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第8チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説

満月 夜の海 ムーンパワー「第8チャクラ」をお調べになっている方へ。

第8チャクラは、「月のチャクラ」と言われ、「潜在意識」に繋がるチャクラです。「潜在意識」について、ふだんはあまり気になりませんが、時々高所恐怖症だとか、閉所恐怖症がある人がいます。その原因の多くは、小さい頃に受けたショックが、「トラウマ」(恐怖感)となって残っているのです。理性では分かっていても「トラウマ」を消すことができません。このような「トラウマ」を消すにはどうしたら良いでしょう。そのような時は、第8チャクラを開いて、「トラウマ」を解消しましょう。

本記事では、第8チャクラの意味を徹底解説いたします。

第8チャクラは、月のパワーで潜在意識を開くチャクラです

満月 夜の海 ムーンパワー第8チャクラは、色は輝く銀色、サンスクリット語で、チャンドラ・チャクラ(Chandra Chakra)です。意味は「月のチャクラ」です。英語ではルナー・チャクラ(Lunar Chakra)とも呼ばれています。場所は、頭頂から約30センチ上に位置します。第8チャクラの機能は、月と繋がり、月の力を吸収することができます。

【第8チャクラの効果】

⑴潜在意識と月の関係

古代から月は信仰の対象であり、神様でもあります。月のパワーを信じる心は、私たちの潜在意識の中で息づいています。月の光には太陽と違った優しい癒しの効果があります。私たちは月を崇めることによって、潜在意識の中にある月の不思議なパワーを引き出すことができます。月のパワーで傷ついた心を癒し、無限の愛の力をもらうことができるのです。

⑵臨死体験

月のパワーと臨死体験と言うと、何の因果関係もなさそうですが、人間の臨終には、潮の満ち引きが関係していると言われています。昔から人間は、満ち潮で生まれ、引き潮で死ぬと言われています。臨死体験は、幻覚とも言われていますが、月のパワーは脳内の幻覚物質の生成にも影響を与えると言われています。

臨死体験とは何か?分かりやすく解説いたします
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⑶月のエネルギー

月には引力があり、地球上には潮の満ち引きが起きます。月の満ち欠けで季節がわかります。古くから漁業や農業の役に立ってきました。

⑷性ホルモンへの影響

男性においては、加齢にともなってテストスレロンが減少するとメタボの原因や男性の更年期障害となるようです。女性においても、エストロゲンの減少にともない更年期障害がおこります。こうした症状を改善するには、軽い運動が必要ですが、同時に「月」のエネルギーを取り入れて、第8チャクラを開くのが良いでしょう。特に満月の夜は、性ホルモンの分泌が増えると言われています。

⑸異常現象

満月の晩には、精神状態が不安定になり、犯罪が多発します。大事故や大事件が起きるとも言われています。また満月の夜は、狼男に変身するなど多くの逸話があります。それだけ月のパワーの影響が大きいということなのです。

第8チャクラの場所とホルモン

第8チャクラのある場所は、頭頂から約30センチ上に位置します。

第8チャクラに関係する脳の器官は、扁桃体(へんとうたい)と呼ばれる所です。脳の二つの側頭葉の内側に存在します。アーモンド形の神経細胞の集まりです。人間の感情の中の怒り、恐れ、喜び、悲しみを処理し記憶に留める働きを持っています。脳内ホルモンのドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンなどの放出をコントロールする信号を出しています。

【扁桃体が過敏反応すると精神に異常が起きます】

強い不安や恐怖が長く続くと扁桃体が過剰に働き、ストレスホルモンが長く分泌され続けることで、「うつ病」になりやすくなります。また、不安や恐怖の記憶が脳内に固定されてしまうと、生涯に渡って不安や恐怖が保たれることになります。また恐怖感を反復して思い出すフラッシュバックなどの症状により、扁桃体が過剰に働き、恐怖感から逃れられなくなります。

【恐怖の意味づけをした記憶を変換する】

恐怖の出来事や嫌な思い出は消してしまいたいと思っていても、記憶が残る限り逃れることができません。しかし、私たちは過去の記憶が脳の中で正確に残っていると信じていますが、実は「思い込み」が、記憶の実態です。記憶自体は非常に曖昧なものです。記憶と恐怖感が結び付いて、トラウマが生まれます。記憶を解釈しているのは、自分自身の心です。記憶の解釈を変えることによって、記憶を書き換えることができます。

