悪夢が続いて悩んでおられる方へ。
夢は潜在意識あるいは霊界や宇宙の叡智と繋がっているというのが、スピリチュアル的な解釈です。私たちは現実的な夢、あり得ない夢、いろいろな夢を見ます。しかし、悪い夢を見た時は気分的にも萎えてしまいますね。そして、それが毎日続いたりすると、なぜこんな夢ばかり見るのか、何だか恐くなってきます。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、悪夢が続く時にはどのような解釈をすればいいのか?スピリチュアルな意味をご説明したいと思います。
夢を見るメカニズム
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、
- レム睡眠は深い眠り
- ノンレム睡眠は浅い眠り
のことを言います。
人が眠る時のサイクルとして、ノンレム睡眠からだんだん眠りが深くなっていきレム睡眠になります。目が覚めるまでこのサイクルが4~5回繰り返されると言います。
睡眠科学の分野でも、夢は深層心理を反映しているものであるとして研究されていますが、夢を見ない人はいません。夢を見たことがないという人は、見た夢を覚えていないだけなのです。
悪夢を見る理由
トラウマや恐怖・不安などの感情
夢のメカニズムから考えると、悪夢を見るというのはトラウマや恐怖、不安などの感情が元になっていると考えられます。過去に酷い暴力を受けた、最愛の人が突然亡くなったなどの経験から悪い夢を見ることがあるようです。
低級霊
その他に考えられることとして、低級霊に取りつかれている場合もあります。夢の中に幽霊が現れるなどのホラー的要素がある怖い夢は、それを疑ってみる必要もあるかもしれません。
睡眠の環境
何にしても、このような悪夢を見るのは、体調がよくない、肉体が弱っている時が多いようです。また、騒音など落ち着かない場所で寝ている、あるいは寒いあるいは暑いなどの環境が原因になることもあります。
「病は気から」と言いますが、精神と肉体は密接な関係があります。肉体が快適かどうかという睡眠環境も、潜在意識に影響を及ぼしているということ。
このように、いろいろな要素がミックスされて「悪夢」がつくり出されるのです。
悪夢が続く原因①ストレスや悩み事
毎晩のように悪い夢を見ることで寝起きが悪くなり、気持ちの切り替えもうまくいかなくなります。
悪夢の共通点を探す
悪夢を見ることが続く時、それは同じ夢でしょうか?それとも毎回違う夢でしょうか?冷静に夢の内容をチェックしてみると、何か共通点があるかもしれません。重要な人物や場所など共通点があれば、それは悩み事を解決するためのポイントになることかもしれません。
悩みを解決するメッセージ
悪い夢=悪いことが起こると考えてしまうと、ますますストレスに潰されてしまいます。潜在意識は霊界、宇宙の叡智と繋がっていると考えれば、今悩んでいることから解放されるためのメッセージが込められているとも考えられるのです。
悪夢が続く原因②恋愛関係
また、生霊が原因で悪夢を見ることもあります。相手の思いや念が強い場合だけではなく、例えば彼氏の元彼女など、嫉妬している誰かの生霊が夢に忍び込み悪夢を見させているのです。恋愛以外の人間関係でも、誰かに強く恨まれたり妬まれたりしていると、このケースが当てはまります。
もし、心当たりがあるのなら除霊が必要です。自分でできないという方は、信頼できる霊能者などに相談することをお勧めします。
悪夢が続く原因③過去世の記憶
たいていの人は100~200の過去世を持っていると言いますが、過去世は現在の悩みや問題にも関係があるといいます。
魂は過去世のすべてを記憶していますが、その中の怖くて辛い経験が、夢の中で再現されているのかもしれません。過去世の記憶が原因で悪夢が長く続くときには、ヒプノセラピーなどを受けることで解決できる場合もあります。しっかりとした知識を持ったヒーラーに、悪夢の内容を含め相談してみてください。
過去世の恐怖体験やトラウマを、これを機に手放す時なのかもしれません。
悪夢を見ないために
悪夢にもメッセージ性があるとわかっていても、決して良い気分のものではありません。そこで、悪夢を見ないための対策をご紹介しておきましょう。
体調管理・睡眠環境改善
まず、体調管理をしっかり行いましょう。その上で、睡眠環境も整えます。寝室や寝具は清潔に。部屋を浄化するためにも、一日一回は窓を開けて太陽の光を入れ、空気の入れ替えをします。
部屋の中を清める
悪い霊が入り込まないように、天然石のパワーストーンを置いたり、セージを炊いたりして、部屋の中はいつも清めておくことをお勧めします。
睡眠環境を良くすることは気分的にもリフレッシュするので、悪夢を見ることもなくなるかもしれません。
最後に
悪夢は潜在意識と深く関係しています。何を意味する夢なのかということを冷静に考えると、自分の力で対処できることも多々あります。
悪夢は決して恐いだけのものではありません。少し休息をとって、その夢を分析したり自分の心の中を観察したりすることで、今後の人生をよりよくするための何かがわかってくるかもしれません。
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。