輪廻転生で本当に生まれ変わることができるのか、証拠が欲しい方へ。
世界には前世の記憶を持った子どもたちがいるのです。私たちも小さい頃には前世の記憶を持っていたのかもしれませんが、言葉を覚えるまでに忘れてしまったのではないでしょうか。
本記事では輪廻転生を体験した方の実話をご紹介します。ご紹介するのは、小さいながらもはっきりと前世の記憶を話せた子どもたちです。
輪廻転生の実話①
前世が女性であった少年、ルーク・リュールマン
生まれ変わりと言うと、男性は男性に、女性は女性に生まれ変わるのではないかと考えてしまいますが、そうとは限りません。前世が女性だったという男の子がいます。
アメリカ生まれのルーク・リューマン
名前は、ルーク・リュールマン君。彼はアメリカ生まれです。ルーク君は、お母さんに2歳ぐらいから不思議なことを話し始めました。「僕は女の子だったよ」と繰り返し言いました。
前世はパムと言う名前の女の子
ルーク君の話によると、その女の子の名前は、パムという名前で黒い髪と黒い肌をしていたそうです。そして、シカゴにある高いビルが火事になり、逃げ場を失い、窓から飛び降りたのですが、死んでしまったと言うのです。
新聞で火災事件の記事を発見
お母さんは、最初はルーク君が作り話をしているものだと思い、まったく信じていませんでした。ところが、偶然お母さんは、古い新聞記事の中に、1993年にシカゴのパクストンホテルが火災を起こした記事を見つけました。読んでみると驚くべきことが書かれていました。
その火災で、パメラ・ロビンソンという女性が亡くなった記事が載っていたのです。ルーク君の話と一致しているではありませんか。
テレビでも取り上げられ本当に生まれ変わりか検証
この話は一挙に話題となり、テレビ番組でも取り上げられました。そして、ルーク君が、パメラ・ロビンソンの生まれ変わりなのかどうか検証することになったのです。
その検証の仕方というのは、番組でパメラ・ロビンソンを含む30代の女性たちの写真をたくさん用意し、ルーク君に、パメラ・ロビンソンが当てられるかどうかを確かめようというのです。
結果は、ルーク君は見事にパメラ・ロビンソンの写真を指し示しました。また生前のパメラさんがキーボードの演奏を愛好したことや、スティービー・ワンダーのファンだったことなどが、ルーク君の好みと一致したので、お母さんは、ルーク君がパメラさんの生まれ変わりであることを確信したのでした。
輪廻転生の実話②
戦争の記憶を持った少年、ジェームス・ライニンガー
少年の名前は、ジェームス・ライニンガー。アメリカ生まれです。彼が前世の記憶で悩まされたのは、2歳の頃でした。
戦争の夢に悩まされたジェームス君
彼は毎晩、戦争の夢ばかり見ました。恐怖のあまり大声で叫んだり、苦しそうにベッドの上で暴れたりしました。驚いた両親は心配して、ジェームス君を起こしました。そして、どんな夢を見たのか聞きました。
ジェームス君の話によると、「ナトマ」という船から飛行機に乗って飛び立ち、戦争に向かったそうです。飛行機は、「コルセア」という名称です。主翼の形に特徴があります。そして、「硫黄島」で撃墜されたこと、友達に「ジャック・ラーソン」という人がいたことを語りました。
実際に存在した空母「ナトマベイ」
ジェームスのお父さんは、「ナトマ」という名前の空母があるのかどうか、調べてみました。すると驚いたことに、「ナトマベイ」という空母がありました。ナトマベイは、日本軍との激戦地であった硫黄島での作戦に参加していました。
アメリカ軍は海上と空においては、すでに優勢となっており、硫黄島の占領には、それほど苦戦はしないと考えていました。海岸線に艦砲射撃を行い、上陸を開始しましたが、抵抗される事もありませんでした。しかし、島に上陸してから、日本軍が作った地下の要塞から執拗な攻撃が始まり、アメリカ軍に大打撃を与えたのでした。
ジェームス君は、ナトマベイを飛び立ち、硫黄島に向かいました。ところが、硫黄島から思いがけない激しい砲撃を受けました。
ジェームス・ヒューストンというパイロットが墜落死していた
ジェームス君のお父さんは、その戦闘で、ジェームス・ヒューストンという名前のパイロットが戦死したことを知りました。そして、墜落した様子が、ジェームス君が話していたことと一致したのです。
ジェームス・ヒューストンとジャック・ラーソンは、その日、コルセア機に乗り、編隊を組んで飛んでいたのです。ジェームス君の言った通り、ジャック・ラーソンとは、戦友だったのです。