【第8チャクラを開くと恐怖心を和らげる効果があります】

第8チャクラを開くために瞑想に入る時は、「月」をイメージします。「月」のイメージは、私たちの潜在意識の中にある「月の女神」を呼び起こします。月の女神は、「癒し」と「優しさ」と「愛の力」によって、恐怖感や不安感をなだめる効果があります。トラウマは、心の中で暴れている怪獣のようなものです。手のつけられない暴れ者の怪獣も、月の女神が優しくなだめると大人しくなり、最後は消えてなくなります。そうしたイメージを心の中で何回も繰り返すことで、トラウマは解消していきます。

第8チャクラの色は輝く銀色

ムーンストーン第8チャクラの色は、輝く銀色です。宝石で言うと「ムーンストーン」のような淡い銀色の輝きです。「ムーンストーン」は、その名の通り、「月の石」と呼ばれ、可愛らしさと優しい光沢は、女性には大人気です。月の満ち欠けに応じて、ムーンストーンからは神秘的な光が出て、人々の心を癒す力があります。

【恋人を結び付けるムーンストーン】

古代インドでは、「聖なる石」として重用されました。愛の石として、その力は伝統的な結婚祝いにも使われました。歴史的にも、インドの月の神、チャンドラ―の像の額には、ムーンストーンがはめ込まれています。また中世ヨーロッパでも「幸福の石」とされ、恋人への最高の贈り物に使われました。この石を持つと恋が芽生えることから、友情が愛情に変わる石とも信じられています。離れた恋人にも効果があり、遠距離恋愛の守護石とも用いられています。ヒーリング効果として、肺や気管支などの呼吸器全般を健康にする効果があります。胸の中央にくるようにペンダントなどとして首から下げると効果的です。

【女性のためのムーンストーン】

ムーンストーンは、愛の心を開く力があり、よりロマンチックな愛への道を開きます。満月の夜には特に神秘な力が発揮され、子宝に恵まれるという民話が残っています。また、妊娠中の女性と赤ちゃんの保護のための石としても人気があります。

【ムーンストーンは第8チャクラを開く】

ムーンストーンを持っていると、愛と平和の感情を高める働きがあります。神への感受性を高め、直観力が鋭くなります。希望に対するインスピレーションが湧き、願望を達成する力が出てきます。

第8チャクラの開き方

第8チャクラは、潜在意識をコントロールするチャクラです。「月」をイメージすることで、月のパワーを取り込むことができます。座禅のように座り、瞑想します。もし座禅が苦しい場合は、椅子に座って静かに瞑想する方法でも良いです。

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【第8チャクラの開き方】

第8チャクラを開く場合も、まず第0チャクラのチャクラから順番にエネルギーを第1から第8チャクラに流し込んでいきます。そして、第8チャクラに、ゆっくりとエネルギーが流れるのを感じて下さい。

  • ⑴第8チャクラの「月」のパワーを信じてください。
  • ⑵月の女神が現れて、優しく微笑んでいる様子を感じて下さい。
  • ⑶無限の月の女神の愛を実感出来たら、静かに瞑想を終了します。

月の女神のパワーで癒されることはとても大切です。心に充足感と満足感が生まれ、どのような恐怖や不安も解消されます。

第8チャクラを開いたヒンドゥー教の月の神様「チャンドラ」

チャンドラは、ヒンドゥー教の月の神様です。月の神様は、毎日「ソーマ」という特殊な飲み物を飲んでいました。伝えられるところによると「ソーマ」はある植物を神格化したもので、樹液は神々の飲料となり、神々の元気の素と言われています。バラモンの僧たちが儀式の際に神との交信のために「ソーマ」を飲んだと伝えられています。人間が飲めば、第8チャクラを開き、神々との交信を可能にします。また、寿命が延び、幻覚作用があると言われています。

