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運命の人とは何か?本来の意味を理解した付き合い方

運命の人とは何か?を理解した付き合い方「私の運命の人はどこにいるのかしら?」
「運命の人はいつ現れるの?」
そのようにいつも思っている方、実はとっくに出会っているかもしれませんよ?

運命の人と改まって言葉に発してみると、何か特別な存在であったり、あなたを著しく幸せへと導いてくれる、白馬の王子様的なイメージが浮かんでくることでしょう。しかし、本当はあなたはそうした存在にもうすでに出会っているのです。ただ気付いていないだけなのです。

ではなぜ気付かないのか?それはその王子様があなたの手を引っ張って、幸せの世界に連れ去ってくれるものではないからです。あなたの方から手を伸ばし、その王子様の存在に気付かなければいけないのです。

今回は、運命の人とは何なのか?本来の意味と役割を理解した付き合い方をお伝え致します。あなたは常に王子様の眼差しの中にいること気付かれることでしょう。

 

運命の人とは何か?本来の意味を理解した付き合い方

 

運命の人と出会うには他人の価値観を尊重するべき

人が相性について考える時、価値観というキーワードは切り離せないことでしょう。では価値観とは何でしょうか?そこを理解すると、出会う全ての方々についての考え方を、良い意味で変えることができます。

人は育ってきた環境により、行動が全て変わってきます。生まれてきてから培ってきた価値観は人それぞれ異なります。誰もが独自の価値観を持っていて、誰も漏れることなくそこに強い自信を抱いています。

一つ一つ自分とは違った相手の価値観を指摘して「私とは合わない」などと撥ね付けてしまっていては、結局誰とも上手くいかないでしょう。

この部分だけをとって、運命の人であるとかないとかを決めるのは、本来論外な話なのです。しかし巷の方々の多くは、この価値観の違いをとても重視しているのが現状です。

小さいところであれば食べ物の好みであったり、余暇の過ごし方であったり…。人生に関わる大きなところで言えば、子育ての方針であったり、お金に対する考え方であったり…。

価値観にこだわると、他人に対して短所ばかりがクローズアップされてしまい、運命の人を見付けられるどころか、誰に対しても不平不満が生まれてしまうものです。

まずは運命を感じる以前に、その根底として誰とでも向き合えるための準備を怠らないことが大切です。他人が生きてきた今までの人生についても、尊重されることを強くお勧めします。

刺激を得られる人が運命の人とは限らない

普段では感じ得ない刺激的なことに出会えた時、人は特に運命について信じやすい傾向があります。それは慣れ過ぎた日常に差し込む一筋の光、もしくは砂漠を歩き回った最中で出遭ったオアシスのような存在なのかもしれません。そう感じるのも無理はないですが、そこに運命を感じてしまうのは少々考えものです。

こうしたことは感情を掻き立てる予期しない変化、要は刺激として人は受け止めます。その刺激はあなたの心や思いを釘付けにすることもあるでしょう。何かを学ぶためのきっかけとされることは大いに良いことではありますが、「これは運命だ!」と絶対の信頼を置いてしまうことはあまり好ましくはありません。後に著しく幻滅してしまう要因となります。

人は贅沢なもので、その刺激の後、また日常の平凡な状況が戻ってくると、それを退屈と受け止めてしまう傾向があります。「こんな人とは思わなかった」などと、刺激の印象が強過ぎたばかりに、普段のお相手への評価を、極端に差し引いてしまうことに繋がってしまいます。

誰もが初対面ではお相手に対して、思い込みが介入しやすいものです。第一印象も大事ではありますが、それよりもお相手の一つの側面だけを見て、イメージを決め付けないようにされましょう。まだ始まったばかりの関係は、時間を掛けて温め、その信頼はお相手の全てに注がれるように心掛けましょう。

③運命のキューピット役の人

結び付きが強く永遠の愛を誓えるであろうお相手を、正に運命の人だと思われている方は少なくないことでしょう。それまでに多々出会いと別れがあり、中には本当に悲しく辛いお別れとなった関係も、経験としてあったかもしれません。

では果たしてそうした人たちは、運命の人とは程遠い人だったのでしょうか?

あなたに影響を与えた方々は全て運命の人と言えるわけで、そうした方々との出会いや別れを経験し、そこから人間関係の多くを学んできたからこそ、今素晴らしいお相手との縁に巡り合えたわけです。そうした経緯を経てこなければ、もしかしたらその素敵なお相手のことを素敵と思えたかも分かりませんし、そのお相手のことを、全て受け止められるあなただったかどうかも定かではありません。人は色々な人間関係の中で、人間的に寛容になる知恵を育んでくるわけです。

成長に繋がった人間関係は、時として今巡り合えている素敵なお相手以上に、貴重で大事な経験だったとも言えるわけです。たとえお別れとなってしまった方々だったかもしれませんが、別れに至ったからこそ、そこまで考えさせられ、そして次には失敗しない人間関係の育み方について、学ぶことができたのでしょう。

