予言する者がキャッチした未来のアカシックレコード
予言する者たちにどのようなアカシックレコードが実際に見えていたのかは知る由もありません。
ですが、未来が流動的なものであるとするなら、そのリーディングした内容は、おそらくは「起こること」というより、「起こり得ること」ということになります。しかし、予言は、起こるかもしれないけど、起こらないかもしれない、そんな曖昧なものなのでしょうか。
アカシックレコードにその情報が存在しているということは、「起こる可能性の種」のようなものが、もう既に生まれていると言えるでしょう。可能性のかけらもないことなら、未来の情報として記されているはずがないからです。
アカシックレコードの予言は回避できるのか?
私たちの個人レベルで考えるなら、未来に起こり得ることは、心がけ次第で変えることができると思えるかもしれません。実際に、明日の予定をどうするかは私たちの判断でどうにでもできることです。
しかし、天災は・・・?それは人智の及ばないことだと思う人がほとんどかもしれません。
古来より、多くのシャーマンは雨乞いをしているし、天地や神なる存在に祈ったり、お供えをしたり。現代でも実りのための祭りや儀式はたくさん残っています。
そうした、祈りの力や天地とのつながりを信じる世界観で生きるなら、もし、未来に起こり得る天災の情報をキャッチしたなら、回避することや、できるだけ優しい現れ方になるよう、祈るのではないでしょうか。そのような祈りを心に持っている人が多いからこそ、もしかすると、予言ははずれることも多いのかもしれません。
南海トラフ地震は、地質学的に見てもいつ起こってもおかしくないと言われています。もし、どうしてもエネルギーを発散する必要があるのなら、分散して優しく発生してくれたらいいな、と筆者は思ったりしています。
アカシックレコードの予言と引き寄せの法則
引き寄せの法則とは宇宙の秩序のひとつとも言えるものです。物やご縁、チャンスを引き寄せるテクニックとしても用いられるものですが、私たちはあえて引き寄せようとしなくても、いつも引き寄せているのです。
心に望んでいること、いつも思っていることや考えていること、無意識に横たわっているもの。そうしたものが私たちの波動となり、その波動に合うものが引き寄せられてくる、というわけ。たとえばもし、あなたの心に怖れが充満していれば、怖れるべき現実を引き寄せてしまう、ということです。
「引き寄せの法則」を考えるのなら、予言をどう聞くか、その私たち側の選択も未来を決める重要なカギになると言えるでしょう。
今、生み出している可能性の種
アカシックレコードに、未来の大地震の情報が記されているとするなら、それに向けて、私たちがやるべきこと、それは、予言が当たったとかはずれたとか診断することではなく、もっと正確な予言をする人を探すことでもないのは自明の理です。
大切なことは、私たちひとりひとりが、ひとりひとりの未来に向けて、今この瞬間から、怖るべき現実の種を生み出さないこと、なのではないでしょうか。怖れや不安を手放して、明るく豊かな未来を創るべく、心と身体を健やかに整えていきたいものです。
私たちが今日も健やかにあれるのは、予言せずとも、きっと今この瞬間も、粛々と天地の実りが続いていくように祈りを捧げているシャーマンが、現代にもたくさんいるから、なのかもしれませんよ。私たちの波動がそうした祈りと重なり合えば、きっと明るい未来を引き寄せられるのではないでしょうか。
最後に
地球に住まう以上、地震は考えることを避けられないテーマです。特に日本は地震大国。怯えるばかりではなく、私たちみんなで、地球と人とが安心して、共存共栄していく道を探していきたいものです。アカシックレコードの情報も数ある予言も、そのために活用すべきなのかもしれませんね。
以上、深層心理セラピストの斎木サヤカがお伝えいたしました。最後までお読み頂き、有難うございます。