ジェームス君のお父さんは、ジェームス・ヒューストンの生まれ変わりと確信せざるを得ませんでした。
輪廻転生の実話③
戦死した海兵隊員だった少年、アンドリュー・ルーカス
少年の名前は、アンドリュー・ルーカス。
ある日の事、突然アンドリュー君は「ボクは30年前に死んだ海兵隊員だ」と言い出したのです。
話題になりアメリカのテレビ局が母親を取材
驚いた母親のミケーレ・ルーカスさんは、知人に話すとたちまち大きな話題となりました。アメリカのテレビ放送局(WTKR-TV)もこの話題を取り上げ、母親にインタビューをしました。母親は、取材に応じて、「私の息子のアンドリューは、知らない人の人物の記憶を持っているのです」と語りました。
母親の話によると、アンドリュー君は、経験したこともない戦争に関する知識も豊富にあり、またアンドリュー君が言う人物が住んでいた場所などの記憶を持っていたのでした。
早速、番組プロデューサーは調査を開始
早速、TV番組のプロデューサーは調査を開始しました。その結果、驚いたことにアンドリュー君の証言したことが、事実だとわかったのです。戦死した海兵隊員は、ジョージア州の出身で名前が、ヴァル・ルイス軍曹であることがわかりました。
ベイルート・アメリカ海兵隊兵舎爆破事件
彼は、アメリカ海兵隊の第2海兵師団、第8軍海兵連隊の本部が置かれたレバノンのベイルートに派遣され、1983年10月で起きた「ベイルート・アメリカ海兵隊兵舎爆破事件」で犠牲となりました。
この事件は、レバノン内戦中ベイルートにあるアメリカ海兵隊の兵舎が自爆テロに襲われた事件です。241人が死亡、60人が重軽傷を負いました。
輪廻転生の実話④
50年前の人物の生まれ変わりという少年、キャメロン・マコーリ
少年の名前は、キャメロン・マコーリ。イギリスのグラスゴー地方生まれです。キャメロン君が不思議な話を始めたのは2歳の頃からでした。
前世は島に住んでいたというキャメロン君
前世の彼の家は、島にあったそうです。そして、彼の父親はシェーン・ロバートソンという名前でした。この父親は交通事故で亡くなったそうです。住んでいた家のことも詳しく話しました。
白い家で飼い犬の色は白と黒の毛色をして、よく遊んだそうです。黒い乗用車もあったそうです。母親の顔立ちや髪型も詳しく覚えていて、とても空想で話しているとは思えませんでした。家の近くの浜辺の様子や、近くの飛行場などの場所もわかりました。
グラスゴーから北西に約260KMも離れたバーラ島と判明
キャメロン君の話から、その場所は、グラスゴーから北西に約260KMも離れたバーラ島のことだとわかりました。もちろん、キャメロン君は、その場所には行ったことはありません。
キャメロン君は、本当に悲しがって泣いて訴えました。母親がいくらなだめても、「あの家に戻りたい」と言うのです。
児童精神医学の権威者、ジム・タッカー博士が調査
当時、アメリカのヴァージニア大学の児童精神医学の権威者、ジム・タッカー博士は、「こどもの前世記憶」の研究の前任者、イアン・スティーヴンソン(「前世を記憶する子どもたち」の著者)が、2002年にリタイアしたため、研究室を引き継いでいました。彼はこのキャメロン君のことを取り上げて調査をしました。
ジム・カッター博士と母親はバーラ島を訪ねてみました。驚いたことに、キャメロン君の話した通り、50年も前にそのような家庭が実在したことが分かったのです。
輪廻転生の実話⑤
自分を殺した犯人を覚えていた少年のケース
シリアのゴラン高原に生まれた3歳になる少年が、ある日、「僕は殺されたんだ」と言い始めたのです。母親はびっくりして初めは信じませんでした。しかし、あまりにも真実味があったので、確かめてみようということになりました。
その時、ガザ地区の医療に貢献した人物としても知られているドクター・アイラッシュという医師が立ち会いました。
少年が覚えていた過去の情報から判明
3歳の少年は自分が暮らしていた村の名前や、以前の自分の名前を知っていました。その情報を元に、直接村へと問い合わせてみたところ、4年前に失踪した男性の名前と一致したのです。
当初、少年は自分を殺した相手の名前を覚えてはいませんでしたが、村を訪ねて前世の自分の家を尋ねたところ、記憶が戻ってきました。ウワサを聞いて、たくさんの見物人が集まりました。その時、3歳の少年は、ある男性を見てこう言いました。
白骨化した前世の自分の遺体を発見
「以前、ぼくはあなたの家の近くに住んでいました。よく喧嘩をして、あなたは怒り、斧でぼくを殺しました。ぼくの遺体が今どこにあるのかもわかるよ」
