第三チャクラの意味が知りたい方へ。
生き物には、呼吸で肉体内に空気を循環させるのと同じように、外界からのエネルギーを取り入れて循環させるためのチャクラというエネルギースポットが存在しています。
チャクラは人間の肉体と密接に結びついているので、一つ一つのチャクラの意味を知り、日常でそれらを意識することは、心身共に健やかに生きることを引き寄せます。
本記事では、Nanna Satchaが、自分らしさを自覚し、それを外へ表現する自信や勇気を司る第三チャクラ/ソーラープレクサスチャクラの意味と開く方法を解説致します。
チャクラとは
チャクラとは、サンスクリット語で円盤、車輪、轆轤（ろくろ）を意味します。人間の生命や肉体、精神の働きをコントロールし、非常に重要なエネルギー（中国では｢気」、古代インドでは「プラーナ」）の出入り口（エネルギースポット）として、体内と外界のエネルギー交換を行うことで、エネルギーつまりは気の流れを作るものです。
一般的には７つのチャクラが人間の肉体と密接に結びついています。起立している状態で下から上に行くにつれ個の意識から～世界へと広がるワンネスの意識を表します。
“ただ存在する”という意識（第一）から、
“自分自身”という存在を意識し（第二）、
意思を持ち（第三）、
自分以外の存在を知り（第四）、
自分以外の存在と交流し（第五）、
知識を付けて（第六）、
より大きなものへとつながっていく（第七）…
人間そして魂としての成長をそのまま表してもいます。
それでは、さっそく第三チャクラについて詳しく見ていきましょう。
第三チャクラの名前と色
第三チャクラは英語で“ソーラープレクサスチャクラ”やサンスクリット語で“マニプーラ・チャクラ”ともいわれます。
“ソーラープレクサス”とは太陽神経叢という意味であり、サンスクリット語の「スマニプーラ」とは「宝珠の都市」という意味です。ヒンドゥー・ヨーガのチャクラの図では、青い10枚の花弁をもち、火の元素を表す赤い三角形が描かれます。
その色は黄色で主に自信を象徴します。
第三チャクラの位置と身体との関連
第三チャクラは腹部、みぞおち～胃の辺りに渦を巻いています。身体の中心から前後に円錐状に渦を巻きながら外側に広がっているという考え方もあります。そして、以下のような身体や精神にチャクラの状態が影響します。
- 身体： 神経系、栄養、自律神経系
- 臓器： 胃、肝臓、胆のう、すい臓、脾臓、腎臓、太陽神経叢、消化器、副腎
- 心： 活力、思考力、意思力、自己現実、感情、直感
第三チャクラの意味
- 「好奇心」
- 「個性」
- 「楽観的」
- 「分析力」
などがキーワードとなります。
自分の人生は自分で作っていくものだと自覚し、行動を促す強いエネルギーを蓄えます。自分らしさは、ユニークさを産みます。それぞれの独特のユニークさは、個性となり、その個性は「夢」の実現を可能にする、とても希望にあふれたパワーがあるのです。バランスがとれていると、周囲の自分の関係性を分析し、適切なやり方で自分を表現することが出来ます。
チャクラが開いているとは？
チャクラが開いている状態というのは、それぞれのチャクラが適度な速度で時計回りに回転しているという状態を表します。「適度」というのは、「心地よい」と言い換えても良いでしょう。チャクラの回転が速すぎると、「開きすぎている」という状態になります。
回転が遅すぎたり、回転速度のばらつきによる不安定さや止まったり逆回転してしまったりといった状態はチャクラが「開いていない」状態です。
チャクラを開くとエネルギーが満ち、それぞれのチャクラの性質に応じた能力が発揮できるようになると言われます。逆に開きすぎたり、閉じていたりする時には、体調や精神のバランスを崩しやすく、外界からネガティブなマイナスのエネルギーを取り込みやすくなるといいます。
また、ちょうどよく開いている時には、その色の波動をきれいだと感じたり、色味を濃く強く感じたりしますが、開いていない状態だと、くすんでいたり、黒ずんでいたり、色が欠けていたり…など、と感じることがあります。それらの状態により、心身に様々な影響が現れます。
第三チャクラの状態は心身にどんな影響を与える？
それでは、具体的には第三チャクラの状態がどのような影響を与えるのでしょうか。
