食欲についてスピリチュアルな意味を知りたい方へ。
その日によって、食欲があったりなかったりするのは、誰にでもあることです。ただ、それがずっと続くのは、肉体と精神のバランスが崩れているからであるとも言われています。
肉体と精神のバランスが崩れるとはどういうことでしょうか。そして、食欲が無くなくなる、逆に過食気味になることにはスピリチュアル的にどのような意味があるのでしょうか。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が食欲が無かったり過食気味になったりするスピリチュアルな意味をご紹介いたします。
①食欲は肉体とアストラル体のバランスが関係している
私たち人間は、肉体とともにエネルギー体をまとって生きています。エネルギー体は目には見えませんが、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コザール体などで構成されています。
その中のアストラル体は、私たちの感情や感覚、欲望を司るエネルギー体であると考えられていて、肉体とアストラル体のエネルギーバランスが崩れ、不調和が生じると、食欲の調整がうまくいかなくなります。つまり、私たちのいろいろな感情が、肉体に影響を及ぼすということ。
マイナス感情が食欲不振や過食を引き起こす
恐怖、怒り、嫉妬などずっとマイナスの感情を抱き続けると、脳の神経やホルモンが正常に稼働しなくなり、自律神経失調症やうつ病などを引き起こし、食欲不振に陥ります。
また、仕事や人間関係でいつもストレスを感じていると、お腹が空いているわけでもないのに、我慢していることを食べることで満たそうとするのです。
どちらにしても、マイナス感情のエネルギーが原因となっているのですが、そういう自分を責めてしまうと、さらに悪循環を引き起こすのです。
②どんな感情エネルギーも食欲と関係している
宇宙の全ては波動エネルギーで成り立っています。エネルギーのバランスが整っていると調和がとれるようになります。
私たちの感情にもエネルギーがあります。そして、感情を出す時はかなりのエネルギーを消費します。
イライラしたり怒ったりするマイナス感情は、爆発的な強いエネルギーなので、その感情を持ち続けるとお腹が空きます。悲しすぎると、逆に食欲がなくなることもありますが、どちらにしても感情のエネルギーを使い果たしてしまうことが、食欲に影響を及ぼすのです。
感情をコントロールしてエネルギーを使い過ぎないこと
ただ、プラスの感情ならいいというわけでもありません。楽しくてはしゃぎ過ぎた後、ぐったりして何も食べたくない時もあります。
何事もそうですが、過ぎるということが良くないのです。感情をうまくコントロールして、エネルギーを使い過ぎないことが大切です。
③感情を紛らわすための過食「エモーショナルイーティング」
感情を紛らわすために、体に良くないものを食べ過ぎてしまうことを、「エモーショナルイーティング」というそうです。
落ち込んだ時、冷蔵庫にある食べ物を物色して、手当たり次第に食べてしまうとか、スナック菓子を大量に買い込んで全部食べつくすなどが、それにあたります。
現実から逃げないで自分の感情と向き合う
寂しさや悲しみ、怒りなど、自分の感情から目を背けたい時、お腹を満たすことに集中すれば、その感情から遠ざかることができます。それは、必要以上の食べ物が体の中に送り込まれると、消化することにたくさんのエネルギーを使うので、他のことに回らなくなるからです。
食べることの本来の意味は、生命を維持することにあります。現実から逃げているだけでは、何の解決にもなりません。勇気を出して、自分の感情と向き合いましょう。
④低級霊に憑依されていると食欲が強くなる
ショックなできごとがあったりして、ネガティブな感情をずっと手放すことができないでいると、低級霊など波動の低いものを引き寄せてしまうことがあります。
低級霊に憑依された時の症状はいろいろありますが、あまりにも過食が続くようであれば、低級霊に憑依されている場合もあります。低級霊の中でも、キツネやタヌキの動物霊かもしれません。
本能のまま食べてしまう時は憑依を疑ってみる
食欲が強くなっただけでは憑依されている断言できませんが、動物的に本能のまま行動しようとするのは動物霊の仕業です。
食べ物を見るとどうしても食べずにはいられない、吐いてもまた食べたくなるなどの時は、憑依を疑ってみることも。信頼できる霊能者に相談してみるのもいいかもしれません。
⑤食欲の変化はアセンションに関係している
アセンションが起こり始めると、私たちのエネルギー波動の周波数が変化していきます。そして、それが肉体や精神、感情にも影響します。
特に波動が粗い肉体は、魂の波動がついていけないくらい早いスピードで次元上昇することによって、ダメージを受けたりすることもあります。
波動の変化によるアセンション症状と言われるものはいろいろありますが、その中には食欲の変化も含まれています。代謝が活発になることからすぐにお腹がすいたり、逆にあまり食べないのにいつも満腹感があったり、食べるものの好みが変わったりもします。
自分の体が欲するものを食べたい時に食べる
アセンションによる食欲の変化は、自然に任せることです。自分の体が欲するものは何かということを、自分自身に問いかけてみましょう。そして、本当に食べたいものを食べたい時に食べればいいのです。体重の増減なども気にしなくても構いません。
⑥ライトボディが活性化すると食生活が変わる
先にも書きましたが、私たちの肉体はいくつかのエネルギー体に取り囲まれています。ライトボディとはそのエネルギー体のことですが、波動周波数を上げることで活性化すると言われています。
ライトボディの活性化によって食生活にも変化が起こります。例えば、野菜中心の粗食を好むようになるなど。また、食事の量も減っていくといいます。
ライトボディを活性化させるというのは、「気」を取り入れるということ
私たちは、食べ物から栄養を取るとともに「気」を取り入れて生きています。ライトボディを活性化させるということは、その「気」を取り入れるということ。たくさん食べることをしなくても、「気」がみなぎっていれば生きていられるのだという話もあり、実際に不食で生きているという方も存在しています。
ただ、これは食べるのを我慢しているというのではなく、断食とも違います。食べない方が心身ともに楽に生きられるということみたいです。
食欲を含め欲心は誰にでもあると思いますが、食べるのはよい「気」を取り入れるためだと思うだけでも、食欲はコントロールできるのではないかと思います。
最後に
私たちの内面、感情が食欲に深く関係しています。心のあり方が食生活に現れるのではないでしょうか。
ありのままの自分で生きること、そして自分が本当食べたいものを食べたい時に食べることが、心身ともに健康でいられる秘訣だと思います。
食欲が無かったり過食気味になったりするスピリチュアルな意味は
- 食欲は肉体とアストラル体のバランスが関係している
- どんな感情エネルギーも食欲と関係している
- 感情を紛らわすための過食
- 低級霊に憑依されていると食欲が強くなる
- 食欲の変化はアセンションに関係している
- ライトボディが活性化すると食生活が変わる
以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。