心を浄化して幸せになりたい方へ。
スピリチュアルの世界では、心を浄化すれば幸せになれると言われています。浄化するというのは、悪いものを取り除いてきれいにするということですが、具体的に何をすれば心の浄化になるのでしょうか。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、心を浄化して幸せになるスピリチュアルな方法をご紹介いたします。
心を浄化するとは「マイナスをプラスに変える」ということ
何に幸せを感じるかは人それぞれですが、幸せだと思っている時の心の状態は、皆さんほぼ同じなのではないかと思います。
- 幸せなのに怒っている
- 幸せなのにイライラしている
- 幸せなのに苦しい…
そういう人はいないといっていいでしょう。幸せだと思っている時は、優しさや喜びなど、心がプラスの感情に包まれているから幸せなのです。
心を浄化するとは、怒りや嫉妬、マイナスのエネルギーを持った感情を内から追い出し、自分自身が愛に満ち溢れた感情になれるような心の状態に持っていくことです。
そのためには、具体的にどんなことをすればいいのかということを考えてみましょう。
心を浄化して幸せになるスピリチュアルな方法①
何度も「ありがとう」を声に出す
「言霊」という言葉もあるように、古くから言葉には霊的な力があると言われてきました。言葉にどのような力があるのか、それは実験してみてもわかります。
「ありがとう」の言霊実験
毎日「ありがとう」と言い続けて育てた鉢植えの花は、すくすくと育ちきれいで大きな花を咲かせます。一方、「大嫌い」と言い続けて育てたものは、途中で枯れてしまうのです。
この実験は植物だけではなく他の物を使っても同じような結果になります。言った後に優しい気持ちになれるのは、そして周りにも良い影響をもたらすのはどんな言葉なのかということは、もうおわかりいただけたと思いますが、愛に満ち溢れたプラスの言葉には、人を幸せにする力があるのです。
浄化には「ありがとう」という言葉が最高
そして、「浄化」という意味においては、「ありがとう」という言葉が最高なのです。このことについては、心学研究家の小林正観さんの書籍でも書かれていますが、何度も「ありがとう」と声に出して言うだけです。
何度も何度も言っているうちに、だんだん感謝の気持ちが湧いてきたという方もいますが、そうならなければいけないというものでもありません。
「ありがとう」と言ったあと、どのような気持ちになっているかということに、少し注目してください。決して、嫌な気分ではないはずです。心が軽くなったような気がしませんか?それが浄化作用です。
心を浄化して幸せになるスピリチュアルな方法②
ソルフェジオ周波数のヒーリング音楽を聴く
例えば、この周波数が用いられていることで有名な曲は「グレゴリオ聖歌」。中世ヨーロッパの教会音楽、バッハなどのバロック音楽に多く使われています。
ソルフェジオ周波数は396Hz、528Hzなど9つあり、人のDNAや細胞にまでも影響を与え、共鳴しあうことで心の状態を回復させてくれるという特殊な周波数です。
ヒーリング音楽のほとんどに、このソルフェジオ周波数が用いられているので、ゆったりとして心が洗われたような気分になるのだと思います。
ビートルズのジョン・レノンは「ソルフェジオ周波数」を意識して曲を作っていたという話もありますが、ヒーリング音楽以外でも、もしかしたらソルフェジオ周波数を用いた曲はあるかもしれません。
どんなジャンルの音楽であろうと癒しを感じるのであれば、それを聴いているだけで心は浄化されていきます。
心を浄化して幸せになるスピリチュアルな方法③
自然の中で過ごす時間を作る
太古の昔から、人は自然とともに生きてきました。現在社会においては、そのことを忘れてしまっている方が多いのではないかと思います。
また、最近行われているヒーリングのワークショップなどには、森林浴をしながら自然の恵みをいただく、パワースポットでヨガを体験するというコースが設けられていたりしますので参加してみるのもいいでしょう。心を浄化するだけでなく、自分を見つめなおす機会になるかもしれません。
近所の公園・神社でもOK
とにかく時間がないという方は、近所の公園や神社を散歩するだけでも構いません。とにかく自然の中で過ごす時間を持ってください。自然の香り、風を感じたり、小鳥のさえずりを聞いたり…五感を刺激することで、心の浄化を促してくれます。
心を浄化して幸せになるスピリチュアルな方法④
内観してマイナスのエネルギーを持った感情を手放す
仏教ではこれを「内観」と言いますが、誰にも邪魔されない場所でゆっくり自身と向き合ってみましょう。瞑想なども効果があります。
誰かを許せなかったり、憎んだりしていることはありませんか?その気持ちに気づかぬふりをして、いい人を演じていたりしませんか?
マイナスのエネルギーを持った感情は、少しずつ手放していきましょう。手放すというのは許すということです。ただ、許すのは他者ではなく自分自身を許すのです。
意味がわからないという方もいるかもしれませんが、この「許す」という行為は、現実を作り出しているのは自分の思考だということに基づいたもので、内観することを続けていくうちに、きっとわかってくるはずなので、定期的に内観することをお勧めします。
心を浄化して幸せになるスピリチュアルな方法⑤
セラピストやヒーラなどの専門家に相談する
ここまでは、自分自身でできる心の浄化法をご紹介しましたが、何をしても心がすっきりしないという方は、セラピストやヒーラー等に相談してみるのがいいかもしれません。
心の内にあるものを誰かに聞いてもらうというだけでも心の浄化になりますが、最近は心理学や脳科学の分野でも、心の浄化法はいろいろ考えられています。
ただ話を聞いてもらって終わるのではなく、どのようにして心にたまったものを手放すことができるかということも一緒に考えてもらえます。
心は脳と深い関係があります。ヒーリングなどを信じることができないという方でも、科学的な理論に基づいた脳科学の分野であれば納得できる方法があるかもしれません。
どのような方法であったとしても、心という見えないものを浄化するわけですから、最終的に行きつくところは同じだと私は思っていますが、自分に合った方法で心を浄化するということも、自身の幸せにつながるのではないでしょうか。
最後に
心を浄化する方法をいくつかご紹介しましたが、五感を使って心の状態をよくすることが浄化することだと私は思っています。それによって、幸せな気分で過ごすことができるということが、幸せな人生につながるのではないでしょうか。それぞれ自分に合った方法があると思いますので、気になったものがあれば試してみてくださいね。
心を浄化して幸せになるスピリチュアルな方法は
- 何度も「ありがとう」を声に出す
- ソルフェジオ周波数のヒーリング音楽を聴く
- 自然の中で過ごす時間を作る
- 内観してマイナスのエネルギーを持った感情を手放す
- セラピストやヒーラなどの専門家に相談する
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。