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不倫をする・不倫を繰り返す意味をカルマの法則で解説

不倫を繰り返す意味をカルマの法則で解説します不倫とカルマの関係が知りたい方へ。

昨今、有名人の方々の「不倫」の話題が大きく取りざたされることが多くなっていますね。古くは平安の世のラブストーリーにも不倫のエピソードは描かれていますし、きっとあなたの知人の中にもひとりやふたりの経験者がいるのではないでしょうか。

いけない事と思っていながら、最後には自分が傷つくと思っていながらずるずると不倫を続ける人も多くいることでしょう。また、一度不倫をした人はもう一度不倫をする、と良く言われていますが、一体なぜなのでしょうか?

深層心理セラピスト 斎木サヤカ
深層心理セラピスト 斎木サヤカ

この記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、不倫の心理について、スピリチュアルな観点から解説すると同時に、不倫を繰り返しがちな人をカルマの法則で紐解いてゆきます。

カルマの法則とは?

仏教用語「因果応報」の意味を分かりやすく解説しますまずは、カルマの法則について簡単に定義しておくことにしましょう。

カルマの法則とは、ひと言で言うと「行為はなんらかの報いを生じる」という思想。仏教やヒンドゥー教などに見られる考え方です。

要するに「因果応報」を意味しており、「善い行いは善い結果を生み、悪い行いは悪い結果を生む」ということ。それが輪廻転生を通じて伝わっていく、というのがカルマ思想だと言えます。

つまり、過去生における行いが今生に影響しているということ。今生における出来事や体験、出会いは、過去生から始まっていると見るのです。

カルマの法則とは何か?その本当の意味を解説
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カルマと恋愛パターン

年の差カップル 不倫 ハグ不倫をする人は、また不倫をする。ということは良く言われることですが、これは、不倫に限ったことではなく、多くの恋愛に当てはまることなのです。

いつも同じような恋愛

気づいたら、いつも同じような恋愛の状況になっていたり、似たような気質や境遇の相手を好きになったり。そういった自分の恋愛パターンにお気づきの人は少なくないはず。そうしたパターンがまさにカルマの法則。自分の中にある因果が繰り返されているのです。

過去生の遂げられなかった思い

そうした繰り返される状況の中で、過去生において遂げられなかった思いを、無意識ながらに遂げようとしたり、あるいは、仕返ししたりされたり・・・。それが繰り返されるカルマというものなのです。

どうして不倫を繰り返す?

寄り添うカップル繰り返してしまう恋愛パターンは、自分自身が持つカルマの法則です。特定の相手だけではなく、相手が変わっても同じことが繰り返されるのだとしたら、それはもう自分に原因があると観念したほうが良さそうですね。

うまくいかなかったことをやり直そうとしている

うまくいかない恋愛パターンに陥っているとき、スピリチュアルな観点からするとどんなことが起こっているかというと・・・。思いを遂げようとしている「私」は、過去を再現して、うまくいかなかったことをやり直したがっているのです。

でも、時は流れて、状況も変化して、かつて愛した人も目の前にはいなくて・・・。そっくりそのまま同じ状況を再現できるはずもないので、やり直すことは不可能というもの。ゆえに、無意識下では納得できない思いがくすぶり続け、また再度、思いを遂げようとする・・・という繰り返しになっているのです。そのくすぶっている思いを意識化しない限り、それは繰り返されます。

ルールを破る事にエクスタシーを感じる破壊のカルマ

カップル おうちデート ベッド 本を読む結婚している人が魅力的に見えることは、一般的にも良くあることかもしれません。そこで、もっと近い関係になりたい、不倫したいと思うかどうか、そして実際に行動に移すかどうかは、まさにカルマのなせるわざと言えるでしょう。

不倫を強く欲求するとき、その心底には「奪いたい」という気持ちが働いています。この欲求は「破壊」のカルマに関係していて、秩序やルールを破ることにエクスタシーを感じる傾向にあります。

心のどこかで快感を覚えるため、やめられなくなってしまうのです。

この場合、「奪う」ことや「壊す」ことに意味があるので、それがある程度達成されると気持ちがクールダウンするか、自然と疎遠になることもあります。そして、また新たなエクスタシーを求めていくことに・・・。

本音で向き合わない拒絶のカルマ

カップル 暗い 見つめる 元彼相手に家庭があることを承知していて、納得しておつき合いしている、というケースも少なくないでしょう。割り切った関係とも言えるし、都合の良い関係とも言えるかもしれません。あるいは、普通の恋愛関係となんら変わらない、と思う人もいるかもしれません。

