アセンションとは何か知りたい方へ。
- 「それは、次元が違う話だ」
- 「あの人の考え方は次元が違う」
などという言葉を聞いたことはありませんか?
このような言葉からわかるように、次元というのは個々の生命体が持つ周波数のことを意味します。そして、その周波数が上がることを次元上昇=アセンションというのです。
2012年12月、世界的に次元上昇がはじまったと言われていますが、周りが勝手に上昇していく、あるいは周りが上昇させてくれるというものではありません。私たちひとりひとりが3次元から5次元へと自ら上昇することで、地球レベルの変容が起こるのです。

本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、次元上昇=アセンションとは何か?その意味を解説していきたいと思います。
次元上昇とは精神的な向上
まず次元とは
次元空間は0次元から5次元以上まで存在します。
- 点だけの方向のない世界が0次元
- 線だけの上下の世界が1次元
- 漫画など面でできている世界を2次元
そして、私たちは3次元という立体空間に存在しています。4次元は死後に行く空間で、輪廻転生を待っている場所だと言われています。
時間や空間を自由に移動できる意識の世界が5次元
その上にある、時間や空間を自由に移動できる意識の世界が5次元です。その上にはさらなる意識の次元がありますが、今、アセンションと言われているのは、私たちのいる3次元から5次元と言う空間への上昇を意味します。

次元上昇=アセンションとは
次元上昇とは、私たち生命体にある周波数が上がること。わかりやすく言えば、霊的、精神的な向上、徳を積むことでレベルアップします。現在、地球上では、多くの人がこのアセンションに向けての準備をしています。


誰もが皆アセンションするわけではない
アセンションしない人
個々が持っている周波数の問題でもありますが、カルマの精算のために輪廻転生を繰り返す魂は、まだアセンションの意識は持っていないといいます。カルマとは魂が望まない行為のことですが、これまでの過去生において、エゴや執着に振り回されてきた魂は、その行いを精算するまで4次元との間を行ったり来たりして、輪廻転生を繰り返すのです。
アセンションする人
その繰り返しに終止符を打つためには、「今をどう生きるか」ということが大切です。いろいろな面で執着心のある人、何でも他者のせいにして自分は変わろうとしない人に魂の上昇はありません。アセンションする人は、執着心を手放し、柔軟な考え方を持って自己のさらなる向上を目指しています。
最近は特に、どちら側で生きているか、その生き方の違いが顕著に現れてきていると思います。
アセンションする人の特徴
ポジティブな人
何事もポジティブに捉えて前向きに進んでいる人は、アセンションしやすいと言われています。
それは、次元が高くなればなるほど波動エネルギーは軽くなっていくので、それと同調する軽やかなプラスの感情は、その周波数に同調しやすいからです。
ネガティブに生きることが悪いというわけではありませんが、アセンションが進むと地球全体の波動がポジティブとネガティブに二極化されていくと言われているので、自分はどちら側にいたいかということです。
偏見のない人
5次元は、平和で調和の取れている世界です。広い視野でいろいろな方面から物事を考えることができる人は、いろいろな立場から意見を述べる人の考え方を受け入れることができます。
それが、周りと調和すると言うことに繋がっているので、偏見のない人はアセンションの波に乗ることができます。
やるべきことをやっている人
今生きていることに感謝し、自分のやるべきことをしっかりやっている人は、この世で自分に与えられた課題をクリアしながら生きているということになります。
それは、魂を向上させるということ。魂の向上は次の次元に進むということになるので、意識せずにアセンションに向かっているということです。
変化を恐れない人
アセンションには変化が伴います。どのように変化していくかはわかりませんが、全ては向上するために起こることです。
どのような変化があったとしても、それを嫌がったり恐れたりせず、前向きに突き進んでいく人はアセンションする人です。
浄化している人
私たちが生活している上で、時には人の念や悪い波動を受けてしまうことがあります。それを放置しておくと心身に影響を及ぼしたり、運が悪くなることもあります。
定期的に瞑想やヒーリングを行うなど、浄化を心がけている人は、スムーズにアセンションできると言われています。