第三チャクラが開いている時
程よく開いている時には、
- 好奇心旺盛
- 友好的
- 純粋
- 冒険心
- 楽観的
- 創造性
- 問題解決能力
- 分析力
- 自己実現可能
- 解放感
などがみられます。
第三チャクラが開きすぎている時
これが開きすぎてしまうと過剰に発揮されて、
- 自信過剰
- 我を通す
- 支配的
- 協調性が無い
などと言った行動が現れることがあります。
第三チャクラが閉じている時
逆に閉じているときには、
- 自分本位
- 策略的
- 恐れ
- 皮肉
- 強欲
- 臆病
- 攻撃的
- 過剰分析
- 混乱
- 考えすぎ
- 孤立
- 意志薄弱
- 内臓機能低下
- 自信喪失
- 他人に左右される
- 顔色をうかがう
- 不満
- 不快
- 落胆
といった行動や症状が現れることもあります。
自分の意志がはっきりしていて、自信を持っており、他人との調和を図りながらありのままの自分を大切にできる人はこのチャクラが安定しています。その逆に、不安定な人は人の目や世間体ばかりを気にし、自信を失っていたり、逆にプライドが異常に高くなり虚勢を張っていたりします。
自分の第三チャクラを観察しましょう
まずは、どのような感覚がするか、その形をイメージして感じてみましょう。チャクラを感じてみましょう。
第三チャクラに意識を集中する
第三チャクラは腹部、みぞおち～胃の辺りに渦を巻いています。身体の中心から前後に円錐状に渦を巻きながら外側に広がっているという考え方もあります。チャクラの位置を確認して、ゆっくりと呼吸をしながらそこに意識を集中してみましょう。何となくでも構いません。何かそこに在るような気がする…という感覚でも大丈夫です。
スムースに渦を巻いているでしょうか？大きさはどうでしょう、大きすぎたり小さすぎたりという感じがしませんか？いびつな形の様な気がしたりしていませんか？色はどうでしょう？何か、しっくりいかない…という感覚を感じることもあるかもしれません。
何かしら違和感を感じたとき、自分自身に以下のようなことが思い当たりませんか？
- ありのままの自分を受け入れていますかる？（自我）
- 自分を大切にしていますか？（自尊心）
- 自分を信頼していますか？（自信）
第三チャクラを開く方法
チャクラを開くというのは、チャクラを自分の心地よい状態に調整し、心身の調整をはかることです。少しのイマジネーションがあれば、だれでもが行うことが可能です。
第三チャクラを開くためのコツ
まずは、その形をイメージして感じてみましょう。第三チャクラは腹部、みぞおち～胃の辺りに渦を巻いています。身体の中心から前後に円錐状に渦を巻きながら外側に広がっています。または、きれいな円盤が体の中心で渦巻いているというイメージでもいいでしょう。
中心から外側へ右回りに力強くかき混ぜてみましょう。クルクルと自分が納得できる速さの回転を加えていきましょう。きれいな黄色の渦が勢いよくキラキラしながら体の前後にしっかりと存在していると感じましょう。
イメージできるようなら、色を観察し、くすんでいるところは磨いたり、色を足したり、黒ずんでいるところは洗い流してみましょう。優しく形を整えるようにイメージしながら、力強く回転するチャクラに整えていきましょう。
要らない感情を捨て去って、自分を愛することが出来ていますか？恐れることなく、どうぞ自分の好きなように自分を外に表現してください。
最後に
チャクラを開くためには、チャクラを愛しいと思いながら丁寧に扱ってください。そうすることが、自分自身を愛するということにつながります。自分自身の存在を認めて行く作業です。楽しみながら、ポジティブで気持ちのいい愛のエネルギーをチャクラに注ぎ込みましょう。第三チャクラを整えて、ありのままの自分自身を解放して表現しましょう。
チャクラの状態は日々変化して、それが心身に影響を与えることがあります。日常の中で、時折自分のチャクラの状態を確認して、安定した状態を保ち、光に満ちた愛のエネルギーを引き寄せましょう。
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以上、Nanna Satchaがお伝えいたしました。最後までお読み頂き、有難うございます。
