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第3チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説

第三チャクラ:ソーラープレクサスチャクラの意味と開く方法「第3チャクラ」をお調べになっている方へ。

第3チャクラは「自己認識力」のチャクラと言われています。「自分のことは自分が一番知っている」と誰でも思うことですが、本当にそうでしょうか?心の優しい人に限って、他人の強引さに引きずられ、自分を犠牲にしてしまうことがよくあります。他人から良く思われたいと無理をしていると、ストレスが溜まります。それが原因で「うつ病」になる人もいます。自分をとりもどすにはどうしたら良いでしょうか。第3チャクラを開くと自信に満ちた行動がとれるようになります。

本記事では、第3チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説いたします。

第3チャクラは、自己認識力を高める

第3チャクラは、色は輝く黄色です。サンスクリット語では、マニプーラ(Manipura)です。その意味は、キラキラ輝く宝石と言う意味です。英語では、ソーラー・プレクサス・チャクラ(Solar Plexus Chakra)です。意味は「太陽神経叢」(たいようしんけいそう)です。

第3チャクラは、意思力や自己認識力をつかさどるエネルギー中枢です。主体性のある行動の基になります。第3チャクラが開かれると自己認識が明確になり、企画力や創造力に富み、バイタリティに溢れた行動力が持てます。このチャクラはみぞおち近くの神経の集まった「太陽神経叢」のあたりにあります。このチャクラの機能は、自己認識力を高め、主体的に生きるための自信や勇気など、精神的なエネルギーを蓄えておく場所です。このチャクラが目覚めると、自己認識力が高まると同時に、多次元への認識が広がり、霊感も高まります。霊的存在の憑依や、降霊術もできるようになります。

【第3チャクラは、自己認識力の中枢】

自己認識力とは、客観的に自分を見つめ、自己の意思や価値観を明確にすることを言います。第3チャクラが活性化した効果は次の通りです。

  1. 意思を強めることができる。
  2. 責任感が強まる。
  3. 自分の意思を明確にできる。
  4. 決断力が強まる。
  5. 明確な判断力がつく。
  6. 自信がつく。
  7. 強い信念を持てる。
  8. 自己認識力が高まる。

第3チャクラの場所とホルモン

第3チャクラは、みぞおち近くの神経の集まった「太陽神経叢」(たいようしんけいそう)のあたりにあります。「太陽神経叢」とは、内臓を整える自律神経などがこの部分に集中し、大きな球体になって放射している形が、太陽の光線のように見えることから名づけられました。第2の悩とも呼ばれ、心と体を整える重要な働きを持っています。

【主な分泌腺と働き】

関係する内分泌腺は、脾臓(ひぞう)、すい臓などがあります。このあたりの内臓器としては、胃や十二指腸があります。

⑴脾臓の働き

脾臓は、血小板の貯蔵庫です。身体の血小板のうち約3分の1を貯蔵しています。怪我をしたりすると血小板を放出して血管の破れなどを修復します。また、脾臓内にはリンパ球がたくさんあり、体内では最大のリンパ器官と言えます。そのため免疫機能と深い関係があります。

⑵すい臓の働き

すい臓は、胃の後ろにある長さ15センチぐらいの臓器です。外分泌機能として、膵液(すいえき)を、ランゲルス島と呼ばれる内分泌腺からはホルモンを分泌します。この膵液は、糖質を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するトリプシン、脂肪を分解するリパーゼなどの消化酵素を含んでいます。ホルモンとしては、血糖や消化液を調節するインスリン、グルカゴン、ガストリンなどを分泌します。血糖値が高い糖尿病などには、インスリン治療を行います。

第3チャクラの色は輝く黄色

シトリン第3チャクラの色は、黄色です。宝石で言えば、「シトリン」のような光沢のある黄色に輝いています。

「シトリン」は、古くから「商売繁盛」や「富」をもたらす幸運の宝石として親しまれてきました。この宝石を持っていると、「自己認識力」が高まり、勇気が湧いてくると言われています。いつも悲観的な感情を持ちやすい人には、間違った自己認識を捨てることができ、とても良い影響を与えます。仕事や勉強などでストレスが溜まりイライラしたりする場合にも、この宝石の効果があります。心の安定と確かな「自己認識力」取り戻し、仕事も勉強もはかどります。

第3チャクラを開く時にも良い影響を与えます。アクセサリーとして身に着けても部屋の中に置いても効果は変わりません。もし自信を持ちたいと思う方は、「シトリン」のアクセサリーを持つことをお勧めします。その他に第3チャクラを開くのに効果のある宝石としては、ルチルクォーツ、レモンクォーツ、タイガーアイなどがあります。