こうした不倫関係を繰り返しがちな場合の深層心理は、

  • 相手に期待しなくて済む
  • 一番に大切にされなくても諦められる

といったことが挙げられます。ですが、要は「本音で向き合わずに済む」といった理由が最も大きいでしょう。

こうした心理には「拒絶」のカルマが関係しています。

本当の意味での信頼関係、心の絆を結ぶことをできなくさせるカルマです。信頼して期待して裏切られた・・・という過去生の記憶が影響しています。

愛情を確認したがるカルマ

カップル ベンチ 手を握る結婚相手と仲が悪いわけではないし、別れるつもりもない。でも、いつも好きな人がいるか、いつも恋愛願望を抱いている・・・という人も少なくないでしょう。

恋愛願望だけなら、多くの人が持っているかもしれません。ですが、実際に不倫のご縁を引き寄せる人は、やはりカルマのある人だし、さらにカルマを創り続けている人だと言えます。

その深層心理にあるのは、パートナーに仕返ししたい気持ち、もしくはパートナーの愛情を確かめたい気持ちです。

こうした感情には、結婚相手や自分の存在意義をおとしめるカルマが関係しています。存在意義を失う恐れがあるので、愛されている、必要とされている、ということを恋愛を通して確認したがるのです。

罪の意識は不倫のエッセンス

見つめ合うカップル 天蓋 明かり 光

「怖いもの見たさ」

「怖いもの見たさ」という言葉がありますが、不倫を繰り返す人の心理には、そのような部分があるのは否めないかもしれません。不倫関係に入っていく人は、「越えてはいけない」と思うハードルを、どこかで越えているはずですから。

罪悪感の波紋

特にまじめな人の不倫は、その関係者全員に「罪悪感」の波紋を広げていきます。

たとえば、妻帯者の男性と独身の女性が交際していた場合。男性には、パートナーや家族を裏切っている罪の意識があり、恋人を一番に大切にしてあげられない罪の意識があるかもしれません。

女性には、家庭のある人と交際している罪の意識があり、不倫相手の家族から、大切な存在を奪っている罪の意識があるかもしれません。

男性の妻は、自分が至らないせいだ、自分に魅力がないせいだ、と自分を責めるかもしれません。

越えてしまった、という罪悪感、それを正当化したい意識。疑いや怖れ、後悔、信じたい気持ち・・・。そんな複雑な気持ちをひとりで抱えきれなくて、それで不倫相手という「共犯者」とのつながりをまた求めてしまうのです。

相手の家庭を壊したカルマは恋愛運を悪くする

家族 幸せ 海 旅行 仲間 友達共犯者の感覚は、不倫関係の渦中にいると、「特別な絆」のように感じられることがあります。ふたりでしか真実を分かち合えない・・・と感じることもあるでしょう。

波乱を乗り越える恋愛が本当の恋愛、と思ってしまうと、普通の恋愛では物足りなくて、また不倫の恋を選んでしまうことにもなります。それも人生・・・ではありますが。

いったん生まれた罪の意識は、たとえあらゆる障害を乗り越えることができたとしても消えることなく、心の中でくすぶり続けます。その意識が自分の幸せの足を引っ張るし相手の家庭を壊したカルマも深い刻印を残すので、恋愛運そのものが悪化の一途をたどります。

不倫は不運の悪循環を呼ぶ

女の子 座っている 桟橋 女性 悲しい 孤独 不安 湖 プレッシャー ストレス 不幸つまり、不倫は不運の悪循環を呼ぶ最たるもののひとつ、なんです。

もしやってしまったら・・・。放置することなく、逃げることなく、しっかりと向き合っていくことです。今度こそは、と不倫を繰り返すことによって、満たされない思いが満たされることは、未来永劫ないのだと気づきましょう。

そして、傷つけてしまった人の幸せを祈り、自分を傷つけた相手の幸せをも願わくば祈ってください。そして何より、自分のことを許して、自分の幸せを祈りましょう。

自分を許すことだけが、繰り返すカルマから抜ける道を開くカギです。

最後に

うまくいかないのに繰り返してしまうのだとしたら、その行為、その選択、その動機は、確実に改める余地があります。何を諦めきれずにいるんだろう、何に仕返ししているんだろうって、振り返ってみることは運気改善の秘策でもあります。自分を許すたび、幸せが舞い込む扉は大きく開いていきますよ。

深層心理セラピスト 斎木サヤカ
深層心理セラピスト 斎木サヤカ

以上、深層心理セラピストの斎木サヤカがお伝えいたしました。最後までお読み頂き、有難うございます。