【元気が余ったチャンドラの神様は不倫が上手】

ヒンドゥー教では、月の満ち欠けの原因は、チャンドラの神様が月と言う容器に入った飲み物のソーマを飲んでいるせいだと考えました。ソーマを飲むと月が欠けていくのです。チャンドラは、ソーマを毎日飲んでいるので、精力絶倫でした。ある時、仙人のブリハスパティの奥さんのターラーを誘惑してしまいました。それを知ったブリハスパティは、大変怒りました。奥さんのターラーは家を出てしまいました。ところが、奥さんは妊娠していました。彼女は、秘かに子どもを生みました。その子どもは、とても優れた知性と美貌を持っていました。噂は広がり、ブリスパティとソーマにもその話が伝わりました。

【ソーマとブリハスパティの争い】

その子どもをめぐって、ソーマとブリハスパティの間に争いが始まりました。二人の戦争が始まれば、世界は大混乱になってしまいます。そこで、ヒンドゥー教の最高神であるブラフマーが仲裁に入りました。そして、ターラーをブリスパティの元へ返しました。生まれた子どもはインドの王朝を開きました。

【荒れ狂うチャンドラ】

ターラーがブリスパティの元へ返されてしまったので、チャンドラは悲しくてたまりませんでした。彼は、心の不満を解消するために、ダクシャ王の美しい娘を次々に妃に迎えました。その数は27人にもなりました。その中でも特に気に入られたのが、ロヒニと言う女性でした。他の26人の女性から恨まれて、父のダクシャ王から呪いをかけられました。全ての娘を平等に愛さないのなら、15日以内に彼女たちは美しさを失い、全て腐って死んでしまうというものでした。チャンドラは、この呪いを解くことができず悩みました。そして最高神のブラフマーに相談しました。ブラフマーはチャンドラに改心してシヴァ神に仕えるように言いました。チャンドラは改心し、呪いを解いてもらいました。

【第8チャクラを開いて精力絶倫になっても誠実に】

いくら精力絶倫でも、27人のお妃さまは多すぎます。また平等に愛さなければ、恨まれても仕方がありません。現代の元気の良い男性は、27人もの女性と不倫はしないでしょうが、不倫がバレたら恨まれます。ホドホドにしておいた方が良さそうです。

第8チャクラを開いた古代インドの王様チャンドラグプタ

チャンドラグプタ像

チャンドラグプタ像

古代インドの王様、チャンドラグプタ(在位紀元前317~298年頃)は、グプタ王朝の初代王です。漢訳された仏典の中では、彼の名前は旃陀羅掘多,月護王などと記されています。サンスクリット語で、チャンドラは「月」の意味です。彼の生まれは、カースト制度の中では一番身分の低いスードラの出身でした。しかし、彼には月の神からエネルギーが与えられたのです。彼の体は大きく、力は強く、気性は荒々しく、誰にも負けませんでした。たちまちスードラの中では、力を持った集団のボスになっていきました。彼の才能を見出したのは、インドのマキャベリと呼ばれるほどの冷徹な思想家、カウティリアという人物です。彼はバラモンの出身ですが、チャンドラグプタに出会い、チャンドラグプタのカリスマ的な力を認め、彼の補佐となり、ナンダ朝を滅ぼし、グプタ王朝の大帝国の建設の思想的な根幹となりました。

【月のエネルギーを受けたチャンドラグプタ】

チャンドラグプタが生まれたころのインドのマガダ国では、ナンダ朝の支配下でしたが、国内は安定せず乱れていました。彼の名前のチャンドラは、「月」の意味です。インドの古代の文献には、「月は万物を支配する」と書かれています。その名の通り、チャンドラグプタは時運に乗って、勢力を大きくしていきました。ついに紀元前4世紀になり、北西インド地方でナンダ朝に反旗を翻しました。そして、首都パータリプトラを占領しナンダ朝を滅ぼし、新たにグプタ朝を建てました。彼はギリシャのアレクサンドロス大王の勢力も排除し、ガンジス川流域とインダス川流域、更に中央インドの一部にまたがるインド史上空前の巨大帝国を形成しました。チャンドラグプタは、第8チャクラを開き、「月」のエネルギーを受けて、万物を支配する力を授かり、巨大帝国を建てることができたのです。

第8チャクラを開いたマイケル・ジャクソン

マイケル・ジャクソン(1958~2009)は、アメリカ合衆国のエンターテイナーです。「史上最も世界で売れたアーティスト」とも言われています。彼のスタートは、兄弟とともにジャクソン・ファイブを結成し、たちまち全米でヒットし、後に独立して、次々にヒットを飛ばしました。彼の才能の開花には第8チャクラである「月のチャクラ」が大いに役立ちました。