組織心理学で第3チャクラの状態をチェック

最近のビジネス界で、話題になっているのが「組織心理学」です。簡単に言うと、「組織のリーダーはどのような自己認識力を持つべきか」という研究です。大企業にありがちなトップダウン式の命令系統が強力な企業は、それぞれの部門の責任が明確にされているので、とにかく成果をあげなくてはなりません。そのため、自由な発想や活動を制限してしまいがちです。命令以外の行動を制限するために別の組織とのコミュニケーションも制限されて、セクショナリズムを生み出すこともあります。そのような徹底した管理体制の中で生きていくのは容易なことではありません。

【組織心理学で第3チャクラの状態をチェック】

米国の組織心理学者のターシャ・ユーリック博士(Tasha Eurich)は、「優れたリーダーはどんな「自己認識」を持っているか」という研究結果を発表しました。博士の研究グループは、5000人の対象者に3年をかけて、自分がどのくらい「自己認識」があるかという質問をしました。結果は、社会人の95%以上の人が、自分は「自己認識」ができていると思っていたそうです。しかし、その95%の人たちを再調査した結果、彼らのほとんどの人たちは、「自分のことは自分が一番知っている」と言う「自己認識」しか持っていないことがわかりました。

【自己認識をチェックするための質問】

自己認識の判定にはたくさんの質問項目がありますが、主なものは次の通りです。

  1. 自分の価値観を明確に説明できますか?
  2. 人生で獲得したいものが明確にできますか?
  3. やりがいは何ですか?
  4. 満足できる状況はどんなものですか?
  5. 失敗した時、自分の何が原因だったか分かりますか?
  6. 自分の行動の影響力がどれくらいか分かりますか?

【内面的自己認識と外面的自己認識】

ターシャ・ユーリック博士によると、「自己認識」は、内面的自己認識と外面的自己認識があると言っています。

  1. 内面的自己認識・・・価値観、情熱、願望、環境への適合性、他者に対する影響力などです。
  2. 外面的自己認識・・・他人から見た自分を理解している能力です。

【優れたリーダーに求められる資質】

組織と言うのは、不思議な構造です。能力のある人には仕事が集中し、能力の無い人には仕事が任されないという現象がしばしば起こります。その結果、真面目で責任感の強い人ほどオーバーワークになりかねません。組織のリーダーがしっかりと、真面目で責任感のある人に対し、正しく評価を与えるのならば、まだ納得がいくかもしれませんが、給料も同じ、ボーナスも同じとしたならば、「なぜ、私ばかりが貧乏くじを引くのだろうか?」と思うことになります。

  1. 優れたリーダーは自分と正反対の性格の人を集める。
  2. 部下の視点に立って考えることができる。
  3. 自分と違う意見を持っている人を積極的に登用する。
  4. 部下の資質をよく理解し、可能な目標を持たせる。
  5. 常に未来志向で考える。
  6. 問題に対して、「なぜ」よりも「何が」必要かを考える。

最近は、部下がリーダーを逆に評価する方式をとる企業も出てきました。組織のリーダーを評価するのは、その上のリーダーではなく、部下たちが評価をするのであれば、不公平感がなくなるのかもしれません。自己認識力を高めるためには、第3チャクラを活性化させる必要があります。組織のリーダーでなくても、他の人々との関係において、客観的に自己の存在について正しく理解することは大切なことです。

第3チャクラの働きを強化すると超人になる

ジェフリー・プレストン・ベソス(1964~)は、アマゾンの共同創業者兼CEO兼社長兼会長です。彼の経営のやり方や性格については、賛否両論ありますが、世界最大の資産家であり、フォーブスの長者番付によると2018年の時点で1120億ドルの資産を持っています。

彼は仕事が好きで趣味や遊びには興味がないことで有名です。彼のエピソードに、彼の部下が、「休暇を取って遊びに行きたい」と言ったところ、「あなたは、アマゾンには適していない。すぐに辞めなさい」と言ったそうですが、とにかく仕事が好きな人のようです。彼の思考法は、独特です。「後悔は極力小さいものにしろ」と言うのが彼のモットーです。ハッキリ言えば、「後悔なんてするな」と言うことです。確かに、「後悔は先に立たず」という諺もあります。失敗は誰でもすることです。無駄な後悔をするよりも、何を次にしたら良いかを考えることで、前進することです。第3チャクラを開いて、前進しましょう。

第3チャクラのパワーのバランス

第3チャクラのパワーが、バランスが乱れていると、精神的に混乱を起こし、正常な判断ができなくなります。躁うつ病、神経症、人格障害、統合失調症などの原因となったりします。

【第3チャクラが乱れた場合】

⑴躁うつ病について

うつ病は、気分がいつも憂鬱でくよくよすることが多くなります。夜中に何度も目が覚めたり、眠れないなどの症状があります。疲れやすく体もだるく、頭も重く体調がすぐれません。最近では、感情障害と呼ばれ、感情障害の中のもう一つの症状が躁病であり、うつ状態と躁状態の両方を繰り返すのが、躁うつ病です。

