無職になってしまったことのスピリチュアルな意味を知りたい方へ。
突然の解雇や会社の倒産は、驚きとともに絶望を感じる方もいると思います。現実問題として、不当な解雇にはいろいろな機関に相談するべきですし、会社の倒産も今後の対応をきちんと説明してもらわなければなりません。
この世で生きるためには、働いて収入を得ることは重要なことです。善悪で考えるなら、働かないことは悪いことだと思っている方も多いと思いますが、スピリチュアルでは、解雇や倒産にもいろいろな意味があります。

本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、無職になってしまったスピリチュアルな意味をご紹介いたします。
無職はマイナスな感情が引き寄せた
宇宙の法則の一つとして、「引き寄せの法則」というのがあります。これは、自分が思っていることを現実として引き寄せるというもの。この「思っていること」というのは、潜在意識、つまり無意識で思っていることと捉えた方がいいかもしれません。

これまであなたは、「この仕事にやりがいを感じています」と会社の上司にやる気を見せて、与えられた仕事はしっかりこなしてきたかもしれませんが、内面はどのような思いを持っていたでしょうか。
例えば、自分より業績を上げている同僚に対して、嫉妬心はなかったでしょうか。あの人さえいなければ…と思ったことはありませんか。
また、こんなに頑張っているのに思ったほどの報酬がもらえないなど、不満を抱いたことはなかったでしょうか。
いつか辞めさせられるのではないかという恐怖心も同じですが、マイナス感情がマイナスの現実を引き寄せているのです。
潜在意識は、冗談やウソが通じません。そして、あなたが人に対して思ったことだということも認識しません
- 「この会社からいなくなる」
- 「ちゃんとした報酬をもらえない会社はだめだ」
という思いが、そのままあなたの現実として引き寄せてしまったのかもしれません。
嫉妬や恐怖心などのマイナス感情を手放す時
無職になったというのは不幸な出来事であり、恨みごとや愚痴を言いたくなるかもしれませんが、まずは感謝の気持ちを持つことです。これまでその会社で働くことができたこと、報酬を得ることができたということに感謝しましょう。
感謝の気持ちはプラスのエネルギーを生み出します
感謝の気持ちはプラスのエネルギーを生み出します。マイナスエネルギーを打ち消し、不幸の連鎖を阻止してくれるので、これ以上悪いことは起こらなくなると思います。
プラスの感情は良いものを引き寄せます。きっと、これまで以上に素晴らしい仕事に出会うことができるはずです。
無職になったということは善でも悪でもない
一生懸命働いてたくさん収入を得ることで、豊かな生活が手に入ると信じてきた人も多いと思います。仕事を辞めたなんて言うと、「この先どうやって生活するの?」と尋ねられたりするのは、そういう思い込みがあるからではないでしょうか。
思い込みと書いたのは、無職になったということは善でも悪でもないからです。善悪は人間が決めていることであり、宇宙の法則で言えば「今その状態にある」ということだけなので、罪悪感を手放しましょう。
問題は解決できる事しか起こらない
もし、今すぐ困ることがあるなら、公的機関に相談するなどしてそれを解決するための方法を考えればいいだけのことです。この世で何か問題が起こるのは、解決できるから起こるのです。必ず解決策はあります。解決できなかったとすれば、「解決できない」という思い込みやあきらめから、その方法を探そうとはしなかったからにすぎません。
また、今はまだ大丈夫だけどこれから将来のことが不安だったり、誰かに何かを言われることを恐れていたりしているのであれば、それも罪悪感からくるマイナスの感情です。それも手放してしまいましょう。
無職になって良かったと思うことをしましょう
無職をどのように捉えるかというのはそれぞれの思い方ですが、自分は不幸だ、運が悪いなどマイナスの感情を抱いたままでは、負のスパイラルからなかなか抜け出すことができません。
マイナスの感情がマイナスのエネルギーを引き寄せるので、ますます悪い方向に行ってしまうのです。
子どもの頃を思い出してみてください
待ちに待った夏休みがくると、しばらく学校には行かなくてもいいし、何をして遊ぼうかってワクワクしませんでしたか。
その感覚で、今こそ楽しめると思うことを考えてみてください。これまでやりたいと思っていても、仕事が忙しくてなかなかできなかったことにも挑戦してみてください。それが実現した時、「無職になってよかったな」と思えるはずです。
楽しい、うれしいという感情は、プラスのエネルギーを持っています。そのエネルギーが強まると、良いことをたくさん引き寄せるようになります。
これまで以上、生きがいを感じる仕事にも巡り合えるかもしれません。
働くことの意味を考えましょう
私たちはなぜ、この世に生まれてくるのかということを考えた時、収入を得るためだけに働くわけではないはずです。
そして、人生の成功とは、お金や高価なものをたくさん持っているということでもありません。働くことで得るものは、教養や精神的な豊かさなどいろいろあります。
これまで、「働く」ということについて真剣に考えたことがありましたか。何を生きがいにして働いてきたか、あるいは働くことによって犠牲にしてきたものはなかったかなど、今こそ働くことの意味を考える時なのかもしれません。
無職になってしまったのは宇宙からのメッセージ
私たちがこの世に生まれてくるのは、魂を向上させるためです。いろいろな経験をして学ぶことによって、魂は成長していきます。
これまでやってきたことが間違っていたということではありません。これからもっと飛躍するために必要な経験だということです。
運命を大きく変えるような出来事が待っている
これを機に新たな挑戦をしなければならない、あるいは新しい人間関係を築かなければならないなど、運命を大きく変えるような出来事が待っているのかもしれません。
苦難を乗り越え、大きな成功を手にした方はたくさんいます。これから何をすればいいのか、具体的なアイディアが浮かぶかもしれません。時間がかかるかもしれませんが、直感を研ぎ澄ませて内なる声に従いましょう。
無職になったのは人生の転機
人生の転機は何度かあると言われています。魂の成長を考えた時、ずっと同じ環境で同じことをして生きていくわけにはいかないからです。転機は次のステージに行くために必要な経験なのですが、良いことよりも、むしろ苦難の方が多いかもしれません。
ただ、苦難というのも人間が「苦難」と名付けているだけのことで、宇宙の法則から考えると何らかの原因で起こった現実でしかありません。それをプラスと考えるかマイナスと考えるかは自分自身が決めることなのです。

次にどのような行動をとるかということが学び
無職になったことは人生の転機だと考えるのであれば、恨みや怒りなどマイナスの感情を持ったまま、これまでと同じような行動をとっていては、また同じことの繰り返しになってしまいます。
自分の考え方や思いが変われば、人間関係や周りの環境が変わります。例えば、次の仕事に就くためのよい人脈がほしいと思うのであれば、それに見合った自分自身に変われるような思考を習慣づけることです。
「良いことを思えば良いことが起こる。悪いことを思えば悪いことが起こる」と言いますが、これは本当のことなのです。
パソコンや携帯電話など、世の中には便利なものがたくさん増えましたが、これも最初は誰かが「こんな便利なものがあればいいな」と思い描いたもので、それが研究開発という行動を起こしたことから、現実になったのです。
全てはこの「思い」から始まっています。あなたが思ったことは必ず現実化するのです。同じことの繰り返しにならないために、この転機を良い方向へと導いていきましょう。
最後に
「思考は現実化する」といいますが、解雇や倒産はあなた自身の思いが引き寄せた現実だとしたら、これからどのような思いで生きるかということが大切だと思います。前向きに考えて、プラスのエネルギーをたくさん引き寄せることができれば、今後は良いことばかり起こるのではないでしょうか。

以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。
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