⑤大切な人を守るシンクロニシティ
ふとした時に、友人や離れて暮らす家族のことが頭をよぎり電話をすると、相手も今電話しようかと思っていたところだというような偶然の一致の経験はありませんか?
霊的能力もテレパシーも持ち合わせていない人でも、シンクロニシティは起こります。
例えば、親戚からたくさん果物が送られてきて、一人暮らしでは食べ切れないので、近所のやはり一人暮らしの友人におすそわけを持って行ったところ、風邪をひいて寝込んでいたなど。一見なんの意味もないような出来事の影には、見えない不思議な力のシンクロニシティが隠れていたりします。
シンクロニシティをうまくキャッチするには、普段から「なんとなく気になる」、「急に思いつく」などの心の変化に気づき行動することが大切です。
⑥夢で起こるシンクロニシティ
夢の中の出来事は、意味不明なことが多く、目が覚めてしまうととても怖い夢!といったインパクトがある場合以外は、自然に忘れてしまうことがほとんどです。まれに人によっては、夢で見た状況と似ている出来事が、当日や数日後に起こることもあります。
睡眠中の方が未知な世界からのメッセージを受けとりやすい
人は起きて活動しているときより、睡眠中の方がより未知な世界からのメッセージを受けとりやすくなるといわれています。特別な能力を持っている人以外は、なかなかメッセージの解読は難しいと思います。
そこで、夢を見た日は、目覚めたらすぐ覚えている範囲でかまわないので、メモをすることをおすすめします。メモ帳でも、スマホでもかまいませんが、注意する点は、メモ帳は枕元に置き、布団から離れる前に書きとめることが大切です。
一度起きて活動をはじめてしまうと、夢が思いだせなくなってしまったり、記憶が現実と混じってしまったりして、よくわからなくなってしまう場合があるからです。夢の内容、出てきた人の名前や物、雰囲気など、覚えているもの1つでもかまいません。長く続けていると、自分なりの法則に気づくときがやってきます。
あまり神経質にならずに、「未来への宝物が隠れているかも」くらいの軽い気持ちでシンクロニシティを感じてみてください。
⑦心と体が一つになるとシンクロニシティが起こり易い
未来に向けて行動することは大切ですが、単なるあこがれだけで心ここにあらずであったり、つらく苦しい過去に心がとらわれてしまったままであったりすると、今、「からだ」はここにあったとしても「心」は別の次元に存在することになります。
心とからだをひとつにする
シンクロニシティを受け入れやすくするためには、忙しい生活を送る中ではなかなか難しいことですが、心とからだをひとつにする必要があります。そのためには、はじめは5分でもいいので、ゆっくりとした時間をつくることが大切です。
家族が誰も起きてこない早朝や、日中の時間でも、夜すべてやることを片付けた後でも、時間帯は自分の都合の良い時でかまいません。
どんなふうにしたらいいか難しい場合は、例えば、からだに良いお気に入りのハーブティーなどを取り入れたりして、これを飲み終わるまでは、「自分のための時間」とゆったりとした気持ちで過ごしてみてください。
過去や未来、そして乱雑とした現在から、今という時空間を過ごすことで、心とからだはひとつになることができます。続けていくうちに、感情のコントロールができるようになり、自分のまわりで起こるトラブルに巻き込まれことが少なくなってきます。
⑧人生の分岐点のシンクロニシティ
日々生活しているとラッキーと感じることだけでなく、自分の意図しない状況に置かれることもあります。
今すぐ結論を出したいというときにでも、ときにはなかなか話が進まないことがあるかもしれません。さまざまな努力をして道を切り開くことは大切ですが、自分ではどうすることもできない事案に対しては、シンクロニシティが起こることによりそのとき最良の道に進むことができると、心穏やかに信じて待ちましょう。その際、自分の波動を上げておくことが大切です。
すべての物質や生き物には波動が存在するといわれていて、さまざまな波動は共鳴しあっています。自分の波動が低下していると低い波動を引き寄せてしまいます。
なるべくリラックスした心で、自分以外の人と比較をせず、目の前に起きたことは、今の自分に必要なことと受け入れる気持ちで過ごすことが大切です。心のアンテナをいつでも伸ばしていれば、必ずシンクロニシティが起こり、最良の未来へ導いてもらえます。
最後に
偶然の一致シンクロニシティは、私たちの生活の中で起こっている現象です。1875年~1961年を生きた心理学者のユング自身も、シンクロニシティをよく経験していたといわれています。
霊的な力をあまり持ち合わせていなくても、どんな人でも自分に必要なシンクロニシティを受け取ることができます。心のアンテナを伸ばし不思議な力のシンクロニシティを感じながら、あなたもベストな未来を手に入れましょう。
最後までご覧いただき有難うございます。