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離婚の意味をカルマの法則で解説します

離婚の意味をカルマの法則で解説します離婚とカルマの関係が知りたい方へ。

離婚は結婚以上のエネルギーを使うと言う人もいますが、離婚をするということは、たいていの場合その人にとって人生の一大事でしょう。

離婚は「バツ」とも言うだけに、一般的には「結婚に失敗した」と考える傾向にありますが、スピリチュアルな見地からすると、必ずしも失敗とは言えません。なぜなら、「失敗」も含めてそれが縁というものなのですから。また、「別れる」ということは、お互いにとってむしろポジティブな選択というケースもあるはずです。

深層心理セラピスト 斎木サヤカ
深層心理セラピスト 斎木サヤカ

この記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、人生の一大事となり得る離婚とカルマの関係について詳しく解説します。

カルマの法則とは?

仏教用語「因果応報」の意味を分かりやすく解説しますまずは、カルマの法則について、簡単に定義しておくことにしましょう。

カルマの法則とは、ひと言で言うと「行為はなんらかの報いを生じる」という思想。仏教やヒンドゥー教などに見られる考え方です。

要するに「因果応報」を意味しており、「善い行いは善い結果を生み、悪い行いは悪い結果を生む」ということ。それが輪廻転生を通じて伝わっていく、というのがカルマ思想だと言えます。

つまり、過去生における行いが今生に影響しているということ。今生における出来事や体験、出会いは、過去生から始まっている、と見るのです。

カルマの法則とは何か?その本当の意味を解説
カルマの法則とは何か知りたい方へ。基本的な意味と、カルマの法則はわたしたちの人生にどのように影響していて、どう向き合っていくべきものなのかについて、具体例なども挙げながらわかりやすく紐解いてゆきましょう。この記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、カルマの法則とは何かその意味を分かりやすく詳しく解説致します。
仏教用語「因果応報」の意味を分かりやすく解説します
仏教用語の「因果応報」という言葉の意味を知りたい方へ。人生で一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。いつの間にか、私たちの周りで一般的に使われる身近な言葉となりました。 本記事では、仏教用語の「因果応報」という言葉の意味をご紹介します。
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カルマと離婚

失恋 ブロークンハート 不仲 別れ離婚とひと言にいっても、そこに至るストーリーもシチュエーションも人それぞれ。円満な離婚もあれば、そうでないケースもあるでしょう。スピリチュアルな観点から言うと、カルマを創る離婚か、そうでない離婚か、というふたつに大きく分けられます。

カルマを創る離婚

カルマを創る離婚とは、もちろん、恨み辛みを残したまま別れる離婚のことです。一見、激しくもめることなく別れることができたとしても、我慢する気持ちや犠牲になる感覚、裏切られて傷ついた思い、時間を無駄に費やしたという虚しさ、あのときああしていれば・・・という後悔や反省・・・といったネガティブな気持ちがわずかでもあれば、それは、カルマを創る離婚です。

カルマを創らない離婚

カルマを創らない離婚は、カルマ解消の結果、別れることになるケース。その場合、相手に対する期待やこだわりがなくなるので、すんなり別れることができます。執着心がなくなり、相手の幸せを考えて別れることができるので、しこりを残すことがないのです。

多くの場合、離婚は前者の「カルマを創る離婚」となる傾向にあるようです。

なんで離婚するのでしょう?

結婚式 結婚指輪どうせ離婚することになるなら、結婚しなきゃ良かった・・・とか、若気のいたりで判断を誤った・・・とか。円満な離婚とならなかった場合、そんなふうに考えて、結婚そのものを後悔する人もいるかもしれません。

過去生からの遺恨

後悔は先に立たず、と言いますが、こういうケースの場合は、実は後悔が先に立っているのですが、渦中にいる私たちは、ほとんど気づくことができません。過去生からの遺恨があって、それを主張したくて、そのために壮大な計画をして離婚という結果に持ち込んでいたりするのです。

過去生からずっと、「あなたのせいで、私は幸せになれない」と言いたくて、そのためには、結婚して離婚しなくちゃならなかった・・・ということも。

離婚の背景には復讐や仕返しのストーリー

もちろん、全ては無意識に押し込めた過去の記憶がおこなうことです。離婚するために結婚していたりするのが、因縁の関係・・・。このように、離婚の背景には復讐や仕返しのストーリーがあるのが普通なんです。

浮気が主な原因の離婚

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浮気のスピリチュアルな意味

浮気は、スピリチュアルな観点からすると、「自由を求める心の表れ」のひとつです。ルールや約束ごとに縛られるのがイヤだ、決められた物事に従うのがイヤだ、といった深い無意識的な反抗心から動いているケースがほとんどです。

権威との確執のカルマ

とかく、浮気がちな人の心の奥には、「権威との確執のカルマ」が根深く潜んでいます。支配されたくない気持ちから、「良き妻」や「良き夫」の枠組みから、みずから逃れようとしていたりします。

過去生において、結婚によって自由を奪われたり、望まない婚礼をしたり・・・。不自由な婚姻をして、家系や権力を恨む、というカルマを持っている傾向にあります。

過去生からの積年の恨み

もちろん、パートナーに対する過去生からの積年の恨みをはらすべく、浮気という形で仕返しをする、ということもあります。こうした場合、離婚によってまた恨みの種を創るので、たとえ別れても、エネルギー的には足の引っ張り合いが続いてしまいます。