アチューメントについて知りたい方へ。
アチューメントとは、ヒーリングなどの高次元のエネルギーを使えるようにする為「エネルギーの通り道を開く」事です。スピリチュアルではこのアチューメントを受けることで、ヒーリング等のエネルギーワークを行うことができるようになるとされています。アチューメントによって得られる効果もいろいろありますが、それがどのようなものなのかということをご説明したいと思います。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がアチューメントとは何か?分かりやすく解説致します。
アチューメントとは?
ヒーリングワークの方法はいろいろありますが、それぞれ特定のエネルギーを使っているので、基本的にはそのエネルギーの使い方や知識などを誰かに伝授することがアチューメントなのです。
アチューメントはたいていの場合、そのヒーリングワークの使い方や知識だけではなく、伝授する方法も学ばなければ行うことはできません。
レイキヒーリングの場合
例えば、高次のエネルギーとつながることで人を癒すことができるレイキヒーリングは、アチューメントにも4つの段階があります。
3段階目までは自身がヒーラーとして活動することはできますが、アチューメントを行うことはできないのです。4段階目のティーチャーズディグリーを受けることで、アチューメントをすることが可能になります。
高次元のエネルギーとは
ここで、度々出てきた「高次元のエネルギー」について説明しておきます。
ヒーリングワークによっては、それを宇宙の光、ハイヤーセルフ、女神、天使など、様々な呼び方がありますが、そこには「愛と喜び」しか存在しません。
宇宙に存在している高次元のエネルギーにはいろいろな種類があり、特徴も異なりますが、高次元のエネルギーとつながることで、私たちは心身を癒すことができるのです。
アチューメントで高次元のエネルギーとつながる
三次元には肉体や物質が存在していますが、次元が高くなればなるほど波動エネルギーが細かく繊細になっていくので、高次元のエネルギーは目に見えるものではありません。
私たちは、目に見えない愛の存在、神や女神、天使などの姿をイメージすることで、高次のエネルギーとつながっているということを確認することができるのだと思います。
ヒーリングワークのアチューメントを受けた後、内面の変化を感じるのは高次元のエネルギーからの回路が開いたからなのですが、だからといって他力本願で幸せになれるわけではありません。
高次元のエネルギーを受け取りながら、今後どのように生きていくのかということが一番大切なのです。
アチューメントで魂が望む方向に向かうことができる
私たちがこの世に生まれてくる目的は、魂を向上させるためです。この世で経験することの全てが学びです。
同じアチューメントを受けても、人それぞれ体験が違っているのは、それぞれの学びがあるからです。アチューメントを受けたからといって、人生が劇的に変わるということでもなく、よいことばかりこるとは限りません。苦しみや悲しみ、いろいろな苦難を乗り越えなければならないこともたくさんあるかもしれません。
それでも、高次元のエネルギーとつながっているという確固たる自信があれば、その時に取るべき行動などが直感でわかることもあります。
アチューメントの必要性
高次元のエネルギー回路を開いた後は、まずは自己ヒーリングを行い、自身の内面を見つめながら現実の世界をしっかり生きていくことが大切です。
そして、高次元からのエネルギーを自分の中に定着させ、それを使うことができるようになれば、自分だけではなく他者の幸せや社会貢献もできるようになります。
ヒーリングワークはいろいろありますが、アチューメントを数多く受けたからといって、受け取るエネルギーが増幅するというわけではありません。あれもこれもといって、アチューメントばかり受けている方も時々見受けられますが、それが魂の向上になることはないので気をつけましょう。
アチューメントとヒーリングの違い
アチューメントとは
回路の設定ができれば、テレビのチャンネルと同じようにそのエネルギーと波長を合わせれば、いつでもつながることができます。
アチューメントを受けてエネルギーとつながることができると、セルフヒーリングや他者に対してのヒーリング、アチューメントを行うことが可能になります。アチューメントを一度受ければ、その効果は一生続きます。
ヒーリングとは
エネルギーヒーリングを受ける方は、その効果はずっと持続するということはないので、場合によっては定期的にヒーリングを受けることで、心身が抱えている問題を解決させることができます。
アチューメント可能なヒーリングワーク
レイキヒーリングの場合
先にも少し触れましたが、「レイキヒーリング」の場合アチューメントは4段階に分かれています。アチューメントでは、高次元につながるためのシンボルとマントラが伝授されます。
最近では、書籍などでこのシンボル(形状波動)とマントラ(呪文的な言葉)を公表している方もいますが、実際のところそれを知っているだけでは何にもならないと、私は思っています。しっかりエネルギー回路を開くためのアチューメントを行うことで、シンボルやマントラも初めて生かされるものだと思います。
ほとんどのヒーリングワークはアチューメントが可能
他にも8大天使やアセンデッドマスターにつながるためのアチューメント、観音様のエネルギーにつながるためのアチューメントなど、ほとんどのヒーリングワークはアチューメントが可能です。
どのヒーリングワークがいいのか悪のか、それを比較することはできません。それぞれのエネルギーに特徴があるので、自分自身の求めるものを授かるという意識が大切です。
対面アチューメントと遠隔アチューメント
対面アチューメント
アチューメントの主流になっているのは、一対一の対面で行う方法です。ほとんどのヒーリングワークにはアチューメントを行うためのマニュアルが用意されていて、それに添ってエネルギー回路を開いていきます。
レイキヒーリングの場合、対面でなければ行わないというヒーラーが多くいます。これは、昔から「口伝え」で伝授してきたという流れから来るものだと思います。
私も臼井式レイキヒーリングのアチューメントを受けましたが、浄化された神聖な部屋で、一対一の対面という形で受けました。シンボルやマントラも基本的には口伝えで、いろいろメモをとることは許されました。
遠隔アチューメント
遠隔アチューメントは、遠く離れた場所にいても受けることができるというものです。最近では、スカイプやビデオ通話などを使う方もいるようですが、同じ場所にいないというだけで、アチューメント自体は対面でやる方法と同じです。
自己アチューメント
自己アチューメントとは、誰かにエネルギー回路を開いてもらうのではなく、自分自身の力で開く方法です。
広い意味で捉えれば、ヨガなどの修行も自己アチューメントになるかもしれませんが、嫉妬や怒りなどネガティブな考えがあるとうまくいかない場合もあり、それなりの精神力が問われるかもしれません。
続いて、アチューメントの方法についてお話しいたします。