自分あるいはご家族が病気になってしまって、病気のスピリチュアルな意味を調べている方へ。
病は気からという言葉もありますが、スピリチュアルでは「気」を聖なるものや生命力という概念があり、病気は肉体だけの問題ではないと考えられています。では、病気になってしまった時、それは何を意味するのでしょうか。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、病気になってしまったスピリチュアルな意味をご紹介いたします。
スピリチュアルから見た病気は「肉体」「運命」「宿命」に分けられる
スピリチュアル的な観点から見た場合、病気は3種類に分けることができると言われています。
病気になるのはこの3つのどれかに当てはまるということになりますが、何にしても病気は自身の魂が成長するためのメッセージといえるでしょう。
病気は自分を大切にするための気づき
金銭的な問題を抱えていたり、生活のためだけに仕事をしているという方は特に、肉体を酷使して働き続けた結果、病気になることがあります。あるいは好きな仕事であったとしても、キャパオーバーになっていることに気づかずに忙しく動き回るなど。
これは肉体が悲鳴を上げているということなので、ゆっくり休めば回復するかもしれませんが、また同じことをすれば同じ結果を招くということです。
これまで、自分自身をないがしろにしてきませんでしたか?本当にこの働き方以外に方法はないのでしょうか。病気になったのは、これまでの生き方を振り返り、ゆっくり考えてみるチャンスだと捉えてみてください。
病気は気の乱れからくる
宇宙の全てはエネルギーの流れでできています。私たちの体の中にもそのエネルギーが流れていて、それを「気の流れ」と表現することもあります。
東洋医学では、気の流れが悪くなると血流も滞るとされていて、気の病=病気という考え方はここからきているのかもしれません。では、気の流れが乱れているというのはどういう時なのでしょう。
愚痴や不平不満ばかり言っていませんか。いつも落ち込んだり、悩んだりしていませんか。あるいは、そういう人が周りにたくさんいませんか。
見方を変えれば、病気になるということは、気の流れが乱れているということに気づくためのチャンスであるとも言えます。体を休めると同時に、自分の内面を見つめ直すことで、気の流れもよくなります。
病気は天使からのメッセージ
天使や守護霊たちは、あなたに気づいてほしいことがある時、病気という形でメッセージを送ってくる場合があり、病気の症状によってそのメッセージを読み取ることができます。
- 胃腸の病気は、怒りや不安などをため込んでいるというメッセージ
- 心臓の病気は自分の心の声をよく聞きなさいというメッセージ
- リンパ系の病気は自己否定することなく、ありのままの自分を素直に受け入れなさいというメッセージ
など、症状によっていろいろな意味が隠されています。
自分がその病気になった意味を知った上で、しっかり治療を行うことが大切です。天使たちのメッセージをこれからの人生に活かすことで、今後の人生は健康で楽しく過ごすことができるはずです。