【ムーンウォークで世界に飛躍】

「ムーンウォーク」は、足を交互に滑らせて前に歩いているように見せるストリートダンスです。この名前の由来は、月の表面では重力は地球の6分の1という低重力のために、人間が前に進もうとして歩くと後ろに流されてしまうという現象から名づけられました。マイケル・ジャクソンが、この「ムーンウォーク」をテレビで見せたのは、1983年のことでした。すでに全米で大ヒットしていた「ビリー・ジーン」をテレビでも発表し、その時に「ムーンウォーク」を披露しました。曲が終わって、観客のスタンディング・オペレーションの大喝采を受けましたが、マイケルは内心心残りがありました。ムーンウォークの後に続いてスピンした後につま先で静止するはずでしたが、失敗してしまったからです。完璧を求めていたマイケルでしたが、ある少年の言葉で救われました。少年はマイケルに話しかけました。「ねえ、一体だれがあんなダンスを教えてくれたの?」という感動の言葉を聞いたのでした。マイケルは、心から良い仕事をしたのだという確信が湧いてきました。

【NASAは真剣にマイケル・ジャクソンを月に送ろうとした】

超能力者のユリ・ゲラーによると、NASAはマイケル・ジャクソンを月に送ろうと真剣に検討したそうです。「ムーンウォーク」はNASAにとって、効果的な宣伝になるからです。ユリ・ゲラーは、ある日マイケル・ジャクソンから、「月に行きたい」と相談を受けたそうです。ユリ・ゲラーはNASAの有力者に相談しました。その結果、NASAはマイケル・ジャクソンを月に送りたいと考えたようです。残念ながら、2009年6月25日に急性薬物中毒により亡くなってしまいました。もう少し、彼が長く生きていれば、私たちは月の表面でダンスを踊るマイケル・ジャクソンを見ることができたかもしれません。おそらくマイケル・ジャクソンの霊は、月のどこかでダンスを踊り、ムーンウォークをしているのではないでしょうか。

第8チャクラが開いたベートーヴェン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

ベートーヴェンの作曲した曲の中でも「月光」はとても親しまれています。正式の作品名は、ピアノソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「幻想曲風ソナタ」です。

【月光の曲ができたエピソード】

ベートーヴェンが夜の街を歩いていました。その晩の月はとても明るく、神秘の光を彼に注いでいました。ベートーヴェンは、月の光の力を感じ、新しい曲のインスピレーションが湧いてきました。するとある家の部屋から、ピアノの音が聞こえました。とても静かな曲で、ベートーヴェンは思わず、その家に入って行きました。そこには、盲目の少女がピアノを弾いていました。ベートーヴェンは、とても感動し、「私にもピアノを弾かせてもらえるかな」と少女に話しかけました。そして、即興で弾いた曲が、「月光ソナタ」でした。この話はヨーロッパで作られた創作とも言われていますが、「月光ソナタ」の名前の由来として有名です。直接の命名としては、ルードヴィヒ・レルシュターブという詩人が、第1楽章を聞いたときに、「ルツェルンの湖の月光が揺れる湖面に浮かぶ小舟のようだ」と言ったところから、「月光ソナタ」と呼ばれるようになりました。この曲を実際に聴いてみるとわかりますが、月光のパワーを感じることができますので、第8チャクラを開きたい方にお勧めです。

最後に

第8チャクラは、潜在意識のチャクラです。アメリカで活躍したアイルランド出身のジョセフ・マーフィ博士(1898~1981)は、潜在意識にある無限の力を引き出して幸せになるための本をたくさん書いていますが、ひとつの秘訣を私たちに教えてくれました。それは、「なりたい自分を強く信じること」です。

それでも、逆の結果が続いて、信じることに自信が持てない時は、「神に祈る」ことです。神に祈ることも思うようにできない時は、全てを「神に任せる」ことです。

第8チャクラを開けば、「月」の女神の愛で優しく包まれます。「強く信じること」、「神を信じること」、「神に任せること」を毎日続ければ、「月」の女神が必ず助けてくれます。

ライター 槐 隆久
ライター 槐 隆久

以上、最後までご覧いただき、有難うございました。