⑵神経症について

人前で緊張して手が震え、名前や字が書けないなどの症状があります。外出時にガスの元栓を締めたか戸締りはしたかと何度も確認しないと気が済みません。なんとなく不安で落ち着きません。悩み事や心配事が頭から離れず、なかなか眠れないことが続きます。

⑶人格障害

人格障害は、神経症の一歩手前の症状です。人格障害は、感情を抑えることができないとか、安心できる人がそばにいないと急に不安になるなど感情のコントロールができない状態を言います。

⑷統合失調症

一般的には幻覚や妄想を訴える状態を言います。軽い場合は、社会生活をしながら治療ができます。

心の病は、放っておくと重くなります。早めの処置が必要ですが、病気にならないために普段から予防を心がけることが望ましいのです。人生を快適に主体的に生きるには、第3チャクラがバランスよく活性化していることが必要です。主体的という意味は、傲慢でもなく、支配的でもなく、他の人々と調和を持ちつつ、心の健康を保ち自分の夢を実現していくことです。

第3チャクラが開いたメリル・ストリーブ

メリル・ストリーブは、ハリウッドの大女優です。「鉄の女」として異名があるイギリスの首相、マーガレット・サッチャー(1925~2013)を演じた女優として、有名です。彼女は、自分の思っている信念は絶対に曲げません。とても強い性格の持ち主です。「鉄の女」を演じた女優としては、他に類を見ません。マーガレット・サッチャーの死去に対しても、政治的なサッチャリズムには賛成はしていませんでしたが、「私にとって、彼女の信念の強さと気概は畏敬の念をいだかずにはいられなかった」と述べています。

【大統領も恐れない勇気】

メリル・ストリーブが、2017年1月にゴールデングローブ賞の授賞式が行われた時に、彼女の挨拶は、歯に衣を着せない発言をしました。ドナルド・トランプ大統領の名前は出しませんでしたが、「障害を持つ記者のモノマネで爆笑をとるとは、国家の頂点に立つ人間のやることではない。無礼は無礼を招き、暴力は暴力を招く、権力者がその地位を使って他者をいじめたら、私たちは全員負け組です。壊れた心を取り戻して、それを芸術に変えよう」と述べました。彼女の第3チャクラは、完全に開き、何者をも恐れもない勇気を持って生きている姿に感銘を覚えた人も多かったでしょう。

第3チャクラを開き方

第3チャクラのエネルギーが不足すると、自信がなくなり、不安を持ってしまい、「自己認識力」が弱くなります。第3チャクラを開き、自信を取り戻し、快適な人生を創造していきましょう。

【第3チャクラの開き方】

第3チャクラを開く場合も、まず第0チャクラから始めて順番に第1、第2のチャクラにエネルギーが流れ込むのを感じます。次にそのエネルギーが、第3チャクラに流れ込むのをイメージします。すると、第3チャクラは、美しい黄色に輝き始めます。

  1. 静かな部屋に座り呼吸を整えます。呼吸はゆっくり吐き、静かに吸います。カーテンは閉めて、少し暗い方が良いでしょう。
  2. 背筋を伸ばし、眼は開けていても良いですが、集中力を欠く場合は半分閉じた形にします。
  3. 何も考えないようにするのが良いですが、雑念が生じてもあまり気にしないようにします。雑念が強すぎて集中できない時は、静かな音楽を聴きながら瞑想するのが良いでしょう。
  4. 身体が左右に揺れてきたら、身体の力を抜きましょう。エネルギーが第3チャクラに流れ込み、黄色く輝く光を感じて下さい。
  5. 身体の振動がおさまり、心が静かになります。深呼吸をして、座禅を終わらせます。心の中のモヤモヤは消え、さわやかな気分を味わってください。

宇宙の中での自己の存在を感じて下さい。「自己認識」とは、自分が貴重な存在として気づくことです。釈迦は生まれた時に、「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんがゆいがどくそん)と言ったそうです。その意味は、この広い世界で、私たちのそれぞれに尊い命と使命があり、自分自身とは最も大切なものだ」という意味です。

最後に

第3チャクラは、「自己認識」に必要なチャクラです。「私は誰?」という個人的なアイデンティティの土台になるチャクラです。社会の中で、地球の中で、宇宙の中で、自分自身の存在は他にはないということに気づくチャクラです。有名なイギリスの物理学者のホーキング博士は、「星を見上げて自分の足を見ない事、次に仕事を諦めない事、仕事は意義と目的だ。それがなくては、人生は空虚だ。愛があれば、投げ出さないことだ」と言っています。病のために体は動かせませんでしたが、彼には強烈な「自己認識力」があり、「私たちはどこから来たのか」という宇宙に関する疑問にも答えてくれました。私たちはかけがいのない宇宙的存在なのです。

ライター 槐 隆久
ライター 槐 隆久

以上、最後までご覧いただき、有難うございました。