
結婚できないのは何かスピリチュアルな意味があるのか知りたい方へ。
結婚は人生において一つの節目だと言われていますが、お付き合いしている人がいてもなかなか結婚に至らない、結婚したいのにできないという方がいるのはなぜでしょうか。スピリチュアル的な観点から、少し考えてみたいと思います。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が結婚できない人の問題をスピリチュアル的に解説いたします。
過去世が原因で結婚できない
インド哲学では、私たちの魂がこの世で何度も生まれ変わると考えられています。ほとんどの人は過去世を忘れて生まれ変わるのですが、魂はその記憶をしっかり持っていて、それが良いことであっても悪いことであっても、今世に影響を及ぼすことがあります。
なかなか結婚できないというのも、自分の過去世が関係していることもあります。例えば、過去世で辛い結婚生活を強いられた記憶を魂は覚えているので、無意識に結婚を遠ざけているのかもしれません。
また、過去世で生涯独身だった方は、今世で結婚することを決めて生まれてきたとしても、結婚に対する不安の方が強いために踏み切ることができない場合もあります。
過去世に縛られて今世を生きているのではないということを認識する
リーディングやセラピーを受けることで自分の過去世を知ることができ、それによって結婚できない原因も分かることがありますが、どのような過去世であったとしても、私たちは過去世に縛られて今世を生きているのではないということをしっかり認識しなければなりません。
「過去世がこうだから私は結婚できないんだ」と考えるのではなく、魂の過去の経験をもとに、今世はどのように生きればいいのかということに視点を置いてください。もしかしたら、結婚に対する考え方や価値観が変わり、結婚できるという流れになるかもしれません。
先祖の因縁で結婚できない
私たちがこの世に生まれ生きているのは、先祖たちの存在があったからなのですが、その先祖たちの行いは少なからず私たちの人生に影響しています。それが先祖の因縁です。
先祖の中に政略結婚を強いられるなど自分の意志とは関係なく結婚させられたという人がいたり、あるいは不倫や離婚を繰り返していた先祖がいたりすると、それが悪い因縁として受け継がれ、その影響でなかなか結婚できないということもあります。
先祖のマイナス感情が無意識下で支配している
だからといって、結婚できないのは先祖のせいだとは思わないでください。これは、先祖が抱いた思い…怒りや嫉妬、執着などのマイナス感情が、無意識下で結婚に対する考え方を支配しているだけなので、まずは先祖供養をして、その気持ちを静めてあげてください。

その上で、内なる自分を見つめ直してみましょう。これまで、ポジティブな気持ちで前向きに生きてきましたか?結婚に対しては、どのように考えていましたか?
ネガティブな思いが強かったかもしれないという方は、その思いに先祖たちのマイナス感情が引き寄せられたということ。ものごとをポジティブに捉えることを心がけ、自分自身を変える努力をしていきましょう。

霊障によって結婚できない
霊障は亡くなった人の霊だけではなく、生きている人が強い恨みや嫉妬の想念を飛ばしている場合にも起こります。生霊を飛ばされると、いろいろなトラブルに巻き込まれますが、結婚できないのも生霊の仕業ということが考えられます。

本当に霊障によるものなのかということは、霊能者の力などを借りないとないとわからないことですが、出会いの場がたくさんあって、そこから恋愛関係に発展していくのに長続きしない、なかなか結婚できないという人は、これまでしてきた恋愛を振り返ってみてください。
過去の恋愛で、お互いに納得して別れたのであれば大丈夫ですが、こちらが一方的に振ってしまい、手があなたのことをずっと忘れることができないでいたら、その執着が生霊となって飛んでくることもあります。

生霊は24時間監視して恋愛や結婚を阻止する
ちょっと恐い話かもしれませんが、生霊はストーカーみたいに24時間、あなたを監視しています。新しい恋が始まると、あなただけではなくその相手にも生霊を飛ばして、恋愛や結婚を阻止するのです。
生霊の仕業かもしれないと思ったところで、生霊を飛ばしている相手を特定することや自分で解決するのは難しいと思われるので、心当たりがある時は信頼できる霊能者に相談してみるのもいいかもしれません。
霊能者に除霊してもらったことで、恋愛からスムーズに結婚できたという事例もあります。
結婚できないのは守護霊のご加護
私たち人間は、それぞれに守護霊がついていると言われていて、守護霊がついていないという人はいません。


