先祖の因縁で離婚に至る事はあるのか知りたい方へ。
違う家庭環境で育った者同士が、新たな家庭を築くために結婚をします。結婚は、先祖から受け継がれた命を未来につなげるためのものでもありますが、どこかですれ違いが生じたりして結婚生活がうまくいかなくなり、離婚に至る事もあります。離婚することになってしまうのは、何か先祖の因縁が関係しているのでしょうか。
この記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、先祖の因縁で離婚に至る事はあるのか解説します。
先祖の生き方が運命の流れに関わっている
私たちが今この世で生きているのは、先祖から受け継がれた命があるからです。そして、父方と母方、両方の先祖たちがどのように生きていたかによって、私たちの運命の流れも違ってくるといいます。
先祖たちの想念によって作られてしまった運命の流れ
離婚経験をした方の中には、祖父母や父母も離婚しているという人もいたりします。それは、先祖たちの想念によって作られてしまった運命の流れなのでしょう。
だからと言って、それがすべて悪い因縁だということでもなく、先祖たちが経験や反省など、子孫の幸せを願う気持ちが強くなり、離婚に至る場合もあります。
結婚した時点で相手の先祖からも影響を受ける
結婚した時点で、自分の先祖だけではなく相手の先祖からも影響を受けることになります。相手の先祖たちがどのような運命の流れを作ってきたのかは、結婚当初はなかなかわからないことかもしれませんが、影響を受けるのは確かです。なので、どのような因縁で離婚するのかということも人によって違ってきます。
先祖の因縁は年月をかけて浮上する
先祖の因縁は、年月をかけて浮上するという法則性を持っています。自分の家系を知ることで、先祖の誰の因縁が現在誰の人生に深く関わっているかなどが、だいたいわかってくるそうです。
例えば、男の子3人の子どもがいる場合、長男に曽祖父の因縁、次男に祖父の因縁、三男に父の因縁が関係してきます。ただし、曽祖父、祖父、父が持っている先祖の因縁も含まれているということ。曽祖父が長男であるなら、曽祖父の曽祖父からの因縁も引き継いでいるので、できれば先祖代々遡って考えた方が良いと思います。
縦横の法則で家系を調べてみる
これは「縦横の法則」と呼ばれているものですが、女性は女性同士でこの法則が成り立ちます。男の子だけ、女の子だけのきょうだいということではなく、男性は男性同士の関係、女性は女性同士の関係で見るということです。
縦横の法則で家系を調べてみると、先祖の中に夫婦仲が悪く離婚したという人がいたら、その因果を引き継ぐ子孫も同じように離婚しているという場合が多いようです。
先祖の恨みによって離婚に至る場合がある
先祖が恨みの気持ちを持ったまま亡くなっていたりすると、それが悪い因縁として引き継がれることもあります。
これは、家族に対する恨みというより、他人に向けた恨みの気持ちなど解消されなかった想念と言った方がいいかもしれません。離婚を繰り返す家系の場合は、先祖のそういう気持ちが悪い因縁となって現れるのです。
幸せな結婚生活を送っていても離婚を考えるようになる
よくあるのが、親兄弟の離婚を見てきたことで、結婚する時に自分だけは離婚などしないと決意して幸せな結婚生活を送っていたのに、ある時期になるとなぜか相手の欠点ばかりが目に付いて文句ばかり言うようになり、最終的には離婚を考えるようになるというケース。これは相手の悪いところしか見なくなった時点で、先祖の悪い因縁が発動し始めたということです。
それに気づかず、相手を責める気持ちがどんどん強くなっていくと、その因縁もますます強くなっていき、子どもがいる場合はその悪い因縁がまた引き継がれていきます。
自分の家系が離婚を繰り返すという因縁を持っているとわかっているのであれば、結婚する前に先祖供養を行うことをお勧めします。
先祖の色情問題が原因で離婚に至る事がある
先祖の中に不倫など色情問題を起こした人がいると、本人がどんなにがんばっても結婚生活は不安定になりがちだとだといいます。
愛人に子どもを産ませたり、離婚と再婚を繰り返しているような先祖がいる家系は、先に書いた縦横の法則は当てはまらなくなり、その家の運自体がが著しく落ち込んでしまうそうです。
