バシャールが病気についてどのような考え方を持っているか知りたい方へ。
エササニ星に住むバシャールたちは、病気にはならないと言います。バシャールは、病気についての考え方をチャネラーのダリル・アンカとの交信によって、私たちに教えてくれています。
昔は不治の病とされていた病気も、医学の発達によって今では治るものもあります。とはいうものの、癌が再発したという話やそれに怯えている人たちがいるというのも確かなことです。
「病は気から」という言葉もありますが、私たちが病気になるのはなぜなのか、どうすれば病気と無縁に生きていけるのか。バシャールの考え方からヒントを得られることもあると思います。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が、バシャールによる病気についてのメッセージをご紹介いたします。
バシャールとは
バシャールは、エササニ星に存在している意識の集合体で、1980年代になってから、アメリカに住むダリル・アンカというチャネラーがバシャールと交信できるようになり、たくさんのメッセージが紹介されています。
バシャールという名前は、バシャール自身がつけたという事ですが、アラビア語で指揮官、存在、メッセンジャーという意味です。
体の細胞はエネルギーを受信する受容体
バシャールは、体の細胞ひとつひとつに意識があり、エネルギーを受信する受容体であると言っています。そして、アストラル界には、細胞ひとつひとつと繋がっているもう一つの細胞が存在しているそうです。
もう一つの細胞
私たちは、呼吸で酸素を取り込んだり、食べ物で栄養を取り込んだりして生きていますが、細胞は私たちが取り込んだ全てのエネルギーをそのまま受け取って処理しています。
アストラル界のもう一つの細胞も、その波動を受け取ることで生命力や活力を作り出しているのだと思います。
抵抗感があると波動の全てを取り込むことができない
しかし、エネルギーを受け取る時に抵抗感があると、波動の全てを取り込むことはできません。抵抗感というのは、例えば恐れの感情などが挙げられます。
病気の99%は体の中の毒によるもの
病気の99%は体の中の毒によるものだと、バシャールは語ります。
有害な毒物でいっぱいになった体は大切な栄養素を吸収しにくくなり、免疫力も低下します。有害な毒物のほとんどは、外から入り込んだ別の微生物です。そして、その微生物が病気の原因となります。
なぜ体に毒が蓄積されるのか
では、なぜ体に毒が蓄積されるのかというと、それは波動の低い食べ物を食べ続けているという物理的なことだけではなく、ネガティブな感情など精神的なことも深く関係していると思います。
心身ともに健康になるためには、体の中に毒をため込まないこと。そして、免疫力を高めることが大切です。
自分の体を労わり愛しなさい
バシャールのこの言葉から、私は自分の体を労わり愛しなさいということだと解釈しました。自分の心や体を痛めつけるような行為をしてはなりません。
病気になるのは自然な状態ではないから
病気になるのは「自然な状態でないから」だとバシャールは言います。自然な状態でないというのは、本来あるべき自分から離れている、ブレてしまっているということ。
ネガティブなエネルギーがどんどん蓄積されていく
例えば、自分が好きではないと思う仕事を、お金のためだけにやり続けていると、やがて病気になります。本当にやりたいこと、なりたい自分になれない時、ネガティブなエネルギーがどんどん蓄積されていくのです。自分自身を自然な状態に保ちましょう。
不治の病でも完治はありえる
また、不治の病とされているものであっても、本来あるべき自分に戻ることができれば完治するといいます。それは、本来の自分を生きている時は大いなる愛のエネルギーで満たされているので、ネガティブなエネルギーは近寄って来ることさえできなくなるからです。
今、本当の自分を生きているかどうか、少し時間をとって自分自身に問いかけてみましょう。
愛と喜びが不足していると病気になる
恐怖や怒り、嫉妬などのマイナス感情が病気を作り出すということは、これまでも言われてきたことです。私たちが病気になるのは、愛と喜びが不足しているからだということは、バシャールたちの世界と比較すればよく分かります。
バシャールが病気にはならないのは無条件の愛の中にいるから
バシャールたちは病気にはならないというのは、無条件の愛の中にいるからです。無条件の愛とは、存在している全てをあるがまま受け入れるということ。愛と喜びに満ちあふれた世界には、プラスの波動しか存在しません。
最近は病気にならないために予防医学ということも重視されるようになりましたが、栄養バランスを整えるなど物質的、肉体的なことだけではないと思います。
あるがまま受け入れるとはどうすればいいのでしょうか。愛と喜びに満ちた世界とはどのような世界でしょうか。
それは、他者に目を向けるのではなく、まずは自分自身をそのまま受け入れて愛してあげること。自分自身が本当に喜ぶ生き方をするということだと思います。
病気になった時は自分を見つめ直すチャンス
病気になってしまった時は、なぜその病気を引き寄せてしまったのか、その理由を知るために病気を活用しなさいと、バシャールは言います。
病気になったことで何を学んでいるか、そして学ぶことができない学びは何かということを、自分自身に問いかけてみなさいと。
- 気づかないうちにため込んでしまったストレスは何か?
- 情熱をもってやっていたはずのことは真実なのか?
- 自分に正直に生きていたか?
質問することは人によってそれぞれ違うと思いますが、これまで信じてきたことがただの思い込みだとわかることもあります。
自然の中でゆっくり考える時間を持つ
例えば、美しい自然の風景を見ながら、匂いや風を感じながらゆっくり考える時間を持ってみましょう。全てのエネルギーをそのまま反映させているのが自然界です。自然の中にいると癒されるのは、無条件の愛があるがまま存在しているから。素直な気持ちで自分自身と向き合うことができるかもしれません。
病気を克服するためには自分の波動を上げる
病気になると不安な気持ちでいっぱいになりますが、それがますます症状を悪化させることに繋がります。
病気になった時は、治療や場合によっては手術が必要になるかもしれません。それでも、不安や恐れの気持ちを手放すこと。完治することを信じて、明るい気持ちで過ごすことが大切です。それによって、心身ともにエネルギー波動が高くなり、愛のエネルギーが満ちてくるはずです。
ワクワクした気持ちで過ごしていれば、病気を克服できる
バシャールは、自分らしくワクワクした気持ちで過ごしていれば、病気を克服できると言っています。どんなことがあっても、ワクワクしていること。それがポジティブな結果を招くので、どんな病気であっても完治するはずだと。
これは病気に限らず、私たちが次元上昇するために必要な生き方かもしれません。
最後に
病気にならないためには、バシャールたちの世界にある無条件の愛を知り、少しでもそれに近づく生き方をすればいいのだと思います。そして、あるがまま自然体で生きることも大切です。時々、自分の内面を見つめ直してみるのもいいかもしれません。
バシャールによる病気についての考え方の要点は…
- 体の細胞はエネルギーを受信する受容体
- 病気の99%は体の中の毒によるもの
- 病気になるのは自然な状態ではないから
- 愛と喜びが不足していると病気になる
- 病気になった時は自分を見つめ直すチャンス
- 病気を克服するためには自分の波動を上げる
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。