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第6チャクラの意味・場所・色・開く方法を徹底解説

第六チャクラ/ブラウチャクラ/第三の目の意味と開く方法「第6チャクラ」をお調べになっている方へ。

第6チャクラは、「第3の目」とも言われ、難しい状況の中でも将来を見通す力があります。厳しい現実の中で、生きていく自信が湧いてこないとか、失敗や挫折が怖くて行動に移せないなどの原因で、挫折感や無力感でいっぱいな毎日をすごしていませんか。それだけでなく、原因の分からない不安感から夢が持てず、人生を諦めてしまうのは、将来の可能性を閉じてしまうことになります。第6チャクラを開いて、第3の目を活性化させ、不安を解消し、将来の夢を持てるようにしましょう。

本記事では、「第6チャクラ」の意味を徹底解説いたします。

第6チャクラは、第3の目と呼ばれる神秘の目です

第6チャクラは、色は藍色です。サンスクリット語でアージュニャー(Ajna)、英語ではサードアイチャクラ(Third Eye Chakra)と言います。場所は顔の眉間のあたりの部分です。ヒンドゥー教の神々の額を見ると、第3の目が描かれています。この第3の目は、直感や予知などの超能力をつかさどり、心の束縛を開放して自由な考え方と創造力を高めます。第6チャクラに目覚めると、高い意識に近づき、悟りに近い境地が得られます。内分泌腺でいうと、松果体や視床下部に関係しています。

【第3の目の由来】

ヒンドゥー教の最高神のシヴァ神は、額に第3の目を持っています。シヴァ神の別名の中に「トリローチャナ」という名前があります。意味は、「第3の目を持つ者」です。第3の目は全ての欲望を焼き尽くすと言われています。

第3の目は、仏教にも取り入れられ、「不空羂索観音」(ふくうけんさくかんのん)には、第3の目があります。シヴァ神を元にした観音像と言われています。この観音様には、多くのご利益があると言われています。例えば、健康を保ち、賊を追い払い、水難や火難が無く、戦死もせず、豊かな暮らしができるなどの現生利益の他に、臨終の時に苦しみが無く観音様が迎えに来てくれるという有り難いご利益があります。

【第6チャクラの効果】

  • ⑴幻視、透視、夢に現れる。
  • ⑵直感が鋭くなる。
  • ⑶知覚が鋭くなる。
  • ⑷千里眼の能力がつく。
  • ⑸神秘な世界へのアクセスができる。
  • ⑹宇宙の知恵との繋がりが出て来る。
  • ⑺インスピレーションが湧いてくる。
第6チャクラが開くと、第3の目が活躍を始め、直感的な感性と内的な超感覚を持つことができます。

第6チャクラの場所とホルモン

第6チャクラの場所は、眉毛の間、鼻の少し上になります。インドの女性の額に赤い印や綺麗な花柄のような印を見たことがあると思います。この印のことをビンディーと言います。このビンディーは額から気が出る第3の目であり、元々はシヴァ神の第3の目だと言われています。

【主な分泌腺・松果体の働き】

第6チャクラは、睡眠時間と起床時間を含むバイオリズムを調整する機能を行う松果体に関係しています。松果体は脳の中にある分泌腺です。松果体は、脳内の小さなエンドウ豆の形をした器官で、睡眠サイクルを調節する機能があります。その調節機能はメラトニンというホルモンによって行われます。また、松果体が石灰化すると認知症になるとも言われています。認知症の予防にも松果体を活性化させることが大切です。

【松果体は潜在意識の情報を得ることができる】

第3の目と言われる松果体は、活性化することで「高次元の意識とアクセスできる器官だと考えられています。つまり、潜在意識からの情報を得ることができる器官なのです。

第6チャクラの色は輝く藍色

第6チャクラの色は、輝く藍色です。宝石で言うと「タンザナイト」のような深い藍色の輝きです。キリマンジャロにかかる夕暮れの夜空の色とも言われ、とても神秘的な輝きと言えます。1967年、東アフリカのタンザニアで発見され、アメリカの宝石商のティファニーが世界に宝石として知らしめました。タンザナイトを持つと、視野が広くなり、物事の本質が良く見えて、複雑な問題を解決し、人生を良い方向へと導くと言われています。価格の高い宝石ですが、第6チャクラを開くには、お手頃な価格のタンザナイトを持つと効果的でしょう。

第6チャクラの開き方

第6チャクラ(第3の目)は、洞察力や将来のビジョンを見るのに重要なチャクラです。座禅のように座り、瞑想します。もし座禅が苦しい場合は、椅子に座って静かに瞑想する方法でも良いです。

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【第6チャクラの開き方】

第6チャクラを開く場合も、まず第0チャクラのチャクラから順番にエネルギーを第1から第5のチャクラに流し込んでいきます。そして、第5から第6チャクラに、ゆっくりとエネルギーが流れるのを感じて下さい。

