予知夢について詳しく知りたい方へ。
予知夢とは、未来のできごとを暗示している夢のことを言います。ということは正夢と同じ?と思うかもしれませんが、予知夢と正夢は微妙に違います。
夢で見たことが現実に起こったというのが正夢ですが、予知夢はそのまま現実になるというより、未来のできごとを暗示するようなメッセージ性のある夢のことをいい、未来予知現象の一つとして捉えられています。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が予知夢とは何か?よく見る人の特徴などスピリチュアル的に解説いたします。
予知夢と正夢の違い
予知夢とは、未来のできごとを暗示している夢のことを言います。夢で見たことが現実になったというのが正夢です。
正夢は夢がそのまま現実に起こる夢
例えば、宝くじが高額当選していた夢を見て、実際にその売り場で宝くじを買ってみたら本当に当たっていたとか、夢の中で医師から癌の告知を受けてしまい、それが現実となったなどが正夢です。
良い夢でも悪い夢でも、夢で見たことがそのまま現実に起こるのというのが正夢です。
予知夢は未来のことをアドバイスしたり暗示したりする夢
一方、予知夢は、夢の中で会ったこともない人が現れて未来のことをアドバイスしてくれたり、何か形あるもので未来を暗示する夢です。
また、これまで経験したことがないことを、夢の中で行っているという場合もあります。普通の夢とは違うということは自覚できても、それが何を意味するのかはすぐにはわからないことも多々あります。
予知夢の特徴としては、はっきりとした色合いを認識することができ、目が覚めた時にひどく興奮していたり、感動が残っていたりします。そして、夢の中で受け取ったメッセージが現実になるまで、かなり時間がかかります。長いときは数十年かかることも。
予知夢で見たことが現実としてある程度進行していく中で、そのメッセージにはどのような意味が隠されていたのかということに気づくことができるのです。
予知夢の種類1:霊夢
霊夢とは、天使など霊的な存在が未来に関するメッセージを伝えてくる夢です。人間の姿を借りて現れることもあるので、見知らぬ人が話しかける夢になったりもしますが、どんなメッセージを受け取ったのかはっきり覚えている場合は、霊夢だと思われます。
霊夢の内容をメモに残しておく
霊夢を見たときは、その内容をしっかりメモに残しておきましょう。受け取ったメッセージが現実になるのは時間がかかることが多いので、メッセージの内容を意識しながら生活しましょう。
予知夢の種類2:象徴夢
象徴夢とは、色鮮やかな風景や印象的な数字、形、色などが、現状を打破するためのヒントとして出てくる夢です。スランプに陥っていたり、これからどう進むべきか悩んでいたりするときによく見るといいます。
象徴夢は専門家に分析してもらう
これが何を意味するのかを理解するのは、自分ではなかなか難しいことかもしれません。精神分析や夢占いなどスピリチュアルの専門家に分析してもらうのがよいでしょう。
予知夢の種類3:デジャヴ
デジャヴとは日本語に訳すと「既視感」となります。これは、一度も体験したことがないのに、どこかで体験したように感じることを言います。
人は眠っている間、アカシックレコードに繋がることがあるといいます。アカシックレコードとは、宇宙が始まってから全てのことが記録されている場所。世界全体の集合的な情報だけではなく、個人の魂の情報や過去生から未来までの転生の情報も記録されています。
アカシックレコードの記録が夢に現れる
睡眠中にアカシックレコードと繋がり覚醒すると、過去生の経験が蘇ってきたり未来の光景を見ることもあります。これがデジャヴです。
予知夢としてのデジャヴの内容を知りたいときは正確なアカシックリーディングができる専門家に解き明かしてもらうのが一番早いと思います。
予知夢をよく見る人は右脳が発達している
左脳は顕在意識を、右脳は潜在意識を司ると言われています。芸術や音楽関係の仕事をしているなど、普段から右脳をよく使う人は潜在意識が活性化しているので予知夢をよく見ると言われています。
