記事内に広告が含まれています。

離婚の意味をカルマの法則で解説します

セックスの問題が原因の離婚

ベッドで寝るカップル 夫婦離婚において、無視できないのはセクシャルな問題でしょう。セックスの相性が良くないことやセックスレスも、離婚の引き金になる重大な要素のひとつです。家族になったら、異性として見られなくなる・・・というのはセックスレスの理由として挙げられることですが、これは、家族関係のカルマやセックスそのもののカルマが関係している場合があります。

家族や家庭は神聖なものであるべき、といった厳格な教えの中で育ったこと、望まないセックスの犠牲になったこと・・・等々。そうした記憶が絡み合って、家庭とセックスが共存できない思い込みが、無意識の中に刷り込まれていたりします。

また、セクシャルな魅力を与えてやらない、という過去生からたくらんでいた仕返しのためにセックスを拒否する場合もあるし、自分にセクシャルな満足を与えない、という自分への戒めの場合もあります。

セクシャルなカルマは、特定の相手にだけ表れることもありますが、大抵の場合、パートナーが変わっても繰り返しがちです。

価値観や性格の不一致による離婚

カップル 寄りかかる 湖 池 依存 不仲考え方や人生観、性格が合わない、というのは、最もオーソドックスな離婚理由であり、理解を得やすいものかもしれません。ですが、合わない部分があることくらい、本当のところ結婚前にわかっていたりしますよね。少なくても、無意識は知っていたはずです。

違うところはあるけれど、愛があるから大丈夫・・・と思ったか、相手のことを良く知ろうとしないままに結婚したか、どちらかかもしれません。

「合わない」のではなく「合わせることを諦めた」

いずれにせよ、こうした場合の離婚の真相は、「合わない」のではなく「合わせることを諦めた」が正解です。なぜなら、愛があれば合わせようとするし、合わせたいと思うもの。それをせずに、自分の価値観はゆずりません、合わせる気は一切ありません、というのが、この離婚の真の姿なんです。

「パートナー」という存在に仕返しし続ける

ですから、こうした離婚のケースのカルマは、淡々としているようでいてかなり根深いです。別れたパートナーに与えてもらえなかったものを、次のパートナーからもらおうとしたりして。相手を変えて、「パートナー」という存在に仕返しし続ける、ということにもなり得ます。

今度こそ幸せになってやる、とか、元夫や元妻を見返してやる、というのがまさにこれ。復讐と仕返しのカルマの始まりなのです。

お金が原因の離婚

お金を燃やす 火経済観念が異なること、借金、収入の減少が離婚の原因となることも少なくないでしょう。また、離婚をすることで、慰謝料や養育費などのお金のやり取りが発生する、ということもよくあるケースです。

お金の切れ目が縁の切れ目と古くから言いますが、これはカルマ的な観点からしても、なかなか適切な考え方です。

お金がなくなると、見えてくる真実というものがあって、そこでどういう選択をするか、というのは、ある意味では神試しのようなものです。

関係を続けるのが良い、別れるのが悪い、ということではなく、どうするのがお互いのために良いかを思案することが大事。そうすることで、表面的なつながりが、魂からつながった絆へと変化していく可能性もあります。

奪われると言う感覚が仕返しのカルマの始まり

離婚後、主に女性のほうがお金を受け取ることが多いかもしれません。これは、法的にも「正当なもの」であるし、それ自体に良いも悪いもありません。ただ、支払う方の側に「奪われる」という感覚があると、これは仕返しのカルマの始まりになります。奪われたら、今度は奪い返したくなるのが因縁の関係なのですから。

支払わせていただいてありがたい、と思えるようになれたら、カルマは解消へと向かいます。お金のやり取りは、感謝や祝福と共におこなわれれば、双方に豊かさが巡らせるものとなりますが、そうでない場合は、過去生からのカルマを深めるだけになります。

離婚しないことのカルマ

家族 親子 子供 散歩 手をつなぐ過去生からの恨みをはらすために、結婚をして離婚をするというカルマについてお話をしてきましたが、恨みをはらすためにやることは「別れる」ということだけではありません。「別れない」ということによって、新たなカルマを創ることもあるのです。

愛情は冷めているけれど、経済的な理由から離婚はしない・・・というカップルは、あまり表面化はしませんが相当数潜在していることでしょう。

奪い合うカルマ

それは、「お金のつながりとカルマ」の項でお伝えした「奪い合うカルマ」に関係しています。愛は与えず、お金はもらう人は、「奪う」ことをしているし、愛をもらわずにお金は払う人は「奪われている」と感じることでしょう。当然、お金のやり取りが、快適なはずはないですよね。

「満たされない」思いが新たなカルマを創る

また、別れる理由がないから、別れるのが面倒だから、ひとりになるのが怖いから、離婚はしないという場合もあるでしょう。これも、「満たされない」という気持ちが深く降り積もっていくので、新たなカルマを創ることにつながります。

最後に

離婚の原因は、離婚するカップルの数だけあるかもしれません。もし、離婚をすることになったなら、感謝の握手で別れ、相手の未来を心から願うことのできる円満な離婚を目指したいもの。

別れた後からでも遅くはありません。心から相手の幸せと、ふたりの未来の幸せを望み、祈り願ってみてください。心底から、祈ることができたら、カルマは解消へと向かっていきます。

深層心理セラピスト 斎木サヤカ
深層心理セラピスト 斎木サヤカ

以上、深層心理セラピストの斎木サヤカがお伝えいたしました。最後までお読み頂き、有難うございます。

なぜかお互いに憎しみ合う因縁のカルマメイトの特徴とは?
カルマメイトの特徴が知りたい方へ。自然な流れで憎しみ合うようになったり、なぜだか嫌悪感を抱いたり…それがカルマメイトです。この記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、因縁深いカルマメイトとは何か?その特徴ついて詳しく解説します。