チャネリングとは、高次の霊的存在に周波数を合わせてつながり、交信することです。チャネラーが交信する対象はハイヤーセルフやガイドをはじめ、天使やアセンデッドマスター、守護霊、自然霊、宇宙人など多岐にわたります。つながる対象を意図し、その存在の周波数にチャンネルを合わせることで、メッセージを受け取ることができます。
チャネリングの方法には大きく分けて二つあります。トランス状態で対象とつながるトランスチャネリングと、意識を保った状態で情報を受け取るコンシャスチャネリングです。恐山のイタコの口寄せなどはトランス状態で行われているものです。日常的に取り入れるのであれば、コンシャスチャネリングがおすすめです。
ここではチャネリングに関心を持たれている方に向けて、自分で出来るやり方をご紹介していきます。チャネリングは難しいと思われる方もいらっしゃることでしょう。なるべく初心者でもメッセージを受け取りやすい方法をご紹介しようと思います。
チャネリングのやり方①瞑想や呼吸法で心を鎮める
チャネリングを始めるにあたって、ご自身の心の内側をクリアにするのは大切なことです。瞑想や呼吸法などを実践して、精神統一することをおすすめします。
内なる静けさの中で心の奥に問いかけてみる
瞑想や呼吸法の大きなメリットは、日常的な雑念を鎮めることだけではありません。心の内側をクリアにしていくことによって、魂の真の姿であるハイヤーセルフとつながりやすい状態を作ります。内なる静けさの中で心の奥に問いかけてみることが、チャネリングの第一歩です。
つながった状態が最初はわからなくても、次第に感覚がつかめてきます。瞑想や呼吸法を日課として取り入れることをおすすめします。
チャネリングのやり方②自分自身を信頼する
チャネリングでは交信する対象、目に見えない存在たちへの信頼が必要です。しかし、それ以上に見落とされがちなのが、自分自身への信頼です。
健全な自己肯定感
微かな感覚を捉えていたとしても、自分自身を信頼することができなければ、想像や気のせいとして流してしまうかもしれません。自分を信じるためには、自分自身を赦して健全な自己肯定感を持つ必要があります。
内側に自分への怒りや失望の感情をため込んでいると、真の愛や信頼を育むことができません。一つひとつ手放していくよう試みてください。
チャネリングのやり方③コンシャスチャネリング
日常生活に活かすチャネリングとしては、コンシャスチャネリングをおすすめします。チャネリング時に意識がなくなるトランスチャネリングには、それなりの危険性が伴うからです。
特別な才能は必要ありません
日常的に活用する程度のチャネリングであれば、特別な才能は必要ありません。望めば誰でも習得することができます。視覚・聴覚など得意な知覚特性を使って、自分のハイヤーセルフから情報を受け取ることができるでしょう。
チャネリングのやり方は、本来であれば信頼できる師に学ぶのがいちばん安全です。呼吸法や意識の向け方、情報の受け取り方について、正しい指導を受けることができます。
チャネリングのやり方④高次の波動に意識を合わせる
チャネリングをする場合、まずは瞑想や呼吸法で内側にあるエゴをクリアにします。怖れを手放し、自分の内側を愛で満たすようにイメージしましょう。これはあなた自身の波動を高めるためです。
低級霊のいる領域にアクセスしてしまう
誰でも訓練をすれば対象とつながることはできるのですが、内側にエゴや怖れがあると高次の領域につながることができず、低級霊のいる領域にアクセスしてしまうことがあります。エゴを開放してから周波数を合わせるようにしましょう。
その時ひらめいたものがヒント
質問を投げかけて、何らかの答えが返ってくるのを待ちます。ヴィジョン、音声、言葉、抽象的な形や光、数字など、その時ひらめいたものがヒントになっているはずです。
チャネリングのやり方⑤自動書記法
チャネリングの方法の一つに自動書記があります。オートマティスムとも呼ばれ、書くことを通じてチャネリングを行う方法です。
手がひとりでに動いてメッセージを書き留めていく
チャネリングでは通常の意識よりも高い周波数にし、高次のエネルギーと波長を合わせます。自動書記でも同じで、筆記用具と紙を用意した状態でチャネリングします。対象に波長が合うと、手がひとりでに動いてメッセージを書き留めていくような感覚になります。
言葉としてメッセージを伝えてくる場合もありますし、人によっては絵で表現される場合もあります。
チャネリングのやり方⑥カードリーディング
初心者がメッセージを受け取りやすい方法の一つに、カードリーディングがあります。タロットカードやオラクルカードは、誰でもメッセージを受け取ることのできるツールです。
「カードは占いで、チャネリングではないのでは?」と思われたかもしれません。いいえ、カードで出てくるメッセージはただの偶然ではありません。チャネリングの能力を使ってカードリーディングを行うと、精度の高い答えが返ってきます。
カードに何らかのヒントが
瞑想で心を鎮め、クリアな状態で質問したいことを思い浮かべましょう。そしてカードをシャッフルして一枚引いてみます。そのカードにはあなたの問いかけに対して何らかのヒントを与えてくれているはずです。
チャネリングのやり方⑦振り子を使ったチャネリング
チャネリングの精度を確認するためのツールとして振り子(ペンデュラム)を使う方法があります。クリスタルや金属の重りにチェーンがついたもので、直感や潜在意識からのメッセージを反映します。
チャネリングによって受け取った答えが自分の想像や願望ではないかと不安になることがあります。振り子を使ってイエス・ノーを確認することで安心感もありますし、精度を上げていく訓練にもなります。
ペンデュラムを上手に使いこなすことができると、それだけでもチャネリングと同等の情報量を引き出すことが可能です。
チャネリングのやり方⑧O-リングテスト
O-リングテストもまた、チャネリングで得た情報を確認するのに有効な方法です。筋反射を使ったイエス・ノーを確認する方法として知られています。
- 利き手と反対の親指と人差し指(もしくは中指)で輪を作り、力を入れます。
- 利き手で輪を切ろうとした時、イエスならば輪が切れず、ノーであれば切れてしまいます。
この反応を利用して、チャネリングの情報を確かめることができます。
ペンデュラムと同様に、O-リングテストを併用してチャネリングの精度を高めていくことができます。
日常に活かす程度のチャネリングであれば誰にでもできる
直感もチャネリング
自分で気がついていないかもしれませんが、私たちはふとした拍子に直感やインスピレーションによって選択をしています。「なぜだかわからないけれど、そう思う」という感覚も、実はチャネリングと同じつながった状態ということができます。無意識に使っているその感覚を、しっかりと意図を定めて行うのがチャネリングなのです。
日々のクリアリングが大切
誰にでもできることとはいえ、非物質的にどの領域にアクセスできるかは本人の波長に関係しています。高次の存在と確実につながるためには、日々のクリアリングが大切です。ご紹介している瞑想や呼吸法を実践し、ネガティブな感情をため込まずになるべく手放していくことを心がけましょう。
続いて、チャネリングで思い通りの人生を手に入れる活用方法についてお話しいたします。