仏教用語「因果応報」の意味を分かりやすく解説します

仏教用語の「因果応報」という言葉の意味を知りたい方へ。

「因果応報」「親の因果が子に報い」といった文言を、人生で一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。元々は仏教用語ですが、いつの間にか、私たちの周りで一般的に使われる身近な言葉となりました。 

本記事では、仏教用語の「因果応報」という言葉の意味をご紹介します。

①因果応報とは「起きる出来事には必ず原因となる何かがある」という意味

因果応報は、

  • 「良い行いをすると良い結果が返ってきて、悪い行いをすると悪い結果が返ってくる。」
  • 「成功を収めたからといっていい気になっていると、手痛いしっぺ返しが返ってくる。」

などという意味でとらえている方が多いかと思います。どちらかというと、主に悪い意味で使われる場合が多いかもしれませんね。

因果とは、原因とその結果のこと。仏教が生まれたインドには輪廻転生(生まれ変わり)と業(カルマ)の思想があります。業というのは、たとえて言うなら借金のようなもの。たとえば、今生で苦しい思いをしている人は、前世で積んだ悪い業(カルマ)の結果を受け取っていると考えるのです。

応報とは、因果によって受ける報いのこと。善行をおこなうと良い結果が返ってきて、悪行をなすと悪い結果が返ってきます。たとえば今生で家族を殺された人は、もしかしたら前世で人を殺していて、その報いを今生で受けたのかもしれない、といった考え方をするのです。

因果応報とは

つまり、因果応報とは、元々は仏教用語で、起きる出来事には必ず原因となる何かがある、といった意味合いの言葉です。

これが一般的に知られている「因果応報」という言葉ですが、もう少し別の解釈をすることもできます。

②因果応報は「悪い行いには悪い結果が返ってくる」という意味ではない

禅には、「不思善悪(ふしぜんあく)」という言葉があります。物事には本来、善も悪もなく、見る人にそれを分別する心があるからこそ、そう見えるだけなのだという意味です。

「でも、悪いことをすれば悪い結果が返ってくるんじゃないの?」と疑問を持つ人もいるかもしれません。

ここでお伝えしたいのは、善悪の観念というのは、時代や立場に左右されてしまうもので、絶対のものではないということです。 

たとえば禁酒法があった時代のアメリカでは、お酒を飲むことは悪でした。結婚前の男女交際なんて不潔で不道徳なもの、と考えられていた時代もあります。ほんの数十年前までは、男性がタバコを吸う姿は渋くてかっこいいと思われていましたが、今は、喫煙者に対するイメージは良くはありませんよね。牛肉や豚肉を食べることがタブーの文化圏もあります。

「因果応報」とは、あくまでも、原因があるからこそ結果があるという意味であって、人間が考える善悪の観念とは関わりがありません(もちろん、社会の秩序を保つという意味では、無意味なものではありませんが)

③悪い結果は「行動」ではなく「罪悪感」が引き寄せている

では人生において、望んでいない嫌な出来事がたびたび起きるのは、なぜでしょうか?

原因の一つに、罪悪感があげられます。人を殺したり、傷つけたり、他人の物を盗んだりする時、人は多かれ少なかれ、罪悪感を抱きます。顕在意識では意識していなくても、当人が知覚できない潜在意識の領域では、罪の意識を抱いているものなのです。

そして、潜在意識に刻まれた罪悪感や自責の念は、しばらくすると現実に反映されることになります。

「悪いことをしたから、罰せられてしまうかもしれない」という観念が現実を作り、結果として罰を与えられたと認識するような出来事が起きるということです。

④因果応報はガイドがあなたの魂の成長のために行っている

天使

人にはそれぞれ、ガイド(導き手)が付いているという話を、聞いたことはないでしょうか。

ガイドとは、キリスト教で「聖霊」、ヨーガで「サット・グル(内なる師)」などと呼ばれているものです。聖書では、この「聖霊」が付いていて洗礼を受けている人だけが、天国にたどりつけるといわれており、ヨーガでは、この「サット・グル」の声を聞けるようになることが、修行の目的のひとつでもあります。

ちなみに聖霊がついている人は、彼らから試練を与えられますので、普通の人よりも厳しい人生を歩まされることが多いです。今、孤独でつらい思いをしている人たちは、聖霊がついているのかもしれませんね。

ガイドとは「人生のナビゲーター」

人は、今生でどのような人生を送るのかを大まかに決めてから、この世に生まれてくるといいます。ガイドは、そのナビゲーションをしてくれる存在なのです。

当然、ガイドはあなたの人生でこれから何が起きるのかを、ほぼ全部知っています。

このガイドの仕事道具が、因果。人が、本来想定していた人生の軌道から外れそうになった時、あるいは必要ない観念が心の中にある場合、軌道修正をするために因果の法則を使うことがあります。

ガイドはあらゆるものを使ってメッセージを送っている

ガイドは目に見えない存在ですから、霊感がない人はその声を聞くことができません。ですが、ちょっとしたコツを覚えることで、ガイドの意図を読み解くことはできます。

たとえば友達と話している最中、相手が突然、その場の会話の流れにそぐわない一言を、ぽつりと呟いたことはないでしょうか。しかも、その内容が、ちょうど今悩んでいることのアドバイスのような内容だった場合、ガイドが友達の口を借りて話している可能性があります

あるいは、あり得ないような幸運、あるいは不運が立て続けに起きたことはないでしょうか。そういう時は、ガイドがあなたを特定の方向へ誘導しようとしていることが考えられます。

ガイドの目的は、あなたの魂の成長

ガイドが因果の法則を使う目的は、あくまでもあなたの魂の成長を促すためです。

ですから、どれだけの苦境にあったとしても、落ち着いて周りの状況を見てみると、ヒントは必ず示されています。

ガイドは、未来のあなた自身

ガイドは魂の成長を完全に終えた、未来のあなた自身でもあります。ですから、あなたには必ず、ガイドの意図を読み解けるようになっています。

若干のコツは必要ですが、もし、ガイドの意図を正しく読み解くことができると、苦手な同僚がなぜか会社を辞めることになったり、あなたが別の部署に異動することになったりなど、周りの環境が改善するので、すぐにわかります。

⑤因果の法則を読み解くことが幸せの近道

どこへ行っても似たような人とばかり付き合うことになってしまう、同じようなトラブルに何度も巻き込まれてしまう時は、その人との付き合いから、何か学ばなくてはならないことがあるのかもしれません。あるいは、「自分を大切にするため、そういう相手とは距離を置きなさい」ということを教える意図があるのかもしれません。 

トラブル続きで、何もかもうまくいかない八方塞がりの時は、「そろそろ、今いる場所から別の環境に移動した方がいい」というサインかもしれません。もしくは、今の物の見方とは別の視点を身につけるようにという意図があるのかもしれません。

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最後に

ここまでの長文をお読み頂き、有難うございます。
因果応報というと何やら恐ろしく感じるかもしれませんが、あくまでも、ガイドがあなたの魂の成長のために行っていることであり、罰を下しているのはあなたのガイド(あなた自身)でもあります。ですから、必要以上に恐れることなく、自己の魂の成長に役立てていただければと思います。

仏教用語「因果応報」の意味を分かりやすく解説すると

  • ①因果応報とは「起きる出来事には必ず原因となる何かがある」という意味
  • ②因果応報は「悪い行いには悪い結果が返ってくる」という意味ではない
  • ③悪い結果は「行動」ではなく「罪悪感」が引き寄せている
  • ④因果応報はガイドがあなたの魂の成長のために行っている
  • ⑤因果の法則を読み解くのが幸せの近道

ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。


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