をしてもらうことになります。

【自律神経の調和をはかるために第1チャクラを安定させる】

第1チャクラは、適度に体を動かすことで自然に整いやすいので、散歩や軽い運動が、体調を整えるのに効果的です。但し、症状が重い時は無理せず安静が第一です。静かな音楽を聴いたり、般若心経を聴いたりするのも良いでしょう。少し体力が回復したら、心を整える姿勢を試してみましょう。座禅のように座り、背筋をのばします。目は開けていても閉じていてもかまいません。時間は20分を限度にします。深呼吸を静かに行います。息は無理やり吐いたり、吸い込んだりしてはいけません。雑念は無い方が望ましいですが、無理に抑えなくても大丈夫です。心が落ち着くと、身体が左右に少しずつ揺れてきます。地球のエネルギーが入る現象です。身体の力を抜いても倒れることはないので、地球のエネルギーに体を任せます。5分ほどで、その現象は収まります。静かに深呼吸をして座禅を終わらせます。

最後に

第1チャクラは、チャクラ覚醒の第1段階になる大事なチャクラです。潜在意識にも深くかかわるチャクラとして、人間の生存本能に関わりがあります。それは、先史時代からの人間生活に起源があります。原始時代、人間は狩猟をして食料を確保していました。夜は猛獣に襲われないように安全な洞穴生活をしていました。

しかし、猛獣類は主に夜に活動します。安全とされる洞穴生活でも夜は、不安と恐怖の毎日であったのです。時代が進むにつれて、その不安と恐怖は潜在意識の中に深く沈んでいきました。ところが、現代は猛獣の恐怖はなくなりましたが、経済不安や生活不安のために、不安と恐怖の時代が再び私たちを襲うようになりました。その恐怖を克服するには第1チャクラを活性化することです。人生に活力と自信をとりもどしましょう。

ライター 槐 隆久
ライター 槐 隆久

以上、最後までご覧いただき、有難うございました。