病気とカルマの法則の関係を知りたい方へ。
病気になるのは、肉体だけの問題ではありません。スピリチュアル的な視点から考えると、病気になるのはカルマの解消であるとも言われていますが、それはどういうことなのでしょうか。カルマの法則とともに病気ということについて考えてみたいと思います。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、病気の意味をカルマの法則で解説します。
カルマの法則とは「因果応報」
カルマの法則のことを因果応報という方もいますが、「良いことをすれば良いことが返ってくるし、悪いことをすれば悪いことが返ってくる」といういたってシンプルな法則です。
これは輪廻転生に基づいた法則で、私たちはみな生まれ変わったとしても、魂の記録としてカルマを背負っているとされています。
つまり、カルマの法則は今生きている現世だけに限られるものではないし、前世や過去世、そして次に生まれ変わる来世にも関わっているのです。
カルマの清算とは修行
人が輪廻転生を繰り返すのは、魂を成長させる、向上させるという目的があるからです。
私たちの魂はこの世に生まれてくる時、向上するためには何を学び、どのように成長するかという目的を持って生まれてきます。それをしっかり果たすことができれば、亡くなった後は高い次元の世界に戻ることができます。
しかし、自分がこの世に生まれた真の目的を思い出すことができなかったり、自分の魂が望んでいない悪い行いをした場合、悪いカルマを背負ったままこの世を去ることになります。
そして、次に生まれ変わった時、それを清算しなければならなくなるのです。
悪いカルマを清算するために病気になる
病気になったことで家族のありがたさがわかった、生きていることに感謝することができたという方もたくさんいますが、病気は内なる自分、魂からのメッセージです。
日頃の生活のあり方、これまでの考え方、人間関係など、何か気づかなければならないことや悔い改めなければならないことがあるのかもしれません。体の不調や痛みがある時にそんな余裕はないと思うかもしれませんが、病気になった時こそ内なる声に耳を傾けてみましょう。