アセンションしない人の特徴
自己否定をして生きている人
「自分はダメな人間だ」と思い込んで、自分を責めたし貶めたりして生きている人は、アセンションできません。
それはある意味、自分の人生から逃げているからです。自分を愛することができれば、人のことも本当に愛することができるのです。
自己否定は、波動エネルギーを低くします。自分だけではなく、周りの人にもネガティブな影響を与えているということに気づかなければなりません。
依存心が強い人
自分で物事をきめることができない、いつも誰かに何かをしてもらいたいと思っているなど、依存心が強い人はアセンションしません。
もちろん、本当に困ったときは人の助けを借りるのも必要なことですが、常に誰かに頼って生きることは、周りの人にも迷惑をかけていることにもなります。
何でも他人のせいにする人
全ては自分の責任であるというのは、宇宙の法則です。「誰かが言ったとおりにしたから、自分はこうなってしまった」というのも、誰かが言ったからその通りにしようと決めたのは自分です。
決断するのは自分しかできません。そして、その決断に責任を持つのも自分です。それが分かっていない人は、アセンションはしません。
物欲が強い人
地球上で生きている限り、お金や物は大事です。ただ、それだけで幸せになれるということはありません。
アセンションが進むと、少しずつお金や物以外の精神的な豊かさに気づいていきますが、いつまでも物欲ばかりで生きている人は、アセンションとはほど遠いところに生きています。
現状維持したい人
現状維持を好むということは、変化したくないということです。地球環境や社会、私たち人間を含む生物はみな、進化してきました。そして、それが自然の流れであり、今もその途中にあります。
現状維持したいという気持ちはその流れに反したものであり、アセンションすることなく今のままの世界に留まることになります。
アセンションは、魂本来の姿を思い出すための学び
魂本来の姿を思い出すための学び
お金や物に執着すること、あるいは世界中で戦争、紛争が起こるのも人間のエゴで、地球上のあちこちに存在しています。今、地球レベルで進んでいるアセンションは、魂本来の姿を思い出すための学びです。
目に見えない「愛」に満ちた世界
善悪、好き嫌い…そういった価値観は、この世で人間が作り出したものです。そういう固定観念を捨て去り、現実をあるがままに受け止めた上で、本当は、目に見えない「愛」に満ちた世界であるということに気づくためのアセンションです。
アセンションするということは許しの心を持つこと
許しの心を持つこと
アセンションするということは、執着や嫉妬、そういうネガティブな感情をすべて手放し、許しの心を持つことです。自分自身を許し愛することは、他者を許し愛することであるということに気づくことです。その気づきによって、自分の内面をよい方向に変えていくことができれば、魂の浄化にもつながります。
あるがまま見るだけ
内面と向き合う=内観と言いますが、どんな自分であっても嫌だとか、だめだとか評価せずに、ただ、あるがまま見るだけです。時には、不快になることもあるかもしれません。それでも、逃げることなく「そういう自分がいる」ということを受け入れるのです。誰かに頼ったりすがったりするのではなく、すべては自己責任です。
アセンションはワンネスを体験するための旅


自分と他者は別々の違うものという考え
ワンネスからかけ離れた考え…つまり、自分と他者は別々の違うものという考えの人は、自分の主張を通すために他者を否定したりします。でも、それは悩みや苦しみの根源になっていたりもします。組織の争い事、国同士の戦争もこの考え方から起こるものです。
すべては愛
ワンネスとは、突き詰めると「すべては愛」ということになります。自分自身を慈しみ愛することは、他者を愛することと同じであるという気づきです。
今、地球上で始まっているアセンションは、このワンネスを体験するための旅なのです。


