オーラの色から性格や特徴を知りたい方へ。
心の状態や体調によってもオーラは変化しますが、わたしたちには基調となるオーラも存在しています。それが、パーソナリティーを示す色。その色調から、備わっている資質や価値観の傾向、行動様式を読み取ることができます。
つまり、オーラを鑑みることで、あらゆるものとの相性を知ることも可能となります。調和する色同士はごく自然に引き寄せ合いますが、調和しづらい色同士は、特に意識しなければ深く結びつくことはありません。そいうい訳で、オーラは引き寄せるものを決める、人生においてとても大切な要素なのです。自分のオーラは何色か、そして、それはどんな意味を示すのか。それを知ることは人生を知ることにもつながります。
本記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、オーラの色の意味から性格や特徴をご説明致します。
オーラとパーソナリティ
オーラにはいくつかの層があります。わたしたちが目視したり、感じ取ったりするのは、人体を覆っている最も内側の層。その部分は、体調や感情によってもすぐに変化があらわれます。
その少し外側を覆っているのが、わたしたちのマインドから表れてくるオーラ。メンタル体と呼び、大抵の場合、いくつかのオーラの中では最も厚く大きな層となって人体を覆っています。
自分のオーラの確認方法
自分のオーラの色がよくわからない人はオーラ写真を利用するのもお勧めです。または、色を深く観じ入って、今の自分にはどの色がフィットするか、内なる感覚にフォーカスしてみるのも良いでしょう。また、第三者に自分にはどんな色を感じるか、尋ねてみるのも良いかもしれません。自分のオーラの見方が知りたい方は、下記の記事をご確認下さい。
①赤色のオーラの意味
赤色のオーラの特徴
思いついたことは素早く行動に移すため、一見すると、怖いもの知らずで、とても大胆な人にも見えがちです。実際、そうした印象通りにパワフルな気質に恵まれていますが、その内面は、必ずしも自信に満ちているわけではありません。行動によって、自分の存在感や生きているという感覚を確認したい気持ちが強いのです。不安だからこそ行動せずにはいられない場合もあります。
赤色系のオーラの特徴
赤ばかりが強調されているオーラだと、認められたい願望が強く、落ち着きのない気質が前面に出がちです。ですが、赤いオーラがあってこそ、新しいものが生まれたり、あらゆる面での改革や刷新がおこなわれていきます。特に明るい赤のオーラは、周囲の人に、勇気や意欲を呼びさます力も秘めています。
黒っぽい赤やにごった赤のオーラは、激しい怒りや恨み、嫉妬の情念を示します。
②緑色のオーラの意味
愛情の深さを示す色は、ピンクや紫等、他にもありますが、緑のオーラを持つ人は「命を育む愛情」が特に強い傾向にあります。そのため、草花や木々などの自然と触れ合うことや動物が大好きだったりします。
緑色のオーラの特徴
生命を育むがごとく、答えを急がずにゆっくりじっくりと機を待ったり、コツコツと何かを持続させたりするのが得意なタイプ。一見、とても穏やかな性格に見えますが、意志の強さを秘めています。地に足をつけた考え方をするせいか、何かと「土台」の役割を担う傾向にあります。
緑色系のオーラの特徴
特に明るい緑のオーラは、物事を安定させたり調和させたりする力を持っています。濃い緑色が強調されているオーラの場合、保守性が強まり、自分と考え方の異なる相手を拒否しがちな気質が前面に出てくることがあります。黒っぽい緑やくすんだ緑のオーラは、変化に抵抗する気質、執着心や独占欲の強さを示します。
③黄色のオーラの意味
黄色のオーラの特徴
頭の回転が速く、好奇心が旺盛。流行に敏感だったり、新たな情報をつかむのが上手だったりします。必ずしもおしゃべりではありませんが、「おもしろいこと」が大好きで、いつも人を楽しませたり、驚かせたりするためのアイデアを練っているようなところもあります。
ただ、好みや知性の守備範囲が広いせいか、やや飽きっぽいところもあり、興味の方向性は移りやすい傾向にあります。
黄色系のオーラの特徴
黄色ばかりが強調されているオーラだと、物事を軽く考え過ぎたり、言うことが変化しやすいパーソナリティが前面に出がちです。ですが、あらゆるものに違った見方を与えたり、場の空気を変えたりする役割を持つのは黄色のオーラの役割で、特に明るい黄色は無邪気さを示し、笑顔を創り出すムードメーカーとなりやすいでしょう。
