アカシックレコードとは何か、予言や予知と関係があるのか知りたい方へ。
随分と研究が進んできているとはいえ、地震を正確に予知することはまだまだ難しい昨今。関東でいつ大地震が起こるか、ということは、日本に住む私たちのみならず、世界的にも興味を引くテーマかもしれません。
そんな中で、地震の予言をする人がいれば、注目を集めるのは当然と言えば当然でしょう。地震が地球の営みのひとつだとするなら、その営みと折り合いながら生きる術を見つけることは、私たちにとって、とても大切な課題なのですから。
予言の情報源だとされることの多いアカシックレコード。人類の課題に対して、アカシックレコードは何を教えてくれるのでしょうか。

この記事では、深層心理セラピストの斎木サヤカが、アカシックレコードとは何か、予言・予知との関係があるのか、詳しく解説していきます。
アカシックレコードとは
そこには、過去ばかりではなく、未来に関わる情報も存在しているとのこと。情報が波動や響きのように存在しているとも、分子のような状態で点在しているとも言われています。

数々の天災予言はアカシックレコード・リーディングによるものか?
大きな事件や天災が起こるたびに、告げられていた予言について、その是非が話題に上ってくるものです。日本に起こり得る災害について、注目を集めた予言も少なくありません。
ハイヤーセルフや守護霊、高次の神霊など、霊的な存在から情報を得ておこなわれる予言もありますが、地球や世界、多くの人々にとって、大きな影響を与える出来事については、アカシックレコードから情報を得ることが多いようです。
アカシックレコードの予言は当たっているのか?
アカシックレコードリーディングの第一人者とされるゲイリーボーネル氏は、9.11の同時多発テロ、3.11の東北の震災も予言しているのだとか。実際に言い当てていることもあるため、ここ数年の間に起こるという地震の予言も有力なものだと考えられていました。
他にも本当にたくさんの方が予言をしていますが、実際には発生の日時や場所が正確に言い当てられることはほとんどなく、多くの予言がはずれているのが現状です。なぜはずれたのでしょうか。
いやいやはずれたのではなく、予言の解釈が違っていたのだ、と新説を唱える人も出てきたりして・・・。ノストラダムスの詩的な予言についても、多くの解釈がなされてきたので、そうした説が出てくるのもありそうなことかもしれません。
予言する者たちは、何がしかの情報を得ていたのは事実で、だとしたら、そのキャッチした情報が「当たる」こともあれば「はずれる」こともあるのはどうしてなのでしょう。
その問いに答えるためには、未来が決まっているのか否か、未来はどうやって創られているのか、ということに言及していく必要が出てきます。
アカシックレコードにある未来の記録
アカシックレコードには未来に関する情報も記録されていると言われています。記録されている、ということは、未来は限定されたものなのか、と問いたくなるかもしれません。
これは、自分自身のことに置き換えて考えてみると理解しやすいかもしれません。私たちが次の瞬間、何を思い、何を見て、どんな一歩を踏み出すかは、自分自身の選択によって変えることができますよね。
そんなふうに今の選択の積み重ねが未来に続いていくということは、誰もが知っている事実でしょう。だとするなら、未来は限定されたものではなく、いついかなる時にも、いくつかの選択肢が存在していると考えるのが自然なのではないでしょうか。
予言する者がキャッチした未来のアカシックレコード
予言する者たちにどのようなアカシックレコードが実際に見えていたのかは知る由もありません。
ですが、未来が流動的なものであるとするなら、そのリーディングした内容は、おそらくは「起こること」というより、「起こり得ること」ということになります。しかし、予言は、起こるかもしれないけど、起こらないかもしれない、そんな曖昧なものなのでしょうか。
アカシックレコードにその情報が存在しているということは、「起こる可能性の種」のようなものが、もう既に生まれていると言えるでしょう。可能性のかけらもないことなら、未来の情報として記されているはずがないからです。
アカシックレコードの予言は回避できるのか?
私たちの個人レベルで考えるなら、未来に起こり得ることは、心がけ次第で変えることができると思えるかもしれません。実際に、明日の予定をどうするかは私たちの判断でどうにでもできることです。
しかし、天災は・・・?それは人智の及ばないことだと思う人がほとんどかもしれません。
古来より、多くのシャーマンは雨乞いをしているし、天地や神なる存在に祈ったり、お供えをしたり。現代でも実りのための祭りや儀式はたくさん残っています。
そうした、祈りの力や天地とのつながりを信じる世界観で生きるなら、もし、未来に起こり得る天災の情報をキャッチしたなら、回避することや、できるだけ優しい現れ方になるよう、祈るのではないでしょうか。そのような祈りを心に持っている人が多いからこそ、もしかすると、予言ははずれることも多いのかもしれません。
南海トラフ地震は、地質学的に見てもいつ起こってもおかしくないと言われています。もし、どうしてもエネルギーを発散する必要があるのなら、分散して優しく発生してくれたらいいな、と筆者は思ったりしています。
アカシックレコードの予言と引き寄せの法則
引き寄せの法則とは宇宙の秩序のひとつとも言えるものです。物やご縁、チャンスを引き寄せるテクニックとしても用いられるものですが、私たちはあえて引き寄せようとしなくても、いつも引き寄せているのです。

心に望んでいること、いつも思っていることや考えていること、無意識に横たわっているもの。そうしたものが私たちの波動となり、その波動に合うものが引き寄せられてくる、というわけ。たとえばもし、あなたの心に怖れが充満していれば、怖れるべき現実を引き寄せてしまう、ということです。

「引き寄せの法則」を考えるのなら、予言をどう聞くか、その私たち側の選択も未来を決める重要なカギになると言えるでしょう。
今、生み出している可能性の種
アカシックレコードに、未来の大地震の情報が記されているとするなら、それに向けて、私たちがやるべきこと、それは、予言が当たったとかはずれたとか診断することではなく、もっと正確な予言をする人を探すことでもないのは自明の理です。
大切なことは、私たちひとりひとりが、ひとりひとりの未来に向けて、今この瞬間から、怖るべき現実の種を生み出さないこと、なのではないでしょうか。怖れや不安を手放して、明るく豊かな未来を創るべく、心と身体を健やかに整えていきたいものです。
私たちが今日も健やかにあれるのは、予言せずとも、きっと今この瞬間も、粛々と天地の実りが続いていくように祈りを捧げているシャーマンが、現代にもたくさんいるから、なのかもしれませんよ。私たちの波動がそうした祈りと重なり合えば、きっと明るい未来を引き寄せられるのではないでしょうか。
最後に
地球に住まう以上、地震は考えることを避けられないテーマです。特に日本は地震大国。怯えるばかりではなく、私たちみんなで、地球と人とが安心して、共存共栄していく道を探していきたいものです。アカシックレコードの情報も数ある予言も、そのために活用すべきなのかもしれませんね。

以上、深層心理セラピストの斎木サヤカがお伝えいたしました。最後までお読み頂き、有難うございます。
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