守護霊は先祖の霊ではなく、私たちの魂の使命やカルマなどを知った上で、生まれてから死ぬまで守り助けてくれる存在です。それなら、なぜ結婚できないの?と思った方もいるかもしれませんが、守護霊が「今は結婚しない方がよい」と判断すれば、結婚に向けて助けてくれることはありません。
例えば、結婚ではなく他に果たさなければならないことがある時や、解消しなければならないカルマがある時、あるいは恋愛相手に何か問題がある時などは、守護霊は結婚から遠ざけようとします。
守護霊は長い人生から見た幸せをサポートしてくれる
守護している人間の今だけではなく、長い人生から見た幸せをサポートするのが守護霊の役割であり、私たちが不幸になるようなことは決してしません。
自分の魂がこの世に生まれてきた目的や使命とは何なのかということを、少し考えてみましょう。結婚できないということにも何か意味があるのかもしれないし、それも守護霊によるご加護なのかもしれません。
結婚できないのは魂が決めたことだから
人はみな、魂を成長させるための課題や人生における使命を自分で決めてからこの世に生まれてくるといいます。その中には、過去世からの流れから、今世でどうしてもやり遂げなければならないことや避けることができない経験もあります。
自分磨きや婚活をどんなに頑張っても結婚できないという方は、もしかしたら、魂が結婚しないということを決めてきたのか、あるいは、まだその時期ではないのかもしれません。
結婚適齢期などこの世の常識に振り回されてはいけない
結婚できないということに悩んでいるとしたら、なぜ悩んでいるのかということを少し考えてみてください。周りの人がみな結婚するから焦っているのですか?結婚できない自分に対して親がうるさく言うからですか?
結婚の適齢期などこの世の常識は、私たち生きているものが考えたことであり、本当はそれに振り回される必要はないし、結婚しないことが不幸であるとも限りません。
自分の魂が決めた人生の課題、この世に生きる使命とは何か、内なる自分に問いかけてみてください。今は結婚ではなく、他にすべきことがあるかもしれません。

結婚できないのは自分自身の問題
私たちがこの世に生まれてくるとき、人生の使命や目的だけではなく生まれる場所や親も選んでくるといいます。つまり、全ては自分が決めてくるということであり、この世でどう生きるかも自分次第です。
自分の魂が全てを知っています。その魂の声を無視して生きていると、何でも誰かのせいにしたくなるのですが、そうではないということに気づきましょう。
結婚できないというのも、自分自身の中にその原因があります。その中には過去世や何かの因縁もあるかもしれませんが、一番の原因はもしかしたら、今の自分の生き方に問題があるのかもしれません。
本当の自分を生きているかどうか見つめ直してみる
ネガティブに生きている方は、魂が決めてきた方向とは違ったところに立っていることが多いようです。それによって、結婚のチャンスを見逃してしまったということもあり得るのです。
魂が決めてきた目的に沿った生き方をしているかどうか、本当の自分を生きているかどうか、今一度見つめ直してみることも大切です。
最後に

結婚できない原因はいろいろな因縁も関係しているかもしれませんが、一番大切なのは自分のあり方だと思います。自然体で、魂が喜ぶ生き方をしていれば、結婚も自然な形で決まるかもしれません。
また、結婚できないことは他人から見たら不幸なことかもしれませんが、本当の自分を生きるためにはしない方が幸せなことかもしれないのです。自分に嘘をつかないこと。ポジティブに生きましょう。
結婚できない人のスピリチュアル的な問題は…
- 過去世が原因で結婚できない
- 先祖の因縁で結婚できない
- 霊障によって結婚できない
- 結婚できないのは守護霊のご加護
- 結婚できないのは魂が決めたことだから
- 結婚できないのは自分自身の問題
ということでした。以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。