くすんだ黄色、暗い黄色は、無邪気さを通りこして、思ったことを迂闊に口にしたり、人に対して無頓着になる気質を示します。
④ピンク色のオーラの意味
ピンク色のオーラの特徴
感情の変化によってもオーラは変化しますが、ピンクが強く表れてくるのは、愛情面で満たされていたり、心に幸せな感覚が広がっているとき。
特に恋愛がうまくいっているときには表れやすい色です。常にピンク色が表れている人の場合も同様で、いつも愛し愛される喜びに縁のある人だと言えるでしょう。人に対する壁が少ないため、多くの人から好かれる傾向にあるのです。
損得勘定なく、人に尽くすことができるのもピンクのオーラの特徴です。ただ、同情心の強さゆえに流されやすさがあるのは否めません。
ピンク色系のオーラの特徴
ピンクばかりが強調されているオーラだと、主体性なさや依存性の強さが前面に出て、何かと決断できない気質となりがちです。中でも薄いピンクのオーラは、自己犠牲的な気質であることを示します。
ですが、温かみのあるピンクの人は、犠牲的な姿勢のようでも、しなやかな強さを持っています。濃いピンクは、感情の浮き沈みの激しい人であることを示します。
⑤オレンジ色のオーラの意味
オレンジ色のオーラの特徴
細かなことにこだわらず、たとえ難しい状況に出会っても、弱音も文句も言わずに向き合おうとするタイプ。基本的にポジティブな考え方で、物事を楽天的に捉えていく傾向にあります。初めてのことや未知の領域に踏み込むとき、そのオーラはさらに生き生きと輝きます。冒険心が強く、チャレンジ精神に富んでいるのが特徴です。明るいパーソナリティのため、多くの人を惹き付けます。ですが、何かと「なんとかなる!」という楽天的な姿勢で進めようとするため、時に周囲への繊細な配慮に欠ける場合があります。
オレンジ色系のオーラの特徴
特に濃いオレンジが強調されている人は、人の痛みに気づきにくいデリカシーのなさが表立ってしまいがちです。にごったオレンジは、独善性の強さ、プライドの高さや負けず嫌いな気質を示します。
いずれにせよ、オレンジ色が主体の人は生命力に溢れた人。意識せずとも周囲をリードする立場になりやすいので、その点を自覚して生きるか否かはとても肝心です。良き方向にも、良くない方向にも周囲を導くことができてしまうからです。ぜひ、良きリードをとってほしいものですね。
⑥青色のオーラの意味
青色のオーラの特徴
理想主義的な傾向があり、基本的に清く正しく美しく生きたい願望を持つため、立ち振る舞いがスマートです。クールな印象を与えることの多いオーラですが、決して冷たいわけではありません。博愛主義的な愛情傾向なので、特定の相手や物事に肩入れすることがなく、そのためにドライな気質に見えることがあるのです。
青色系のオーラの特徴
ただし、濃い青や緑がかった青のオーラは、やや孤独を好む気質が前面に出てきます。束縛を嫌い、他者に無関心にもなりがちです。暗い青、濁った青のオーラは保守性が強く、自分の考え方に固執しがちな気質となります。
青のオーラは、やや思考に偏りがちではありますが、周囲が感情的になっているときでも、流されずに冷静な判断ができるのが強み。深い海のような藍色は特に、分析力や洞察力に優れた資質を示します。
⑦紫色のオーラの意味
紫色のオーラの特徴
霊的な感受性が強いのが特徴で、実際に直観力やヒーリング能力に富んでいる人も多いオーラです。本人に自覚がない場合もありますが、紫色が強調されているオーラの人は霊的な目的を持っていて、人を教え導いたり、社会的な歪みを癒すポジションに立つことも多いのです。紫のオーラの人は豊かなポテンシャルを秘めている分、パーソナリティが成熟していないと、せっかくの能力や感性を生かせないこともあります。グラウンディングや周囲との調和を意識することが大切なオーラです。
紫色系のオーラの特徴
紫にも色々なバリエーションがあります。ピンクの混じった紫は、優しさや芸術的感性に富みますが、感受性の強さゆえに人に流されやすい傾向も出てきます。黒っぽい紫は、深い癒しの力を持つ半面、自分の能力におぼれやすい側面も持ちます。紫色ばかりで、他の色があまり混じっていないオーラは、霊的な世界と現実生活とのバランスが取りづらくなることもあるので、体調を整えたり、意志の強さを育むことはとても大切なテーマです。