波動とは何か知りたい方へ。
スピリチュアルを勉強された方なら、一度は耳にした事がある「波動」。「波動を上げると上手くいく」「波動の悪い場所には行ってはいけない」など、スピリチュアルを学ぶ上では欠かせない要素の1つです。しかし、そもそも「波動」とは何なのでしょうか?「波動」を上げる事によってどんなメリットがあるのでしょう?よく分からない方も多いと思います。
波動とは、波型に振動しているエネルギーの事を指し、英語ではバイブレーションともいいます。目に見えるもの、見えないものに関わらず、全てのものはエネルギーであり、波動を発しているのです。つまり、人間や物だけでなく、場所や空気などにも波動は存在します。
宇宙の波動は、愛しかありません。波動を正しく理解し高めていくことで愛のバイブレーションと調和し、何もかも上手くいく「愛されラッキー体質」になれます。
ここでは、波動を正しく理解するために波動とはどのようなものなのか?を解説していきたいと思います。
①波動とは?
波動とは、波型に振動するエネルギーを指し、そして人や物に関わらず全てのものは波動を発しています。
場所や空気にも特有の波動がある
そもそも万物は、分解すると全て原子で構成されており、その原子自体が振動するエネルギーであるため、存在する物は全て波動を持っているのです。そのため人や物だけでなく、場所や空気にも特有の波動があります。
「◯◯に行ったら気持ちがスッキリした」「◯◯を通ったら何故かイヤな感じがした」など、場所によって感じるものが違うのは、その場所が持つ特有の波動があるからなのです。
波動=固有の振動
「波動=エネルギである」と思われる方も多いと思いますが、厳密にいうと異なります。波動=固有の振動であり、エネルギー=何かを動かす力、です。
分かりやすくいうと、波動とは単体が持つ意思や意識のようなものであり、エネルギーとは、それを発信するために必要な燃料のようなものです。
波動を高めるということは、「波動」と「エネルギー」両方を高めていく必要がありますので、違いを知っておくと良いでしょう。
②波動には種類がある
一般的に、波動は6種類に分けられます。
1.良い波動(クリアな波動)
調和が取れており、より自然に近い状態の波動を指します。不必要なノイズや恐れのないクリアな状態。海や森林、自然の水などを表します。
2.悪い波動(アンクリアな波動)
自然ではなく、人工的に加工されていたり、不調和な状態です。恐れベースでの波動ですので荒々しく、関わるものにマイナスな影響を与えます。悪い波動を感じるものとして、化学調味料の入った食べ物や、水道水などが挙げられます。
3.高波動
繊細で振動数が高い波動です。そのため、目に見える物質体ではなく、目に見えないものを表す波動となります。具体的には、空や太陽の光、感情などです。
4.低波動
波形が太く振動数が低い波動です。振動数が低くなるにつれて、物としての安定感が出てくるので、より目に見える物質的な物になります。具体的にはコンクリート、本などです。
5.強波動
波形の振れ方が大きい波動です。波形の振れ幅が大きいほど、エネルギーも高いので、周りへの影響力が高くエネルギッシュな状態です。
6.弱波動
波形の振れ幅が小さい波動です。エネルギーが活性化されていないので、周りへの影響力が少ない状態といえます。
※良い波動=高波動や強波動を指す訳ではありません。次の章では、それぞれの波動について詳しく説明したいと思います。
③良い波動と悪い波動
良い波動とは
良い波動とは、より自然でクリアな波動を表します。人がこの波動を発する時は、嘘偽りない本当の自分を生きている状態です。自分にも他人にも嘘がなくクリアな状態なので、自然と他人を思いやる慈愛や感謝の気持ちに溢れています。
悪い波動とは
逆に悪い波動とは、何かしらの加工や細工がされており、ネガティヴに傾いてしまっている波動です。人がこの波動を発している時は本当の自分を生きておらず、自分にも他人にも嘘をついているアンクリアな状態といえます。自分の本当の欲求を無視しているため、イライラしたり、他人をコントロールしてしまっている状態です。
波動が良くない状態と感じたら
もし「何だかイライラするな。」「ひょっとして今、私の波動は良くない状態かも、、。」と感じた場合は、気づくだけで大丈夫です。気づいたら、今あるものに感謝をして気持ちを整えたり、海や森林など自然が多い場所へ出かけるのも良いでしょう。
④高波動と低波動
高波動とは
高波動とは、繊細で高い振動を持つ波動です。振動数が繊細になればなる程、物質として形を保つ事が難しくなるので、目には見えない感情や意識などの波動を表します。
低波動とは
逆に、低波動は、波形が太く振動数が低い波動を指します。振動数が低くなる程、物質としての安定感が出るため、コンクリートや本、建物など目に見える形での波動となります。
高波動=良い波動、低波動=悪い波動ではない
ここで伝えたいのは、高波動=良い波動、低波動=悪い波動ではない、ということです。高波動は感情や精神など、確かに高次元の波動ではありますが、人間はそれだけだと精神性に偏ってしまい、社会に溶け込めなくなってしまう可能性があります。
グラウンディングをしっかり行い、地に足をつけて生きていくためには、低波動の安定感も必要なのです。