アセンションした高次元の世界は調和のとれた世界
もうすでに、気づき始めた人もたくさんいますが、お金や物、地位、名誉では幸せにはなれないという真実が見えるようになります。
すべては「愛」によってつながりを持つ
権力や宗教からの解放、お金や欲望からの解放、ストレスや病気からの解放。組織や国同士も争うことがなくなるでしょう。人が仕事をする目的も変わってきます。すべては「愛」によってつながりを持つようになります。
アセンション後の世界
アセンション後の世界がそうなるということをわかっている人は、今、自己の向上、魂の浄化を行っているのです。それによって、地球のアセンションも早く進んでいくのではないかと思われます。
アセンションによる地球の変化
地球自体が意識体なのですが、アセンションするためには地球のカルマを浄化するために、破壊しなければならないものもあるからです。


地球の長い歴史の中で、私たちは輪廻転生を繰り返しながら文明や文化を作り上げてきました。太古の昔から現代に至るまで、この地球上で私たち人間が進化しながら地球の姿を変化させてきたわけですが、文明や文化が発達してきた分だけ、私たちは利己的な考えで疎かにしてきたものもあるわけです。


アセンションするためには、その積み重ねてきたカルマを浄化しなければならないのです。地球規模で様々な自然災害が起こっているのは、カルマを浄化させるためです。
度々起こる災害に恐怖心を抱いている人もいるかもしれませんが、災害が軽く済むかどうかは、私たち人間の意識や行動にかかっています。少しでも多くの人が意識、魂を向上させることで、現実が変わってくるのです。


アセンションする人の体に起こる変化
関節や骨の痛み
アセンションによって、体は感情エネルギーの影響を受けるようになり、自分の感情をひた隠しにして生きることが困難になってきます。
関節や骨が痛むときは、その場所に感情エネルギーのブロックがあるということを意味します。浄化すれば、感情エネルギーの流れがスムーズになるので、痛みも消えていくはずです。
頭痛
アセンションが起こると、高次のエネルギーが頭部に入って体の中を通過します。その時、頭部にしびれるような痛みを感じることがあります。
また、脳の中でも変化が起こっているので、締め付けられるような感覚があったり、ズキズキ痛むこともあります。
アセンションによって、体は高いエネルギー波動に適応しようとしています。そのため、関節や骨など体の至るところが痛くなったりします


耳鳴り
高次のエネルギー波動を受けることで、耳鳴りがすることもあります。これは、アセンションによってDNAが変化し始めていることから起こる症状です。長いときは数週間続くことも。


視力や視界の変化
高次エネルギーの周波数は視神経にも影響を及ぼすため、視力が低下する、目が乾く、光に敏感になるなどの症状が出ることがあります。
これは3次元の低周波数の場所では見えにくくなっているということ。言い換えれば、視覚的能力が進化しているからです。
湿疹やかゆみ
アセンションによって、よくないものを体からだ出そうとするデトックスが始まります。
デトックスが始まると、食べ物や飲み物に対して体が敏感に人に反応するため、皮膚に湿疹が出たり、かゆくなったりすることがあります。
皮膚の細胞も進化し始めているので、これまで皮膚のトラブルがなかったという人でも症状が出る場合があります。




疲れや眠気
アセンションが起こると、とにかくエネルギーの消耗が激しくなります。ちょっとしたことですぐに疲れを感じたり、猛烈な眠気に襲われることもあったりします。




最後に


アセンションするかしないかは、自分次第です。誰からも強制されることではなく、このままの暮らしでいい、変わりたくはないと思っている人はアセンションしません。
ただ、地球上では今、確実にアセンションが始まっています。それは宇宙の摂理として当然の進化なので、変わりたくないというのはその流れに逆行しているということになります。少しでも向上心と前進する勇気を持っていただければと思います。
次元上昇=アセンションの要点は…
- 次元上昇とは精神的な向上
- 誰もがアセンションするわけではない
- アセンションは魂本来の姿を思い出すための学び
- アセンションするということは許しの心を持つこと
- アセンションはワンネスを体験するための旅
- アセンションした高次元の世界は調和のとれた世界
- アセンションによる地球の変化
- アセンションする人の体に起こる変化


以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。




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