⑤強波動と弱波動
強波動とは
強波動とは、波形の振れ幅が大きく、エネルギーが活性化されている時に発する波動です。この波動を発している人は、エネルギッシュで気力に満ちており、人を惹きつける魅力を持っています。
強波動=良い波動とは限らない
しかし強波動=良い波動であるとは限りません。強波動の持ち主であってもイライラしていたり、恐れや不安から人をコントロールしようとする「悪い波動」を発している場合は、周りにネガティヴな影響を与えてしまいます。
カリスマ性はあるけれど、周りを怖がらせてしまうワンマン社長などがこういった例に当たります。強波動とは、あくまで「エネルギーの強さ」を表しているのであり、「良い波動」を表しているわけではないのです。
弱波動とは
弱波動とは、波形の振れ幅が小さく、エネルギーが活性化されていない波動のことです。エネルギーが少ない分、周りに与える影響力の少ないので、ゆったりとしていて、少し弱々しそうに見えたりするかもしれません。
そのため、あまりにも意志が弱いと、強波動の持ち主に、支配されたり、コントロールされたりする可能性があります。いつも自分の意見が言えなかったり、周りの人が怖いと感じる方は、このパターンに陥ってしまっているのかもしれません。
こういった影響を受けないためにも、次の章では自分の波動を高めて、強めていく方法をお伝えします。
⑥波動を高め、強くするためには
波動は、自分の意識や努力次第で幾らでも高め、強めていく事が可能です。ここでは、その方法をご案内します。
呼吸法
意識して深く呼吸を行うと、気持ちが落ち着いて、よりクリアで強い波動を発する事ができます。お腹や丹田に意識を向ける、腹式呼吸や丹田呼吸法がお薦めです。
瞑想
瞑想を取り入れ、静寂な時間を過ごすことで感情や精神が整い、クリアで高い波動を発することができます。1日5分や10分でも良いので、継続的に瞑想する時間を持つと良いでしょう。
体を動かす
低い波動とは、ほとんど動きがない状態です。逆に、高い波動とは、常に穏やかなバイブレーションを放っています。「何だか気分が上がらないな」と感じる時は、日常にちょっとしたエクササイズを取り入れ、動く事を意識すると良いでしょう。
⑦波動の性質
波動には、様々な性質があります。
1.同じ波動は引き合う(共鳴)
「類は友を呼ぶ」という言葉があるように似通った波動を持つ者同士は惹かれ合い、一体化しようとします。
2.異なる波動のものとは一緒に居られない(非共鳴)
同じ波動を持つものは惹かれ合いますが、異なる波動を持つ者は離れようとします。高い波動を持つ人と共に居るためには、自分の波動も上げていかなければなりません。
3.強波動は弱波動をコントロールする(コントロール)
エネルギーの強い強波動は、エネルギーの弱い弱波動を包み込んだり、コントロールしようとします。権力や影響力を持つ者が、その他の者を従えたりするのと同じです。
4.出した波動は、必ず返ってくる(フィードバック)
「カガミの法則」というように、喜びであっても、怒りであっても、あなたが出した波動は必ず自分に返ってきます。行動や言葉を発する際には「愛」から行うと、必ず「愛」が返ってくるのです。
⑧波動を高めることで得られるメリット
ここまでは、波動の種類や高め方についてご説明しました。ここでは、なぜ波動を高めた方が良いのかを改めてご説明したいと思います。
冒頭でもご説明しましたが、宇宙の波動は「愛」しかありません。波動を高める事なく、「不安」や「恐れ」を中心に生きていると、宇宙の波動とは異なるため、不調和が起こったり「それは違うよ」と宇宙から「愛」へと促されるような出来事が起こったりします。
波動を高めて何事にも愛と感謝の気持ちを持てるようになると、宇宙の愛と調和して、より良い流れに乗れたり、頑張らなくても全てが上手く回るようになります。
最後に
波動を上げるためには、日常の些細な出来事に対して感謝の気持ちを持つこと、そして周りに流される事なく、自分に正直に、クリアな気持ちを持ち続けることが大切です。落ち込む事があったり、ネガティヴな感情になってしまった時は、意識的に波動の良い場所へ出かけたり、加工してない自然な食べ物を食べたりしましょう。
波動が高まり、「愛」のバイブレーションを発するようになると何もかもが上手くいって、幸せと感謝の気持ちでいっぱいな毎日となります。自分と周りを愛して楽しみながら「愛されラッキー体質」を目指しましょう。