  • ⑴第6チャクラ(第3の目)の直感や宇宙の創造主の力を信じてください。
  • ⑵将来の夢を心に描いてください。活き活きと実現している様子を感じて下さい。
  • ⑶夢がかなったように実感出来たら、静かに瞑想を終了します。

夢を現実のように感じることは、とても大切です。心に充足感と満足感が生まれるからです。決して夢を否定してはいけません。それは第3の目を曇らすことになります。第3の目は千里眼の力を持っています。将来の出来事を見ることができます。また透視能力もつきます。この能力がつけば、人生の迷いはなくなります。

第6チャクラが開いたフィリップ・K・ディック

フィリップ・K・ディック

フィリップ・K・ディック

SF作家として名高いフィリップ・K・ディック(1928~1982)は、死後に映画化された「ブレードランナー」「トータル・リコール」「スキャナー・ダークリー」「マイノリティ・リポート」などの作品の原作者です。

【鎮静剤がきっかけで覚醒】

彼には神秘体験があります。1974年2月20日、ディックは「親知らず」を抜いた際に、歯科医から鎮静剤を打たれました。追加の鎮静剤を女性の配達員が届けてくれました。彼はそれを受け取ると、奇妙な感覚におそわれました。彼は鎮静剤のせいだと思っていましたが、その後何週間も続いたので、鎮静剤のせいだけではないと思いました。その時、「心の中に超越的な精神が入り込んで、突然正気になったかのような気持ちになった」と言いました。

【別人格の自分を発見】

彼は、幻覚の中でイエス・キリストや古代ローマの幻影を見ました。そして、彼の本当の姿は、紀元1世紀のキリスト教徒「トーマス」であるという認識を強く持ちました。彼は多元的な時制の宇宙の中で生きていると主張し、「アルベマス」「ヴァリス」「聖なる侵入」などの作品を生み出しました。鎮静剤をきっかけにして、彼の脳に異変が生じ、松果体に影響を与えたことで、第6チャクラが開かれました。

【第6チャクラを開くときは正しい方法で】

彼は第3の目を持ち、イエス・キリストと会うこともでき、また多元的な時制の中で、「トーマス」という人間であることも認識しました。鎮静剤や覚せい剤でチャクラを開く方法は、違法ですのでお勧めしません。正しい方法で第3の目が開くことをお勧めします。

第6チャクラを開く「心眼」は真実を見極める目

日本の武芸においても、「心眼」という言葉を使った流派があります。「柳生心眼流」(やぎゅうしんがんりゅう)という流派です。一説には、荒木又右エ門(1599~1637)を開祖としています。かたき討ちで有名な武士で、36人切りという逸話が残っています。実際は、「鍵屋の辻の決闘」と言われる有名な「かたき討ち」では、荒木又右エ門が切ったのは二人です。しかし、彼の剣の技は、敵を切るだけでなく、心の修行を積んだ結果、心眼を開き神仏の導きを受けて、剣の道を究めた剣と言われています。その評判も高く、当時の江戸の庶民の間では、旗本を相手に「かたき討ち」をしたという快挙に大いに演劇や本などで人気を博しました。

【仏教における心眼】

「心眼」という言葉は、仏教では、真実を見極める力のことを言います。鎌倉時代の源信(942~1017)という僧侶が書き表した「往生要集」の中に「心眼」という言葉が出てきます。彼は、念仏を唱え修行して、瞑想状態に入り、阿弥陀仏の姿を心に思い浮かべます。阿弥陀仏からは宇宙の隅々まで照らす光が放たれます。その時、「心眼」をもって自分を見た時に、自分もまたその光に照らされているのを見ることができるそうです。

松果体と世界の第3の目の類似点

「目」は、世界を見るという重要な役割があります。古代エジプトでは、「目」には神の力が宿ると言う信仰が生まれました。そして古代のエジプトの壁画には「目」は、神秘の力の象徴として描かれています。不思議なことに、その「目」の形は、松果体の解剖図と一致しているのです。それは「ホルスの目」と呼ばれました。

【ホルスの目】

古代エジプトでは、太陽と月は、ハヤブサの姿として描かれ、天の神のホルスと考えられ、その象徴として「両目」を「ホルスの目」と呼んでいました。やがて、左目を「ウジャトの目」と呼び、月の象徴とし、右目を「ラーの目」と呼び、太陽の象徴としました。この「ホルスの目」を元にしていると言われているのが、「プロビデンスの目」です。

【プロビデンス(神)の目】

中世からルネサンスにかけて、キリスト教の三位一体の象徴として使われたデザインで、三角形の図形の中で「目」が描かれています。その意味は、神の全能の目を意味しています。万物を見通す真実の目と言われています。アメリカ合衆国の1ドル紙幣にも使われています。またフリーメイソンの象徴とも言われています。そのため、アメリカ合衆国は、フリーメイソンの支配下にあるという説もあります。