彼が言った所を掘り起こしてみると、そこには白骨化した遺体がありました。少年は額に母斑を持っていましたが、頭蓋骨の同じ箇所に大きな損傷があったのです。
遺体の近くには、殺害に利用された斧も発見。そして遂に、少年に加害者だと指名された男性は自身の犯行を認めました。 。
輪廻転生の実話⑥
生れ変った双子の姉妹のケース
1957年5月の日曜日。イギリスのノーサンバーランドにある教会でいつものように礼拝が行われていました。
11歳のジョアンナとジャクリーンの双子の姉妹は、両親に連れられてこの日も礼拝に出席していました。その帰り道、はしゃぐ姉妹は道路に飛び出しました。そこに運悪く乗用車が突っ込んで来ました。姉妹は同時に車に跳ねられ、そしてそのまま死亡してしまいました。
夫は姉妹が必ず戻ってくるような気がしていた
愛する娘を二人いっぺんに失った両親の悲しみはとても大きなものでした。特に妻の落胆は大きく慰めようがありませんでした。しかし夫は、姉妹が必ず戻ってくるような気がしてなりませんでした。
そして一年後、妻は妊娠しました。夫は言いました。「きっとジョアンナとジャクリーンが生まれ変わってくるよ」
生まれたのは双子だった
妻はそんなことを信じられませんでした。しかし、驚いたことに、生まれたのは夫の言う通り双子でした。
赤ん坊を夫は熱心に観察しました。赤ん坊のマユ毛のあたりに傷跡を発見しました。死んだジョアンナにも、同じ場所に自転車で転んだ時の傷跡があったのでした。そしてもう片方の赤ん坊の尻にアザを発見しました。やはりジャクリーンにそれとそっくりのアザがあったのでした。
姉妹は3歳になった時、奇妙なことを喋り始めた
二人が生まれて間もなく、夫の仕事の都合で別の土地に引っ越すことになりました。そしてそれから3年後、一家は再び同じ土地へ戻ってきました。ジョアンナとジャクリーンを交通事故で失った所です。姉妹は3歳になっていました。そして、彼女たちは奇妙なことを喋り始めました。
「あっ、あそこ見て、私たちの家だわ」
「ブランコがあるわ、あれで遊びましょうよ」
娘たちが生まれてすぐに引っ越しましたから、姉妹にその時の記憶があるはずがありません。
「あの道を曲がると小学校があるはずよ」
まだ建物さえ見えてないのに、娘たちは知っているかのようにこう言いました。確かに小学校はありました。小学校のことだけではなく、姉妹は続けて言いました。
「早く帰ってメアリーと遊びたいわ」
「私もスザンヌと遊びたい」
これを聞いて両親は更にびっくりしました。メアリーとスザンヌといえば、死んだ娘たちが可愛がっていた人形の名前だったからです。
最後に
英紙「Express」によると、米ヴァージニア大学医学部精神科の ジム・タッカー博士の研究により、前世の記憶を持つ子どもの存在が確認されました。
タッカー博士は、前世の記憶を持つ子どもたちに15年にわたりインタビューを続けてきました。その成果は、前世の傷や痣などを持つ、輪廻転生したという2500人もの子どもたちの記録を収録した著書『Life Before Life: A Scientific Investigation of Children’s Memories of Previous Lives』にまとめられています。
タッカー博士によると、意識は量子レベルのエネルギーであるため、輪廻転生の説明は科学的に可能であるといいます。
現代の多くの科学者が、意識の謎を解く鍵は量子力学が握っていると信じています。例えば、米「タイム」誌の「世界で最も影響力がある100人 (2014年度)」にも選ばれた、再生医療の専門家ロバート・ランザ博士は、「生命中心主義 (biocentrism)」を標榜し、物質ではなく生命と意識こそ現実理解のための基礎的な要素であると断言しました。意識は、肉体とは別の存在で、脳が意識を生み出しているわけではないと主張しているのです。
私たちにも前世の記憶はあるのです。しかし普段は意識の深いところに記憶がしまわれているので引き出すことはできません。退行催眠などで、過去の人生の記憶をよみがえらせることもできます。私たちは誰でも生まれ変わりなのです。
輪廻転生を体験した人々の実話
- ①前世が女性であった少年のケース
- ②戦争の記憶を持った少年のケース
- ③戦死した海兵隊員だった少年のケース
- ④50年前の人物の生まれ変わりという少年のケース
- ⑤自分を殺した犯人を覚えていた少年のケース
- ⑥生れ変った双子の姉妹のケース