先祖たちの波動も引き寄せ合う
引き寄せの法則で考えると、夫婦になる時は同じような波動を持った者同士が引き寄せられるともいいます。それは相手と自分だけのことではなく、先祖たちの波動も引き寄せ合うそうです。
自分の先祖だけではなく結婚した相手にも色情問題を起こした先祖がいたとしたら、離婚に至るまでの時間はそんなにかかりません。そして、先祖の色情問題が深刻なものであった場合、離婚だけでは済まされず、その家系が絶えてしまう可能性もあります。
何度も離婚を経験している方は、どのような先祖がいるのか一度調べてみてください。該当する先祖がいるのであれば、その先祖に対する恨みを持っている霊も存在するかもしれません。信頼できる霊能者に、お祓いや除霊を相談してみましょう。
離婚後も相手の先祖の因縁を引き継ぐことがある
私たち日本人は、結婚したら婚家の姓を名乗るのは普通のことです。そして、離婚すればまた元の姓に戻るというのが本来正しい在り方です。
それが、仕事の都合で、あるいは子どものためを思って、離婚しても婚家の姓をそのまま名乗っている方が最近多くなってきました。
苗字=先祖なので苗字が先祖の因縁を引き継いでいる
実は、苗字をそのままにしていると、離婚した相手の先祖の因縁を引き継いだままの状態にあります。苗字=先祖だからです。
離婚に至った原因の全てが相手の先祖の因縁に関係しているとは言いませんが、離婚すると決意したのは相手との縁を切り新たなる人生を歩みたかったからだと思います。
その新たなる人生に、離婚相手の先祖の因縁が関係してくるのです。もちろん、悪い因縁もそのまま引き継いでいます。もしかしたら、これからの人生に悪影響を及ぼすことになるかもしれません。
生活をしていく中でいろいろ都合もあるかもしれませんが、離婚したら実家の姓に戻すのが、先祖の因縁という観点から見て一番いいことだと思います。
離婚を避けることは子孫のためになる
離婚することは、決して悪いことではありません。ただ、それによって生まれてくる悪い想念が子孫に受け継がれる、それが因縁と言われるものではないかと思います。
離婚を繰り返す家系は、誰かがそれを断ち切らないと子孫にもそれがずっと引き継がれていくことになります。
DV被害を受けているなど離婚した方がよい場合もあるので、一概には言えませんが、夫婦間に何か問題が生じた時はできるだけ離婚を回避する方向性を考えるべきです。特に子どもがいる場合は、両親の離婚は自身のトラウマになってしまいます。それも悪い因縁としてこの先の子孫に引き継がれるかもしれません。
先祖の悪い因縁を引き寄せているのは自分
離婚を繰り返す家系であるならなおのこと、自分の生き方を見つめ直す時です。先祖の悪い因縁ばかり引き寄せるのは、自分自身の生き方にも原因があります。ネガティブな考え方や生き方は、マイナス波動の良くないものばかりを引き付けるのです。
実際、先祖に感謝して、先祖供養を行っている方は、たとえ先祖の悪い因縁があったとしても、そのエネルギーに引きずり込まれることなく幸せに暮らしています。
負のスパイラルを自分が断ち切るという気持ちで、前向きに生きましょう。先祖たちの本当の願いは、子孫が繁栄することでしかないのです。
最後に
離婚に至るのは、先祖の因果も関係しているかもしれません。ただ、それを先祖のせいにして、自分の生き方を省みないというのは魂の向上にはなりません。
私たちがこの世に生きているのは、先祖から受け継いだものを進化、向上させることも目的の一つだからです。離婚が先祖の因縁だと思うのであれば、それを子孫に引き継がないように自分の生き方を変えていきましょう。
先祖の因縁と離婚の関係は…
- 先祖の生き方が運命の流れに関わっている
- 先祖の因縁は年月をかけて浮上する
- 先祖の恨みによって離婚に至る場合がある
- 先祖の色情問題が原因で離婚に至る事がある
- 離婚後も相手の先祖の因縁を引き継ぐことがある
- 離婚を避けることは子孫のためになる
ということでした。以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。