憑依された時の症状と対処法を知りたい方へ。
霊的な存在が人間の体内に入ることで肉体や精神に影響を及ぼす現象のことを「憑依」といいます。それは物語やマンガの世界だけのことだと思われる方が多いと思います。しかし憑依とは誰にでもあり得ることなのです。
この記事では憑依されてしまったときの症状とその対処法をご紹介致します。
憑依とは「霊的な存在が人間の体内に入り影響を及ぼす現象」
まず「憑依(ひょうい)」について説明いたします。
憑依(ひょうい)とは人の生霊・死霊,動物霊などが人間の体内に入ることによって,その人が精神的,肉体的に影響を受ける現象をいう。その底には,霊は肉体から自由に出入りできるとする信仰がある。
また人に乗移った霊を憑物 (つきもの) という。このような憑霊信仰は,シャーマンや霊媒の憑依のような統制的なものと,憑かれた霊によって人が病気や異常な精神状態を起すような非統制的なものに分れる。
前者が正常な望ましい憑霊であるのに対して,後者は概して異常な病的現象とされ,治療されるべき対象となる。(以下略)
出展:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
とブリタニカ国際大百科事典では解説しています。もっとわかりやすくいえば霊的な存在が人間の体内に入ることで肉体や精神に影響を及ぼす現象のことを「憑依」といいます。
「憑き物」
「憑き物」という表現は実際に憑依されていたかどうかを別にしても、人が今までとはまったく別人のようになにかに熱中してのめりこんでいる様子などを「なにかにとり憑かれたかのように・・・」などと言います。またそんな状態から通常の状態へ戻った人に対して「憑き物がとれたみたい・・」と言ったりするのを耳にしたり何気に言葉とし用いているではないでしょうか。
このことからも日本人の心の中には「憑依」という現象が知らず知らずに刷り込まれているといっても過言ではないかもしれません。そして人によってはどういうわけか憑依されやすい人が存在します。
憑依されやすい体質とその特徴
「憑依体質」という言葉があります。文字通り憑依されやすい体質のことを指します。憑依体質の方は霊的な感受性が強く、無意識のうちに霊を拾い上げてしまうようです。そんな憑依体質の方の特徴は以下のようになります。
1 感受性が強く、いわゆる霊感がある
2 オカルトや心霊に興味がある
3 自分に自信がなく、マイナス思考で悲観的である
4 寂しがり屋
5 人ごみが苦手で1人でいることが好き
6 感情の起伏が激しい
7 主体性に欠け受け身
8 頼まれると嫌といえない
9 人の視線や評価に敏感
10 精神的疾患がある
これらの特徴を持っている方は憑依されやすいと言われています。もちろん必ず憑依されてしまうというわけではなく、その特徴を改善することで憑依されにくくなることも可能です。
続いて、憑依された時の症状をご紹介します。