憑依とは何か知りたい方へ。
何か自分とは違うものに体に入られてしまい、自分の意思とは無関係に動いてしまう、考え方が自分とは違う別人のようになる、など、霊に憑依されると自分の生活において支障が出ることがあります。
では、実際に憑依されるとどんな風になってしまうのか、憑依とは何か?またその症状と対処法をみていきます。
憑依とは?
人間の体は基本的に一魂一体なので、ただ入り込むだけでも体調不良に見舞われることがあります。その他に、何か自分らしくない行動や言動をすることがあったり、日常生活において影響が出ることが多いのです。
憑依はどんな症状が出るのか?
比較的軽い症状であれば、
などです。また、
- 悪夢をよく見るようになる
- 眠りが浅く、半分起きているような感覚が長く続く
というものもあります。ひどくなると、起き上がることも困難になり、寝たきりになったり、不眠症や、鬱のような症状が出ることもあります。
また、性格が急に変わってしまう、思ってもいないことを口にしてしまう、夢遊病になる、などの症状もあります。
「憑依」と「体調不良」との見分け方
- 肩が片方だけ重い
- 偏頭痛がする
- 一定の場所に行った時に必ず調子が悪くなる
などは、霊が憑依している場合よくあります。
また、同じ情景の夢を何回も見る場合は、憑依した霊の記憶の場合が多いです。薬では効かず、痛み止めなども効果がない時は憑依されているかもしれません。
憑依されやすい人(憑依体質)の特徴
守護霊がついていない
憑依体質は生まれつきの人もいますが、極稀にいる守護霊のついていない人は、自分を護ってくれる存在がいないので注意です。この人たちは、前世で何か悪いことをしてしまったり、現世で先祖を大切にしていないような人、また、死者を冒涜するようなことをして守護霊に見放されてしまった人などがそれにあたります。
身体と魂のつながりが弱い
また、身体と魂のつながりが弱い人は憑依されやすいです。つながりが弱いと、その隙間を埋めるように霊に入られてしまうからです。つながりが弱い人というのは、生まれてすぐに命にかかわるような大病をした人や、誰か身近な人の死と誕生が重なってしまった人などに多くいます。
感情が豊か
また、すぐ何かに感化されたり、感情の豊かな人は霊と同調しやすく、波長が合ってしまって憑依されてしまうことがあります。同情しやすい人は、自分から霊に波長を合わせに行ってしまうことがあるので注意が必要です。
憑依された時の対処法
憑依された、とわかった時は、一番良いのは専門家や神社でお祓いをうけることです。
自分でできる簡単な抑え方は、
- 家の外で塩をふり、身を清めること
- 線香を焚くこと
- 般若心経を唱えること
などが挙げられます。
ただ、気をつけなければいけないのは、不用意に盛り塩をしたり、お札を貼ったりしないこと。下手をすると、家の中の悪い霊を閉じこめて余計障りを受けてしまうことがあります。
憑依されないために気をつけること
憑依する霊は、自分の力ではどうすることもできないような力の弱い霊が多く、人の身体を乗っ取って力を奪おうとするものが多いので、その隙を作らないことが一番重要なのです。
最後に
霊に憑依されてしまうと不治の病のように症状が続き、どんどん弱ってしまいます。それを予防するためにも、ご先祖様の供養や、参拝などをして身を清らかにしておくことが大切です。また、間違った除霊などをすると余計に霊を怒らせてしまうことにもなりかねません。自分の身のためにも、できるだけ早く専門家や神社でお祓いをしてもらうようにしましょう。
以上、最後までご覧いただき有難うございます。