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大天使ラミエルとは?その伝説とお役目を解説

天使シルエット大天使ラミエルの伝説とお役目を知りたい方へ。

大天使ラミエルは、レミエル、ジェレミエルとも呼ばれている天使で、古代ユダヤ教の文献などでは七大天使の一人と記されています。ラミエルという名前には「神の慈悲」という意味がありますが、どのような伝説とお役目があるのでしょうか。

本記事では、「大天使ラミエルとは?その伝説とお役目を解説」をご紹介いたします。

守護天使とは?守護天使の名前一覧とそのお役目
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大天使ラミエルの伝説:予言書の執筆をサポート

大天使ラミエルは、旧約聖書旧約聖書儀典「エノク書」には、聖なる天使の一人であり、神が復活したものを司ると書かれていますが、ユダヤ教・キリスト教では堕天使という認識があり、正典にも出てきません。

一世紀頃に、ユダヤ教の様々な文献を残したと言われているバルーフという人物がいます。そのバルーフが予言に関することを書いていた時に、手助けをしたのが大天使ラミエルだと言われています。

今でも予言書とされるものはたくさん残っていますが、大天使ラミエルはバルーフにいろいろなビジョンを見せて、位置の異なる様々な世界を知ることができるように導きました。天国にも連れて行ったと言います。そのようにして、バルーフの執筆を手伝ったのです。

人間の女性に欲情してしまい堕天した天使の一人

また、「エノク書」によると、地上の人間を見張っている200名の天使の中に大天使ラミエルもいて、人間の女性に欲情してしまい堕天した天使の一人だとされています。

17世紀に活躍したイギリスの詩人・ミルトンが、「失楽園」の中でラミエルを悪魔として描いたのは、堕天使という伝説だけを捉えたからなのでしょう。

大天使ラミエルのお役目①幻視を司る

大天使ラミエルは、真の幻視を総括する天使と言われていますが、選ばれし人間に対して神が伝えようとする予言やメッセージを、その人の夢にビジョンとして送り込むというお役目を持っています。

霊的な力に深く関わっている天使

幻視は霊視力とも言えますが、ユダヤ教やキリスト教などに残っている様々な黙示録も、大天使ラミエルから送られてきた幻視を解釈して書かれたものだと言われていて、直観力などの霊的な力に深く関わっている天使です。透視能力を高めるためのサポートもしてくれます。

大天使ラミエルのお役目②魂の管理者

ユダヤ教では七大天使の一人と言われている大天使ラミエル。神に謁見することが許されていて、神や七大天使の指示を与えることができる天使ですが、魂の管理者であると言われるのは、魂が還るべき場所に還すというお役目があるからです。

善の魂を天国に導き、送り届ける

最後の審判によって復活した善の魂を天国に導き、送り届けます。また、そのお役目のせいで地獄にいることも多いとされています。そして、死を迎えて間もない人間の魂に対しては、物質界で生きていた頃を振り返って人生について考えさせるという任務もあります。

大天使ラミエルのお役目③人生の軌道修正を助ける

大天使ラミエルは、肉体がなくなった魂だけではなく、生きている人間に対しても、人生を見直すチャンスを与えてくれます。あの世に行ってからでなくても、私たちは今生きている間にも、反省したり考え直したりして生き方を変えることができます。

これまでに何をして何を学んできたのか、そして手放すべきものは何なのか、人生を振り返えることができるように、大天使ラミエルは導いてくれます。より良い方向へ向かうための知恵や方法も授けてくれます。

大天使ラミエルは、どのように進めばいいのかということを全て知っているので、望めばいつでも必要な情報を与えてくれるのです。そして、これからの人生が積極的に変化し調和がもたらされることを見守り、サポートしてくれます。

大天使ラミエルのお役目④感情を癒す

これまでのお役目を見てもわかる通り、大天使ラミエルはスピリチュアルな分野をサポートしてくれる天使です。

大天使ラミエルは人間の心の弱さもよくわかっているので、全てのマイナス感情を癒すこともしてくれます。人生を見直し、これまでとは違った生き方をしようとした時、弱い自分と向き合わなければならなかったりして、自己嫌悪に陥ることも多々あります。

変わることへの恐怖や焦りなど、マイナスの感情に支配されることもあるかもしれませんが、心配はいりません。大天使ラミエルはそれを全て包み込んで癒してくれます。

大天使ラミエルのお役目⑤慈悲の心を運ぶ

大天使ラミエルの名前には「神の慈悲」という意味があります。「慈悲」は仏教用語ですが、訳としてはこれが一番ピッタリくるかもしれません。

仏教では、仏様がこの世の全ての人に対して苦しみを取り除き楽しみを与えようとする心を「慈悲」と解釈しています。一般的には「あの人は慈悲深い人だ」などという使い方をしますが、大天使ラミエルは、その慈悲の心を運んでくる天使だと言われています。

本来、慈悲の心というのは、全ての人に平等に注がれる永久に変わらないものです。私たちは、本当の愛を知るということもこの世で生きる学びの一つであり、魂の成長には欠かせないものです。

大天使ラミエルは、そのことを気づかせようとしているのかもしれません。私たちが自分自身の気持ちを尊重しながら、他者に対しても優しく愛に満ち溢れた心をもって接することができるように導いてくれているのです。

 

最後に

ここまでの長文をお読み頂き、有難うございます。
ラミエルという名前を口にした時、なんとなく暖かい気持ちのなるのは、その名前に「神の慈悲」という意味があるからでしょうか。魂や霊的な分野に深く関係している大天使ラミエル。もしかしたら、スピリチュアルな能力を開花させたい方にとっても、心強い存在かもしれません。

ちなみに、ハートのチャクラを意識しながら名前を呼べば、すぐに来てくれるそうですよ。

「大天使ラミエルとは?その伝説とお役目を解説」の要点は

  • 大天使ラミエルの伝説:予言書の執筆をサポート
  • 大天使ラミエルのお役目①幻視を司る
  • 大天使ラミエルのお役目②魂の管理者
  • 大天使ラミエルのお役目③人生の軌道修正を助ける
  • 大天使ラミエルのお役目④感情を癒す
  • 大天使ラミエルのお役目⑤慈悲の心を運ぶ

ということでした。
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。

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