自分で邪気を払って浄化する方法を知りたい方へ。
人に病気や災いを起こすと言われている邪気。なんとなく体調がすぐれないとか何をやってもうまくいかないという状態が続いているとき、それは邪気が原因かもしれません。
邪気払いは霊能力者や神社に頼めばやってくれるかもしれませんが、簡単に自分でできる方法もあります。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、自分でも出来る邪気を払って浄化する方法をご紹介いたします。
粗塩を使って邪気を払う
葬儀の後にお清めの塩を手渡された経験があるという方もいると思いますが、古くから粗塩は邪気払いや浄化のために使われてきました。
粗塩の使い方
粗塩の使い方はいろいろあります。小皿に盛った塩を玄関に置いたり、部屋の四隅に置いて結界を張ったりするだけで邪気を寄せ付けなくなります。
また、粗塩を肩や背中に振りかけたり、少量の粗塩を紙に包んで持ち歩くだけでも効果があります。
お香を焚いて邪気を払う
お香はリラックス効果があると言われ、今でもよく使われています。ただ、お香の効果はそれだけではなく、古くから邪気を払って浄化してくれると考えられていました。
邪気を燃やす
また、お香は火を使うことから、邪気を燃やすとも言われています。
ネイティブアメリカンが聖なる儀式に使っていたホワイトセージは、場の浄化に一番適しているとも言われていますが、火をつけて炎が出た後白い煙が立ち上ります。
中でも白檀(ビャクダン:線香などに使われるビャクダン科の半寄生常緑高木)はすごい浄化作用があると言われ、魔除けとしてもつかわれてきました。
仏教とともにお香も日本へ
仏教の発祥地インドには多くの香木があり、仏事にはお香を焚いて浄化や邪気払いを行ってきました。仏教とともにお香も日本に伝えられたので、今でも白檀や伽羅、沈香などのお香がお寺などでも使われています。
香りはひとそれぞれ好みがあるので、自分が好きだと思うお香を使って、部屋の邪気払いや浄化をするのがいいと思います。
トイレ掃除で邪気を払う
トイレには邪気がたまりやすいと言われています。トイレを汚いままにしておくと運気が下がるのもそのためです。
トイレ掃除で邪気払いし、金運もアップ
トイレに限らず、掃除をするとすがすがしい気分になると思いますが、毎日トイレ掃除をすると、邪気がなくなるといいます。また、邪気払いすることで金運もアップします。実際、成功している経営者の方は、トイレ掃除を怠らないという話もよく聞きます。
最近ついていないと思う方は、トイレ掃除をして邪気払いをするのがいいかもしれません。
部屋の掃除で邪気を払う
リビングや寝室、いつも生活している場を清めるために、空気の入れ替えや整理整頓は欠かせません。
外出先で知らず知らずのうちに受けたマイナスエネルギーなどを、持ち帰っている場合もあるので、部屋の中がどんよりしていると感じた時には、窓を開けて掃除をしましょう。
掃除をする時間がない時は窓を開けて空気の入れ替え
窓をいつも締め切った状態にしていると、邪気はどんどんたまっていくので、掃除をする時間がない時は、窓を開けて空気の入れ替えだけでも行ってください。部屋の中も物を乱雑におかないで、スッキリさせておくことです。
掃除した後は、先に書いた粗塩を置いたり、お香を焚くのも効果的です。
パワーストーンを使って邪気を払う
パワーストーンを身につけたり部屋に置いたりすることで、邪気払いになります。
邪気払いや浄化に効果があるパワーストーンには、オニキス、ラピスラズリ、水晶などがあります。
ラピスラズリ
ラピスラズリは古代エジプトやローマなどで魔除けの儀式に使われていました。仏教では瑠璃と呼ばれ、七宝のひとつとされています。
オニキス
オニキスは古代インドでお守りとされていた石。悪しきものから身を守ってくれるという言い伝えがあります。
水晶
水晶には邪気を吸い取って場を浄化する力があり、魔除けの効果もあります。
邪気払いをしてくれる石は他にもいろいろありますが、手に取ってみて直感でピンときたものを選ぶのがいいと思います。
パワーストーンの浄化
パワーストーンで邪気払いや浄化を行う時は、定期的に石の浄化もしなければなりません。
毎日身につけている石は、邪気などのマイナスエネルギーをたくさん吸収しています。それを浄化することで、石を元のクリーンな状態にもどすことができます。
パワーストーンの浄化方法は、塩で清める、流水で洗う、月光浴、に日光浴など石によって違うので、パワーストーンを購入する際は浄化方法も調べておく必要があります。
太陽のパワーで邪気を払う
物事を悪い方向にばかり考えてしまう、気分が優れず暗い気持ちになっている方は、邪気が入り込んでいる可能性があります。
邪気にやられてしまうと太陽の光を嫌うようになると言われていますが、太陽の光を浴びてパワーをもらうことで、邪気払いができます。
太陽の光は日の出から一時間くらいまでの間がいい
太陽の光は、昼間よりも日の出から一時間くらいまでの間が一番いいと言われています。
少し早起きして10分~15分の間、太陽の光を浴びましょう。そうすることで、体全体から邪気が抜けていきます。
私たちは、太陽系の中で自然の恵みを受けながら生きています。感謝の気持ちを持つことで、さらに良いことが起きるようになります。
入浴で邪気を払う
入浴は身体の邪気を払って浄化する効果があると言われています。
シャワーではなく、湯船にお湯を張ってゆったりつかること。その時に天然の塩を大匙2~4杯入れて塩風呂にすれば、塩が邪気や穢れを吸収してくれます。
酒風呂
また、塩の代わりに純米酒など米と米麹だけで造られた日本酒を、コップ2杯くらい入れて酒風呂にするのも効果があります。酒風呂は体の老廃物などを出してくれるだけではなく、心の中の邪気払いや浄化にも効果があると言われています。
足裏のマッサージで邪気を払う
私たちの体は血液の循環と同じように、気も循環しています。気が滞ると体調不良になったり、心のバランスも乱れたりします。
気の循環に深く関係しているのが体のツボ。足にはたくさんのツボがありますが、気のめぐりがわるくなると邪気もたまりやすい場所だといわれています。
邪気が足の裏から出ていく
足裏のツボをほぐしていくと、邪気が足の裏から出ていくので、心身ともに軽くなるのです。
専門家に頼んで足の裏をマッサージしてもらうのが一番ですが、最近ではネットで調べることもできるので、試しにやってみてはいかがでしょうか。
食材で邪気を払う
浄化作用があって、邪気払いに効果のある食べ物もあります。
料理する時に、
- にんにく
- 生姜
- 山椒
- 紫蘇
などを、意識して使いましょう。
また、大根や小豆などの豆類、桃なども邪気払いになると言います。酢の物など、酢を使った料理も効果的です。
最後に
簡単に出来るような邪気払いや浄化の方法をいくつかご紹介しましたが、いがでしたか。日常生活の中で、マイナスエネルギーに侵されることがないという方はほとんどいないと思います。自分の心身を常に観察して、何かおかしいなって思った時にちょっと試してみてください。きっと、何かが変わったと感じることができます。
自分でも出来る邪気を払って浄化する方法は
- 粗塩を使って邪気を払う
- お香を焚いて邪気を払う
- トイレ掃除で邪気を払う
- 部屋の掃除で邪気を払う
- パワーストーンを使って邪気を払う
- 太陽のパワーで邪気を払う
- 入浴で邪気を払う
- 足裏のマッサージで邪気を払う
- 食材で邪気を払う
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。