難病になってしまったスピリチュアルな意味を知りたい方へ。
病は気からと言いますが、病気のほとんどは自分の内面に抱えている問題が表面化してくるものであると言われています。
スピリチュアルでいうと、悪い霊に取り憑かれている、あるいは恐怖や嫉妬などネガティブな感情を手放せないでいると、エネルギー波動が重く低くなり病気を引き起こすとされています。
ただ、何万人に1人という難病になるというのは、そんなに単純な理由ではないはず。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が難病になってしまったスピリチュアルな意味をご紹介いたします。
①悪いカルマが原因で難病になる
全ての方に当てはまるわけではありませんが、難病に侵されるのは悪いカルマが原因になっていることもあるといいます。
カルマは、日本の仏教では「業」と言われていて、良い行いも悪い行いも必ず自分に返って来る、つまり因果の法則を意味する言葉。輪廻転生を繰り返す中で、過去世で作ってしまったカルマのことを宿業と言ったりしますが、難病になる事でその悪いカルマを清算しようとするのです。
前世の罪を償うために自分が決めたこと
これは、前世でどうしようもない悪人だったというより、例えばやむを得ず人を殺めてしまったなど、ずっと後悔したまま亡くなった場合、転生してその罪を償いたいと思うのです。そのため、簡単に治る病気ではなく、あえて難病になることでその罪を償おうとするのです。
難病は原因がわかるものもあれば、わからないものもあります。治療にも時間がかかるかもしれませんが、これは「自分自身を許す」ための修行なのかもしれません。
②先祖の因縁で難病になる
私たちはみな、先祖の血筋を受け継いでこの世で生きています。そして、それは肉体的な遺伝だけを意味するのではなく、先祖の思いや行いが因縁となって受け継がれるのです。
因縁には良いことも悪いこともありますが、例えば病気を患って苦しみながら亡くなった先祖がいた場合、それが悪い因縁となって子孫に影響を及ぼすこともあります。
先祖の念が強すぎると難病になることもある
難病に限らず病気になるのは、先祖の因縁も関係しているとスピリチュアルでは考えられていますが、「苦しい、助けてくれ」という念があまりにも強すぎると難病になることもあります。
思い当たる先祖がいるのであれば、供養をして苦しみから解放してあげてください。先祖供養をしたことで病気が快方に向かったという事例もあったりします。
③魂を向上させるために難病になる
私たちがこの世に生まれ、いろいろな経験をする目的は魂を向上させることです。生まれてくる前に、どのような経験をして何を学ぶのかということを、自分で決めているといいます。
難病に侵された時、「なぜ、自分だけがこんな目に合うのか」と恨めしく思うこともあるかもしれませんが、少し視点を変えて、この経験から自分は何を学ぶべきなのかと考えてみてください。
学ぶことが多ければ多いほど魂は次元上昇する
たくさんの苦難を乗り越え、学ぶことが多ければ多いほど、魂は次元上昇します。キリストや釈迦は9次元に存在していると言われていますが、次元上昇というのは、より神に近くなるということ。
難病になることを自分が決めて生まれてきたとしたら、そこから学ぼうと思っている何かがあるはずなのです。例えば、家族が献身的に看病してくれる姿に感謝し、無償の愛を知ることにもなるでしょう。
宇宙の全ては「愛」でできています。難病の裏側にある大きな愛を知るために、あえて選んだ自分の人生なのかもしれません。
④魂の使命があるから難病になる
難病になるのは、周りの人に学びを与えるという魂の使命を持って生まれてきた場合もあります。
家族が難病になったことで生活が一変し、看病するということは肉体的なことだけではなく精神的な問題もたくさんあると思います。試されているというわけではありませんが、難病の家族と共に生きるということは、上辺だけのきれいごとでは済まされなくなります。
また、治療法がまだ見つからない病気であれば、医療の研究や発展のために貢献するということが魂の使命なのかもしれません。
いずれにせよ、難病になることで果たさなければならない使命があるということ。無事に役目を果たすことができれば、魂は次元上昇します。