【デカルトの見解】

フランスの哲学者、ルネ・デカルト(1596-1650)は、彼の著書「省察」の中で松果体について、「私の見解では、松果体は魂の主要な根源をなすものであり、全ての思考が形成される器官だ」と言っています。

マタイの福音書に出て来る「目」と「光」

「光」を感じるためには、「目」が必要です。しかし、もし目の不自由な人がいたら、「光」は見えないのでしょうか。いいえ、そうではありません。マタイの福音書6章21~23に、「目」と「光」という言葉が出てきます。イエスは、「心の目」を開いて真実を見なさいと言っています。そこに宝物があるからです。宝物とは、「神の教え」のことです。もし、「心の目」が悪いと体全体が暗く映ります。「神の恵み」が受けられないからです。「光」は神の恵みを表わし、「神の知恵」です。「光」を受けられない暗さとはどんな暗さになるでしょう。それは「闇の世界」です。「心の目」とは、「第3の目」です。第6チャクラを開き、神の恵みを受けられるようにしましょう。

【マタイの福音書6章22~23】

「あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです」「からだの明かりは目です。それで、もしあなたの目が澄んでいるのなら、あなたの全身が明るいが、あなたの目が悪ければ、あなたの全身が暗いでしょう。それなら、もしあなたの内なる光が暗ければ、その暗さはどんなでしょう」

【心の目で神を見つけよう】

身体の目が暗いと宝物を見つけることができません。それと同様に心の目が澄んでいないと真実が見えません。宝物とは「神の教え」のことです。さらにイエスは、「あなたは神に仕えるのか、それとも富につかえるのか」と問いかけてきます。「神です」と即座に答えられる人は少ないでしょう。この世は、「富」に支配されているからです。現実を見ると、生涯幸せに暮らせるのかどうか心配になります。「心の目」を澄ませて、神の光を感じましょう。

【イエスの声を聞き、光を感じましょう】

イエスは、断言します。「明日のことを思い煩うな。明日のことは明日自身が思い煩うであろう。一日の苦労は、その日一日だけで充分である」と言っています。心配事は、イエスが私たちの代わりに背負い、苦しみを取り去ってくれると言います。なんと優しいお言葉でしょう。イエスを信じれば、苦しみが楽になるのです。人生に明るい光がさしてきます。その日を充実させて生きることが明日を幸せにする生き方なのです。心の目を暗くせず、澄んだ目を持つには第6チャクラを開きましょう。

「第3の目」を書いたロブサン・ランパ

ロブサン・ランパ(1910~1981)は、「第3の目」の著者として知られています。この本が出版された当時、世界中でベストセラーになりました。

【出版社に持ち込まれた「第3の目」の原稿】

1955年にイギリスのロンドンの出版社にロブサン・ランパを名乗る男性が、中国の重慶大学の紹介状を添えて「第3の目」という本の原稿を持ち込んできました。彼はその時、「私はチベットの高僧で中国共産党軍に迫害されたが、逃げ延びてイギリスに亡命したものだ」と語りました。

【ロブサン・ランパの略歴】

彼の話によれば、1938年に中国空軍の軍医として日中戦争に従軍、1944年にビルマで捕虜となり、広島の収容所に移送されますが、原爆投下の時に脱走、朝鮮半島に脱出、シベリア鉄道でヨーロッパをめざすが、モスクワでソ連兵に逮捕されました。その後国外追放となり、各地を放浪して、1951年にイギリスに亡命したと語りました。

【ベストセラーになった「第3の目」】

彼の書いた「第3の目」には、当時神秘なチベットの風習や風俗が書かれていました。例えば、「人々は大きな凧に乗って空を飛ぶ」とか「私は額に手術を受け銀色の木片を挿入された。それにより第3の目が開かれた」などという珍しい記述がなされ、多くの人から話題を呼び世界中でベストセラーになりました。

【偽りの経歴が判明】

「第3の目」は発刊されてから、チベットを研究している専門家から疑問視されました。彼の経歴も疑われ調査された結果、イギリス人であることが判明しました。ランパは偽名で、本名はシリル・ヘンリー・ホプキンズでした。しかし、彼は「ラマ僧の霊が乗り移った」と主張して、続編の「ラサの賢者」や「ランパ物語」などを書き表しました。真実は秘密のベールに隠されたままです。

最後に

第6チャクラは、第3の目と言われる重要なチャクラです。人生の将来を描くことができ、夢を実現できるチャクラです。厳しい現実に負けそうになると不安に襲われます。不安を取り除くには、第6チャクラを開くことです。鋭い直感が具われば、苦難を乗り越えられます。千里眼が具われば、恐れもなくなります。毎日が充実し楽しくなります。第6チャクラを開いて、夢を実現しましょう。

以上、最後までご覧いただき、有難うございました。