先祖の悪い因縁を断ち切るために何をすればいいのか知りたい方へ。
先祖の悪い因縁はどこかで断ち切らないと、自分の子孫にも受け継がれてしまいます。しかし、悪い因縁を断ち切るといっても具体的にどうすればいいのか、何が大切なのか、わからないという方も多いはず。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が先祖の悪い因縁を断ち切るために大切なことをご紹介いたします。
①何が先祖の悪い因縁なのかを認識する
自分が不運なのは、すべてが先祖からの悪い因果というわけではありません。もしかしたら、自分自身が原因であることも多々あるはずです。先祖の悪い因縁とは何なのかを考えてみましょう。
自分のルーツを調べる
そのためには、自分のルーツを調べることです。先祖にはどのような人がいたのか。本当は社会貢献をしていたのに人から恨まれたり、あるいは誰かを恨んだりしたことはないのか、など。
時間がかかるかもしれませんが自分自身で調べることで、それだけでも先祖たちは喜んでくれるはずです。
調べているうちに、先祖たちの中に同じような事例で不幸に見舞われたりした人が何人もいたら、それが悪い因縁かもしれません。
②先祖供養を怠らない
悪い因縁が認識できたら、先祖供養を行いましょう。お墓参りに行ったり、仏壇で手をあわせたり、大変な思いをなさったんですねとやさしい言葉をかけてあげることです。もしかしたら、自分たちの思いにようやく気付いてくれたと思ってくれるかもしれません。
愛情を向けてほしいのは、先祖の霊たちも生きている人間も同じなのです。光を当ててあげてください。
先人たちすべてのために祈る
また、余裕があれば自分の家系だけではなく、先祖たちが関わったかもしれない全ての家の先祖たちのために祈ってください。そして、もっと言えば日本や他の国を作り上げてきた先人たちのためにも。
自分がこの世に存在するのは、先祖をはじめこれまで生きてきた先人たちがいてくれたおかげです。その感謝の気持ちは、悪い因縁をかき消してくれます。
③除霊やエネルギーワークを受ける
先祖の中に強い恨みを持ったまま亡くなった方や、成仏できないままの方がいる場合、悪い因縁を自分で解消できないこともあります。
そんな時は、信頼できる霊能者に除霊してもらうか、エネルギーヒーリングを受けることで断ち切ることができます。
先祖には感謝の気持ちを忘れないこと
ただ、気を付けなければならないのは、先祖のせいで自分が不幸になったという気持ちを持たないことが大切です。
自分が今、この世で生きていられるのは先祖たちの存在があったからだということを忘れないでください。
除霊やエネルギーワークの目的は、先祖たちにも幸せになってもらうことであり、追い払うことではありません。先祖たちが持っているマイナスエネルギーだけを断ち切るのです。
④先祖の悪い因縁を断ち切るための徳積み
因果応報は、個人だけではなく家系の中でも起こります。先祖の悪い行い、つまり不徳が子孫にも影響しているということです。
先祖の中の誰がどんな行いをしたか特定できないとしても、私たちが先祖の代わりに徳を積むことで悪い因縁は解消されます。
徳を積むというのは、偉業を果たさなければならないのかと思っている方もいますが、そうではありません。どんな小さなことでも人のためになる行いは徳積みになります。
徳を積むためにはどのような生き方をすればいいのかを考える
ただ、一度良いことをしたからといって、先祖の悪い因縁がそれで解消されるということではありません。いつまでということはなく、徳を積み続けることです。
先祖の悪い因縁を消したいから徳を積むという考えや、自分の損得勘定で良いことをするというのも悪いことではありませんが、それは本当の意味で徳を積むということにはなりません。見返りを求めない善行が本当の徳積みであり、結果的に先祖からの悪い因縁も解消するということです。
不運なことばかり続くのは先祖の悪い因縁かもしれないと思う方は、徳を積んでそれを解消しようと思うのではなく、徳を積むためにはどのような生き方をすればいいのかという視点で考えてみてください。
⑤ネガティブな人は先祖の悪い因縁に影響されやすい
自分と同じような人を引き寄せる…類は友を呼ぶという言葉がありますが、それは生きている人間同士だけのことではありません。物や環境など全てにおいて、私たちは自分と同じような波動のものを引き寄せています。
どんな先祖と強く繋がっているかは自分の生き方にも関係する
先祖代々遡ればいろいろな方がいると思いますが、どのような波動を持った先祖と強く繋がっていのかは、自分の生き方にも関係してくると思います。
つまり、ポジティブに生きている人は良い因縁、ネガティブに生きている人は悪い因縁の影響を受けやすいということ。先祖の悪い因縁で不幸になっていると思っている方は、もしかしたら自分自身にも原因があるのかもしれません。
自分自身の内面やこれまでの生き方を見つめ直してみましょう。先祖の悪い因縁を引き寄せているネガティブな要素が見つかるかもしれません。
⑥ポジティブに生きることで先祖の悪い因縁を断ち切る
先祖の悪い因縁というのは、先祖の想念だけがあるというわけではありません。例えば、先祖のことを恨んでいた人の怨念など、ネガティブなエネルギーがたくさん渦巻いています。
そういう波動が自分の子孫に受け継がれないように断ち切るためには、自分自身がポジティブに生きることが大切です。欲や執着心を手放し、明るく前向きに生きている子孫の姿を見て、喜ばない先祖はいないはずです。
先祖との付き合い方は生きている家族と同じ
先祖たちは子孫の繁栄を望んでいます。そんな先祖たちとの付き合い方は、生きている家族と同じだと思ってください。自分の幸せだけではなく、家族にも幸せになってほしいと誰もが願っているはずです。
自分の家族が人の悪口ばかり言って暗い表情をしていたら、きっと嫌な気持ちになると思います。自分も一緒になって悪口を言っていたら、家庭全体にネガティブなエネルギーが充満し、それは決して幸せだとは言えないはずです。
愛と感謝の気持ちでポジティブに生きることは、先祖の悪い因縁だけではなくネガティブ波動とも無縁に過ごすことができるのです。
最後に
私たち人間も波動エネルギーでできています。テレビの電波と同じで、チャンネルが合えばそこと繋がります。
先祖の悪い因縁やネガティブな波動とは極力繋がらないようにするためには、自分自身を向上させ、ポジティブに生きるしかないのかもしれません。
先祖の悪い因縁を断ち切るために大切なことは
- 何が先祖の悪い因縁なのかを認識する
- 先祖供養を怠らない
- 除霊やエネルギーワークを受ける
- 先祖の悪い因縁を断ち切るための徳積み
- ネガティブな人は先祖の悪い因縁に影響されやすい
- ポジティブに生きることで先祖の悪い因縁を断ち切る
ということでした。以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。