それぞれが一つの出会いと一つの別れではありません。最終的に素晴らしい出会いへと繋ぐ、壮大なストーリーなのだと解釈しましょう。

怒りを覚える人も運命の人

あなたは怒りを覚えるようなお相手に、運命など感じられないと思うことでしょう。しかしそれはあなたに、色々と学ぶ機会を与えてくれていると思うべきなのです。そうした機会を与えてくれたそのお相手は、立派な運命の人と呼べる存在です。

人が持つ苦手意識は、何かと向き合う時に少なからずやる気を失わせる要因となることでしょう。それはこれからあなたが困難な局面に遭遇した時、背中を向けてしまうこととなり、人間的成長の妨げとなってしまいます。

社会の中ではこうした人間関係から逃げると、直接あなた自身の評価へと繋がり、社会はあなたを人間性に難があると評するかもしれません。こうした評価へと繋がらないためにも、人は初歩の段階で、多くの衝突を通じて、他人と向き合うための免疫を率先して養わなければならないのです。

だから怒りという感情を起こさせてくれたお相手は、人間的成長を助ける大切な存在であると言えます。

感情のコントロールを課題として与えてくれる多くの人間関係は、その一人一人が特別な存在であり、あなたのこれからの運命を切り拓いてくれるキーパーソン的な存在と言えます。

もしどこかで難しい人間関係を克服することができたとしたら、それは以前にどこかで、あなたにその知恵を与えてくれた存在があったはずです。そして克服した知恵が、今度は将来のどこかで役立つはずです。そうして運命の人は、次のステップへの架け橋となってくれるわけです。もし今、苦手な人がいたとしたら、あなたは格別に恵まれています。

会う機会の少ない人も運命の人

会う機会の少ない人を運命の人と感じることに、もしかしたら抵抗があるかもしれませんが、そうした方とでも何かしらのきっかけがあって出会い、そして今も切れることなく関係自体は続いているのであれば、それを意欲的に考えてみることが大切です。

なぜ距離が生まれてしまっているのか?そしてなぜこの距離が埋まらないのか?具体的に何かしらの行動に結び付かなくても良いので、とにかく考えてみることが大切なのです。

もしこれが好きな人であったり、もっと関わりたいのに現実的に余裕がないとか、何かしらの障害がある場合は、この会えない時間にたくさんのことを考えられるでしょう。

お相手に対して好きか嫌いかは関係ないのですが、こうして離れている時間があるからこそ、冷静にそして時間を掛け、自分のペースで考えることができるわけです。

当然、この距離を詰めるために、どうすればいいか模索されることでしょう。そこまでの原動力が生まれないようなお相手だったとしても、それならなぜ出会ったのか?そして少なからず関係が終わっていない理由は何なのか?について考察することで、今後のより良い人間関係を育む知恵を養うためのヒントにはなるはずです。

だから関わり合いの少ない人とのことについて、考えさせられる時間も大切な人間的成長の糧であり、それを与えてくれるお相手もやはり運命の人と呼べる存在なのです。

別れたとしてもそれも運命の人

別れに至った人間関係を心の底から理解し、「ありがとう」と思えるには、それだけの心の痛みを経験されてきたことでしょう。その別れ方により心境は異なりますが、大抵の方は別れるに至ったお相手に対して、ポジティブな思いを抱く方は少ないのかもしれません。これを成し得たであろうあなたの心の成長は、とても計り知れない試練だったと言えます。

あなたは自覚できていないかもしれませんが、その試練は今のあなたの生き方や、他人との向き合い方に大きな影響を与えているのです。

運命は苦痛を与えてくることはありません。これからの人生に対して、ただ心の豊かさを育ませてくれるチャンスを与えてくれているだけです。

その機会を与えてくれる存在は全て運命の人となります。そう捉えることが、ネガティブな感情に惑わされない唯一の手段であり、出会った一人一人を大切に思える、豊かな心を育む方法と言えるのです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?あなたは今までにたくさんの運命の人と出会っていますし、それがたとえ別れに至った方であっても、そこで学んだ知恵はあなたの中で今もなおしっかりと生きています。

それをあなたは意識できていないかもしれませんが、今の人間関係を円滑に育めている証拠として表れています。もし今の人間関係で上手く育めていないとしたら、もっと経験を生かすことに意識を向ける必要があります。

必ずいつの日か、大きな成長を果たしたあなたがそこにはいるでしょうし、どのような人間関係にも、果敢に自信を持って向き合える逞しいあなたに出会えることでしょう。

今度はあなたが誰かの運命の人となる番です。誰かの成長の糧としてあなたは常に存在していますが、あなた自身でもその成長の手助けができているという自信に満ち溢れていれば、常に人生をポジティブに歩んでいけることでしょう。

運命の人とは何か?本来の意味を理解した付き合い方

①価値観という基準にこだわらない
②刺激だけに頼らない
③運命のキューピット役の人
④怒りやイライラからも学べる
⑤会えない時間から考えること
⑥別れたとしてもそれも運命の人

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スピリチュアル用語解説恋愛・結婚
この記事のライター
Ren Houryu

占い師・運命学研究家および鑑定士として10年ほど鑑定会社に所属して電話鑑定などに従事。多くの相談者様方々と接し経験してきた上での感じることや考えること、
また運命学、特に四柱推命を通じて人の人生や生きるということについて思うことや考えることなどが多々あり、人生を楽しく捉えることができる手助けになればと思っております。

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