ワンネスは誰でもたどり着く境地
私たちの人生の様々なポイントに、ワンネスへの導きが散りばめられています。今回ご紹介したポイントも、特別な人にしかできないものは何一つありません。日常のあらゆることが気づきのきっかけとなる可能性があるのです。私たち一人ひとりは地上の孤独な存在という視点を克服し、すべての存在とつながり合ったいのちであることに目覚めてゆくのです。
すでにワンネスへの移行は始まっています。魂レベルでは誰でもワンネスの状態を知っています。あなたはただ、ワンネスを思い出せばよいのです。
いまワンネスに向かって魂の進化・覚醒が起こっている
2012年12月からアセンションが始まっていると言われています。これはワンネスという目的に向かうためのものです。アセンションによって天変地異が起こるのではないかなどと恐れている方もいるようですが、それは違います。地球上に今起こっている天候不順や災害などは、地球の浄化のために起こっているものであり、これを経て地球自体がアセンションに向かっていると思われます。
世界中で不正行為が暴かれているのも、これまでの組織や制度が崩れ去り、新しくなるための浄化作用です。これから、世界中でさらなる変化が起こるかもしれません。
精神的なものに価値を見出し始めます
これに伴い、私たちの魂も次元上昇が始まっています。3次元は善・悪、敵・味方など2元性のある世界です。どちらか良いものに価値があると考えられています。しかし、それは自我が作り出した固定観念です。魂の進化、覚醒ができると、お金や物質などのこれまで価値があるとされてきたものに変わり、目に見えないもの、精神的なものに価値を見出し始めます。それが、ワンネスへの目覚めにほかなりません。
ただ、魂を進化、覚醒させることに強制はありません。これからどのように生きていけばいいのか、ひとりひとりが考えることです。
そしてワンネスの時代へ
宗教では、ワンネスの意識を説いたものはたくさんあります。例えば、キリスト教ではイエス・キリストの教えとして「人にしてもらいたいことを人にしてあげなさい」というのがあります。今の3次元の世界ではこの考えが理解できない、受け入れることができない方もいました。また、戦争は宗教の教義の違いから起こったりもしています。
ひとつであることの尊さ
私たちはこれまで、分離からくる苦しみをたくさん体験してきました。もともとひとつなら、なぜわざわざ苦しい体験をする必要があるのかと思う方もいるかもしれませんが、それが魂の学びであり人生の旅だと思います。この体験があるからこそ、ひとつであることの尊さがわかるのではないでしょうか。
地球上のすべてがひとつの家族
これからアセンションが進み、だれもがワンネスの意識を持つようになれば、きっと、世界は変わることでしょう。宗教や文化、人種を超えて、地球上のすべてがひとつの家族と思えるようになっていきます。そこには、愛に満ち溢れ、争いのない平和な社会しか存在しません。
最後に
アセンションがはじまり、ワンネスへと移行しつつあります。ワンネスの意識を持つことは、恐怖心や執着心を手放すことに繋がります。
この世にいろいろな争いが起きるのは、人類はみなひとつに繋がっているという意識がないからではないでしょうか。家族や会社の人間関係もそうです。「分離」という経験の中で疎外感や孤独感を持ちながら、他者を羨んだり憎んだり…。そんな社会から解放されるためには、私たちひとりひとり、魂の向上を目指さなければなりません。ワンネスの時代は、他力本願では実現しないからです。
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。