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愛する人に不倫をされてしまったスピリチュアルな意味とは

海辺のカップル 手をつなぐ愛する人に不倫されてしまった時のスピリチュアルな意味を知りたい方へ。

愛する人が不倫をしていたという事実が発覚したら、裏切られたという思いや怒りが込み上げてきて、ショックを受けるのは当然のことだと思います。しかし、スピリチュアルの世界では、人生に起きる出来事は全て偶然ではなく何かしらの意味があると考えられています。不倫というショッキングな出来事にも大きな意味があるのです。

ヒーラー・メンタルケア心理士 坂木理恵
ヒーラー・メンタルケア心理士 坂木理恵

本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、愛する人に不倫をされてしまったスピリチュアルな意味をご紹介いたします。

スピリチュアルな視点から見た「不倫」

ベッドで寝るカップル 夫婦結婚に関する制度や法律に限らず、この世には決まりごとがたくさんあります。全ては日々の生活に秩序をもたらすため、暮らしやすくするために考えられたものです。

ただ、それは地域や国によって違いがあり、全世界において統一されたものではないはずです。結婚に関していえば、日本では一夫一婦制ですが、一夫多妻という国もあります。

愛し合って結婚したはずの相手が不倫をすれば「裏切られた」と考えるのは、日本における結婚制度に基づいたものであるという見方もできるのではないでしょうか。

スピリチュアルの世界に善悪はない

しかし、スピリチュアルの世界には、制度や法律はありません。もっと言えば、善悪の区別もありません。あるのは魂がどんな経験をしたか、それだけなのです。

スピリチュアルの世界では、不倫は一つの経験に過ぎない

愛する人に不倫をされたということも、魂レベルで考えると一つの経験に過ぎません。そして、その経験から私たちの魂はいろいろなことを学ぶのです。

宇宙にはたくさんの次元が存在していますが、私たちが今生きている3次元の世界は、魂を成長させるための修行の場として存在していると言われています。

相手が不倫をしたというこの現実を、どのように捉えてどう対処していくかということが、魂の成長に大きく関わっているとも考えられます。

愛する人の不倫を客観的に見る

瞑想 座禅 精神統一 ヨガ

宇宙の法則には、「原因と結果の法則」というものがあります。何か原因があるから結果が生じるということですが、愛する人が不倫をしてしまったという結果にも、必ずその原因があるはずです。

まずは冷静になって、これまで愛する人と築いてきた関係性を客観的に見ることです。この時注意すべきことは、自分の感情を排除すること。なぜなら、感情が入ると物事が歪んで見えることもあるからです。

そして、何が良いとか悪いとかを考えるのではなく、こういう言動がこのような結果を招いたというような事実だけを考えます。

愛する人がなぜ不倫をしたのか

愛する人の不倫が発覚したあと、しばらくは冷静になれないかもしれないので、少し時間をおいてからでも構いません。愛する人がなぜ不倫をしたのかという原因を究明してみてください。

  • 二人はこれまで、本当に上手くいっていましたか?
  • お互いの心にうそ偽りはなかったでしょうか?
  • どちらかが我慢していたことや、見て見ぬふりをしてきたことはありませんでしたか?
  • 何の駆け引きもなく、相手に無償の愛を注いできましたか?

表向きは上手くいっているように見えても、どこかで亀裂が生じていた場合、いろいろな形で不具合が生じてきます。その不具合が、愛する人に不倫をされたという現実を引き起こしてしまったのかもしれません。

そして、この現実をどう変えていきたいのかということが大切です。誰が悪いとかではなく、関係性を正したいのであれば何をすればいいのかということに視点を置きましょう。

愛する人の不倫はカルマの法則

仏教用語「因果応報」の意味を分かりやすく解説しますこれまで何の問題もなく上手くいっていたにも関わらず、愛する人に不倫をされたというのは、カルマが関係している場合があります。

自分がしたことは必ず何らかの形で返ってくるというのがカルマの法則。因果応報とも言いますが、これは今世だけではなく、過去世で解消できなかったカルマも持ち越されています。

カルマの法則とは何か?その本当の意味を解説
カルマの法則とは何か知りたい方へ。基本的な意味と、カルマの法則はわたしたちの人生にどのように影響していて、どう向き合っていくべきものなのかについて、具体例なども挙げながらわかりやすく紐解いてゆきましょう。この記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、カルマの法則とは何かその意味を分かりやすく詳しく解説致します。

愛する人の不倫相手が、過去世で恋人同士だった魂の可能性も

愛する人が過去世から持ち越したカルマが関係している場合、例えば愛する人の不倫相手が、過去世で恋人同士だった魂なのかもしれません。

過去世で成就しなかった恋愛を、今世で果たそうとしてまた出会うのですが、どちらかの魂が未熟な場合に不倫の関係になるといいます。

すべてがこれに当てはまるというわけではありませんが、不倫によってあなたを悲しませたというカルマは、また背負わなければならなくなります。

「許す」ということが悪いカルマを作らない一番の方法

どんなカルマを過去世から持ち越しているかということは誰にもわかりませんが、私たちはみなカルマを持っています。愛する人の不倫に、あなた自身のカルマが絶対に関係していないとも言い切れません。

カルマの法則ということを考えると、ここで恨んだりしてマイナス感情を持ってしまうと、それが今度はあなた自身のカルマになってしまいます。なかなかできないことかもしれませんが、「許す」ということが悪いカルマを作らない一番の方法です。