不幸の連鎖を断ち切りたいという方へ。
不幸なことばかりが続いていて、自分がなぜこんな目に合うのかわからないという方もいるかもしれませんが、不幸なことが続くのには原因があります。何が原因なのか、自分では気づいていないだけかもしれません。不幸の原因になっていることを知り、それを断ち切るためには何をすればいいのでしょうか。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、不幸の連鎖を断ち切る方法をスピリチュアル的に解説いたします。
自らの思考が不幸の連鎖を引き寄せる
「思考は現実化する」というのは、成功哲学を体系化したアメリカのナポレオン・ヒルの言葉。これは良いことを思えばよいことが起き、悪いことを思えば悪いことが起こるということです。
日頃の行動よりも、どのような思いで生きているのかが重要。表向きは優しくていい人を演じていても、明るく元気にしていても、心の中が怒りや嫉妬、猜疑心などのネガティブな思考でいっぱいになっている人は、その思いが現実となります。
幸せになりたいと思ってがんばっていても、例えば誰かのように愛されたいという嫉妬心、自分の存在を認めてもらえないという不安や怒りが原動力になっていると、ネガティブな波動に繋がっているので、幸せではなく不幸を引き寄せてしまうのです。
また、自己嫌悪や罪悪感を持っている方は、心の底で不幸なできごとは自分に対する罰だと思い込んでいるため、さらなる不幸を呼び寄せている場合もあります。
霊的な存在が原因で不幸の連鎖が起こる
霊感が強い方あるいは心身が弱っている時に、浮遊霊、地縛霊に取り憑かれることもあるようですが、心霊スポットなどに行かない限り心配することはないと思います。
生霊
ただ、生霊に関してはあり得ることです。自分が知らないところで、強い恨み、憎しみ、嫉妬などを抱いている誰かが生霊を飛ばしていているのかもしれません。生霊は、本人も気づかないで飛ばしていることもあり、誰なのか特定することも難しいかもしれません。
高次の霊的存在
他には、高次の霊的存在が今の生き方を変えさせるために、あえて不幸な現実を突き付けてくるという場合もあります。このままではいけないと気付かせるために、あるいは何が問題なのかわかっているのにそこから目を背けて生きている…など。それに気づいて行動に移すまで、何度も試練を与えているのかもしれません。
それでは、ここからは不幸の連鎖を断ち切る方法をお伝えいたします。
ネガティブな感情をポジティブに変えて不幸の連鎖を断ち切る
ポジティブとネガティブ
ポジティブとネガティブ、実は正反対のものではありません。例えば、温度計の温度みたいな感じで、基本的な性質は同じで度数が違うだけなのです。
例えば、温度計は暑い夏は30℃くらい、冬は寒くて0℃くらいを示しているというのと同じで、ポジティブであればあるほど高い数値、ネガティブな時は低い数値という感じ。ネガティブをパッとひっくりかえしたらポジティブになるということではないのです。
自分の感情を把握する
温度計をイメージしながら、心の中にある正直な感情や思いとゆっくり向き合ってみましょう。あなたの感情はどの位置にありますか?
不幸の連鎖はネガティブな思考が生み出すものだということを先にも書きましたが、その連鎖をストップさせるためには、どれくらい度数を上げればいいと思いますか?
言葉に出して手放す
そして、自分が思った度数まで高めるためには、少しずつネガティブな感情を手放していくことです。許せないと思う誰かがいるのなら、とりあえず「許す」と声に出して言います。執着しているものに対しては「手放す」と言います。
言った直後の心の中を観察し、温度計で感情の位置をチェックしてみてください。温度計は先のイメージと何か変わりましたか?全く変わらないという方もいるかもしれませんが、これは自分の内面を変えるために行う一つの方法です。
人間関係を見直すことで不幸の連鎖を断ち切る
あなたの周りにいつも悪口や愚痴ばかり言っている人がいたら、それはネガティブなエネルギーをまき散らしているということです。
ネガティブなエネルギーは、レベルが低いほど強力なので、あっという間に巻き込まれてしまうので気を付けましょう。同調すれば、あなたも同じ場所にいるということになります。
その人といることが本当に楽しいかどうか、心地よいと思えるかどうか。そして、その人たちといる時の自分は、自身が大好きな自分ですか。今一度考えてみてください。
もし、そうでないと思うのであれば、悪い人間関係を断ち切ることで不幸の連鎖を断ち切ることができます。
生活環境を整えて不幸の連鎖を断ち切る
古いものを捨てることができずため込んでいたり、掃除をしていない不衛生な場所は空気の流れが止まり、ネガティブなエネルギーが渦巻いています。部屋の空気を入れ替え、掃除をして浄化しましょう。
掃除した後は部屋がすっきりするだけではなく、心の中も晴れ晴れするはずです。
また、日の当たらない場所、暗くてじめじめした場所には邪気がたまりやすいと言われています。一日中日の当たらない暗い部屋で過ごしている方は、思い切って日当たりの良い部屋に引っ越してみるのもいいかもしれません。
厄払いや除霊をして不幸の連鎖を断ち切る
厄払い
厄払いは、ご利益があるとされている神社やお寺にお参りした時に、境内で厄払いをしてもらうことができます。
日本には平安時代から「厄年」という考え方があり、災難がよく起こるとされている年齢になると厄払いをしますが、その年齢でなくても不幸が続くときは、厄払いをして身を清めてもらいましょう。
除霊
除霊の方法は、部屋の四隅に粗塩を置く、手鏡や水晶を持ち歩くなど、自分でできるものもいろいろありますが、それでもダメな場合は信頼できる霊能者などに相談すれば霊の正体もわかるかもしれません。何が原因で取り憑かれたかということを解明した上で、しっかり除霊してもらうことが大切です。
最後に
不幸が続くときは、何が原因なのかということを冷静に考えてみる必要があるということです。その上で、自分に合った対処の仕方を試してみてくださいね。
不幸の連鎖を断ち切る方法をスピリチュアル的に解説
- 自らの思考が不幸の連鎖を引き寄せる
- 霊的な存在が原因で不幸の連鎖が起こる
- ネガティブな感情をポジティブに変えて不幸の連鎖を断ち切る
- 人間関係を見直すことで不幸の連鎖を断ち切る
- 生活環境を整えて不幸の連鎖を断ち切る
- 厄払いや除霊をして不幸の連鎖を断ち切る
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。