無意識で予知夢をみていることもある
「右脳を使うぞ」と意識しているわけではないので、予知夢なんて見たことがないという人でも、夢の内容を分析して人生に照らし合わせてみると、それが成功の鍵になっていたという場合もあります。
予知夢をよく見る人は邪心がない
幼い子どもは予知夢を見ることが多いと言われています。それは、純粋で邪心がないからです。
ワクワクしながら楽しく生きている人は邪心がない
大人になっても周りや人の言うことを気にすることなく、好きなものを見つけてはワクワクしながら楽しく生きている方は邪心がないので、予知夢をよく見ます。
予知夢をよく見る人は霊感が強い
霊感が強いというと、悪霊などマイナスのエネルギーを受けやすいというイメージがありかもしれませんが、霊感というのは悪いものだけを受け取るとは限りません。高次元からのメッセージやサインも受け取ることがあるのです。
潜在意識のメッセージに敏感に反応すると予知夢を見ることがある
潜在意識には、念や目に見えないエネルギーを送受信するアンテナのような感性が備わっています。それを霊感と呼んでいるのですが、霊感の強い人は潜在意識が何かメッセージやサインを受け取った時、敏感に反応して予知夢となって現れることがあるのです。
予知夢を見たい時は瞑想をしてみる
予知夢に限らず、夢を見るというのは潜在意識からのメッセージです。そして、夢は脳波と深い関係があり、シータ波が出ている時に夢を見ることが多いといいます。それは、熟睡しているときではなく、うとうとまどろんでいる時なのです。
脳波をコントロールすることができれば予知夢を見ることが多くなる
シータ波は、瞑想の半覚醒状態になっているときにも出ています。この時の感覚を覚えて脳波をコントロールすることができれば、予知夢を見ることも多くなるそうです。
予知夢に限らず、潜在意識からのメッセージやサインを受け取ることができるのはシータ波が出ているときです。
予知夢を見たい時は眠りにつく前に癒しの音楽を聴く
予知夢は潜在意識からやってきます。その潜在意識と繋がりやすくするためには、眠りにつく前に心が安らぐような癒しの音楽を聴くのがよいそうです。この時、脳からはシータ波が出ているので、瞑想をしている時と同じような感じになります。
潜在意識の深い部分と繋がる
最近では、潜在意識の深い部分と繋がるための音楽CDも販売されているので、試してみるのもいいかもしれません。
予知夢を見たい時は夢日記をつける
夢を見た時は必ず、どんな夢だったかを書き留めておく習慣をつけるのがよいと思います。
夢の内容を確認する
霊的な存在が人の姿を借りてメッセージを伝えてくることもあるので、いつも同じ人が夢に出てこないか、夢の中で同じことが繰り返されていないかなど、夢の内容を確認してみてください。
また、いくつかの夢をつなぎ合わせて分析してみると、何を伝えようとしているのかわかってくる場合もあります。
最後に
予知夢で未来のことを知りたいと思った方もいるかもしれませんが、予知夢を期待しすぎると、それは邪念になってしまうと思います。
未来はわからないから、今生きている楽しさがあります。自分磨きを怠らず、向上するための努力をしていれば、霊的な存在は必ず進むべき方向へと導いてくれます。
あまり予知夢に執着せず、彼らが導いてくれるための一つの方法であると考えていれば良いのかもしれませんね。
予知夢の要点は
- 正夢は夢がそのまま現実に起こる夢
- 予知夢は未来のことをアドバイスしたり暗示したりする夢
- 予知夢をよく見る人は右脳が発達している
- 予知夢をよく見る人は邪心がない
- 予知夢をよく見る人は霊感が強い
- 予知夢を見たい時は瞑想をしてみる
- 予知夢を見たい時は眠りにつく前に癒しの音楽を聴く
- 予知夢を見たい時は夢日記をつける
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。