
先祖の因縁で病気になる事があるのか知りたい方へ。
因縁には、良いもの=徳分と悪いもの=罪・穢れがあり、どちらにしても、先祖からの因縁は子孫にも影響を及ぼすと言われています。病気になるのは先祖の悪い因縁が関係していると言われていますが、それは本当なのでしょうか。
この記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が先祖の因縁で病気になる事はあるのかを解説いたします。
①先祖の悪い因縁で病気になることもある
私たちがこの世に存在するのは、先祖の存在があったからです。精神的なものも肉体的なものも、良いものも悪いものも受け継がれていることは確かです。それを考えると、先祖の悪い因縁で病気になることもあると思います。
スピリチュアルでは、肉体的な病気や精神障害を患った方の7割くらいは、先祖代々受け継がれる家系の因縁によるものであると言われています。
ただ、これは先祖が自分の子孫を恨んでいるとか、不幸にしようと思っているからではありません。多くの場合は、先祖が自分の苦しみや辛い気持ちをわかってほしいと思って頼ってくるからなのです。
心身のバランスを崩している時、先祖のマイナスの想念が入り込む
先祖の強い思いが、体の痛みや不調となって現れるわけですが、先祖の霊が病気を引き起こすというより、私たちが心身のバランスを崩して弱っている時に、先祖のマイナスの想念が入り込んでくると言った方が正しいかもしれません。
なぜそう考えることができるかというと、先祖から受け継がれてきた命を大切にし、感謝の気持ちを忘れることなく、いつも明るく生きている方は病気とは無縁だかからです。

②先祖の因縁は3代前、7代前、12代前のものが特に強く出る
先祖の因縁は、良いことも悪いことも3代前、7代前、12代前のものが強く出ると言う霊能者もいます。もちろん、代々受け継がれてきた血筋というものがあるので、その代の先祖だけが悪いということではありませんが、例えば3代前の先祖と同じ病気になるという方も多いようです。
病気で苦しんで亡くなった先祖はその思いを手放せずにいる
3代前とは限りませんが、病気で苦しんで亡くなった先祖がいたら、その時の思いを今も手放すことができないまま、苦しみ続けているかもしれません。それが、子孫に同じ病気を患わせることになります。
自分の祖父母、父母であれば、亡くなった後も思い出すこともたくさんありますが、その先の代になるとどんな人がいたかさえ知らないということが多いのではないでしょうか。
辛かったり悲しかったりした時、その気持ちをわかってほしい、慰めてほしいと思うのは、霊であっても生きている私たちと同じ。苦しみを手放すことができるように、先祖供養をしてあげてください。

③先祖に苦しめられた誰かの霊による霊障で病気になる
先祖の因縁といっても、例えば先祖に苦しめられた誰かの霊の仕業で病気になることも考えられます。子孫を病気で苦しめることで、自分の無念を果たそうとするのです。

病気になったことを先祖のせいにしない
自分の先祖にどのような人がいたのか、一度家系を調べてみることです。もし、誰かに恨まれているようなことをした人がいるのであれば、その霊に先祖に代わって謝罪し、慰めることで霊障は治まるかもしれません。
病気になったことを、先祖のせいにしないでください。何にしても、自分自身の弱いところに入り込んでくるのが病気です。マイナスのエネルギーに支配されないような生き方をしていくことが大切です。
④自分に問題があるのか先祖の因縁なのかを見極める
病気の7割は家系因縁といったものの、病気になったのは全て先祖の因縁に違いないと思うのも危険です。
例えば、職場でイライラすることが多いなど、自身の心の問題が肉体に現れるのは、自分が引き起こしていることです。自分自身を見つめ直してみることも必要です。
家族や親せきで同じ病気になった人がたくさんいたら先祖の因縁
ただ、なぜだかわからないけどだんだん体調が悪くなり、病気になるのは、もしかしたら先祖の因縁からくるものかもしれません。この場合、先祖や祖父母、両親、親戚などで、同じような病気を患った方がたくさんいたりします。
それが何を意味するのかはわかりませんが、これまで先祖を大切に思ってきたか、先祖が無念に思っていることはないかなど、家族みんなで考えて先祖供養をすれば、病気の連鎖が解消されることもあります。
⑤癌や難病は先祖の因縁の場合が多い
人は霊的なエネルギーが低下すると、先祖の因縁、霊障を受けやすくなります。特に癌や難病を患うのは、霊障によるものだと思われます。
先祖の霊が入り込むことで引き起こす病は、肝臓病や糖尿病、腎臓病など。うつ病などの精神的な病を患うのは、事故死した先祖の仕業だと考えられます。
自分の生き方次第で病気にはならない
このような病気にならないためには、精神的にも肉体的にも健全であることが一番です。自分がどのような人生を歩んでいくのかということ。
何度も書きますが、自分の行いを省みることなく何でも人のせいにして生きている方は、悪い因縁を受けやすいので気を付けましょう。
⑥先祖の悪い因縁で病気になったとしても治すのは自分自身
先祖の因縁で病気になったとわかった時、霊能者にお祓いや除霊をしてもらうと回復に向かったという話も聞きますが、何でもすぐに「あなたが不幸なのは先祖の因縁や祟りがあるから」など恐怖心を煽ってくる霊能者には要注意です。信頼できる霊能者を選びましょう。
また、本来病気というものは、他力本願で治せるものではありません。除霊してもらったことで、自分の心のあり方が変わったから病気も良くなったのかもしれません。とにかく、治すのは自分自身であるということを、しっかり心に留めておいてください。
先祖の悪い因縁ばかりに気を取られないこと
先祖の悪い因縁ばかりに気を取られ過ぎると、マイナスのエネルギーが強化されます。治る病気も治らなくなります。先祖の良い因縁もあるわけですから、よいものもたくさん受け継いでいるということを忘れないでください。それも、先祖供養の一つです。
子孫が健康で楽しく生きてくれることが、先祖の本当の願いです。病気になった時は、前向きにプラス思考で乗り越えていきましょう。
最後に

先祖の因縁と関係なく生きている人は存在しないと思います。私たちは先祖代々受け継がれた命をいただき、おかげ様で生きています。何であろうと、感謝の気持ちを忘れてはならないと思います。
そして、病気になるのは、自分自身のことを含め受け継がれた命について考えることができる学びの時間なのかもしれません。
先祖の因縁と病気の関係は
- 先祖の悪い因縁で病気になることもある
- 先祖の因縁は3代前、7代前、12代前のものが特に強く出る
- 先祖に苦しめられた誰かの霊による霊障で病気になる
- 自分に問題があるのか先祖の因縁なのかを見極める
- 癌や難病は先祖の因縁の場合が多い
- 先祖の悪い因縁で病気になったとしても治すのは自分自身
ということでした。以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。

解決しない悩みは、人に聞いてもらうと気持ちが安らぐだけでなく、自分では全く見えてなかった意外な事で解決方法が見えてくることもあります。
どうしても解決しない悩みがある方は、占い師の方に直接相談してみてはいかがでしょうか?「電話占いヴェルニ」では、あなたがわざわざ外出しなくとも、合格率3%の難関オーディションを通ったプロ占い師が、悩み解決の手助けをしてくれます。