「第11チャクラ」をお調べになっている方へ。
第11チャクラは、12個のチャクラの中では、最高位にあるチャクラです。第11チャクラは「宇宙意識」のチャクラです。自己の意識は、遠く宇宙の果てまで広がります。創造主あるいは神の叡智が与えられ、自分と宇宙が一体化します。宗教的な意味では、「解脱」あるいは「涅槃」と言われる最高の境地に入ることになります。
本記事では、第11チャクラの意味を徹底解説いたします。
第11チャクラは、宇宙意識のチャクラです
第11チャクラは、色は透明な金色です。サンスクリット語で、「アカーシャ・チャクラ」(Akasha Chakra)といいます。「アカーシャ」は、虚空を意味し、あらゆる天体を包括し、存在の全てを統合するものです。英語では「ユニバーサルチャクラ」(Universal Chakra)です。
宇宙の領域に達するチャクラ、完全に完成された認識を持つことができます。場所は、頭上から180センチ上にあります。このチャクラは、宇宙の広大な力、創造主の力を吸収することができます。
【第11チャクラの効果】
- ⑴魂が体外離脱し、意識が宇宙に広がる。
- ⑵自分と宇宙が一体となる。
- ⑶「解脱」あるいは「涅槃」の境地に達する。
- ⑷創造主あるいは神の叡智に触れ、宇宙の愛に目覚める。
- ⑸体外離脱や透視能力が自由自在にできるようになる。
- ⑹次元を超えた神秘な世界へのアクセスができる。
【アカシックレコードは宇宙の叡智】
第11チャクラが開くと、宇宙の全記録と言われるアカシックレコードにもつながることができます。アカシックは、サンスクリット語の「アカーシャ」に由来しています。アカシックレコードとは、宇宙の始まりから現在までの全ての事象、想念、感情が記録されているものです。この言葉を最初に使ったのは、19世紀の神智学を創始したヘレナ・P・ブラヴァツキーです。また、人智学を提唱したルドルフ・シュタイナーも使っています。シュタイナーによれば、アカシックレコードに近づくには、透視能力や宇宙の超感覚的な能力が必要だと言っています。
第11チャクラの場所とホルモン
場所は頭上から180センチ上にあります。このチャクラは、宇宙の広大な力、創造主の力を吸収することができます。第11チャクラが開くと、脳内の下垂体前葉からエンドルフィンというホルモンが分泌されます。鎮痛効果があり、モルヒネの6.5倍の効果があるとされています。またエンドルフィンはドーパミンなどと同様に、幸福感を与えます。体外離脱の一つの要因ともなっています。
【エンドルフィンが不足した時の対処法】
毎日忙しい生活をしていると、瞑想する時間が取れないこともあります。そのような時に、エンドルフィンが不足すると、うつ状態や倦怠感、厭世観や絶望感が強くなり、深刻な状態となります。瞑想を待たずに、すぐに効果のある方法として次の対処法があります。
- ⑴軽い運動・・・運動生理学の研究から、心肺機能を高める運動をすると脳内にエンドルフィンが放出され、高揚感や満足感が高まります。
- ⑵自分を褒める・・・落ち込んでいる時に、自分を励まして「よくやったね」と自分を褒めるとエンドルフィンが放出されます。
- ⑶恋愛をする・・・恋愛中は、心がときめき高揚感が増して、たくさんのエンドルフィンが放出されます。
- ⑷大きな声で笑う・・・悲しいことや苦しいことがあっても、嘘でも笑うと脳が騙されて、エンドルフィンを放出します。なるべく大きな声で笑うと効果的です。
- ⑸チョコレートを食べる・・・疲れた後に糖分や脂質の多い食品を食べるとエンドルフィンが放出されます。但し食べすぎると肥満になります。
第11チャクラの色は透明な金色です
第11チャクラの色は、輝く金色です。宝石で言うと「イエローダイヤモンド」のように透き通った神々しい金色の輝きです。世界最大の研磨済みのダイヤモンドは、ザ・ゴールデン・ジュビリーと名付けられたダイヤモンドで、545.67カラットあります。原石は南アフリカで産出された時には、755カラットもありました。現在はタイ国王の所有となっています。
【ダイヤモンドでできた星】
アメリカのイェール大学とフランスの天体物理学研究機関が専門誌に発表した論文によると、地球から40光年の場所にダイヤモンドでできた星があるそうです。その星は、「かに座」にある惑星です。半径は地球の約2倍、質量は8倍もあります。星の表面の温度は、2150度もあり、有人探査機で着陸することはできません。研究の調査によると惑星の3分の1はダイヤモンドでできているそうです。この星の温度が冷えてきた時には、大変なダイヤモンド・ラッシュが起きるかもしれません。
【ダイヤモンドが結婚指輪に選ばれる理由】
- ⑴硬くて壊れない・・・ダイヤモンドは、宝石の中でも一番硬く傷ついたりしません。語源の「アダマント」というギリシャ語は、「征服されざるもの」という意味で、外部からの邪念に負けないお守りの役目もします。ダイヤモンドの結婚指輪は二人の永遠の愛の誓いを象徴したものです。
- ⑵薬品や光線に強い・・・化学薬品の影響を受けにくいので、手入れをきちんとすれば、いつまでも輝きを失いません。
- ⑶宝石の意味・・・ダイヤモンドは、4月の誕生石です。「透明度」の高いダイヤモンドほど、価値があるとされています。心の透明さを表す純潔そして二人の永遠の愛は、結婚を祝福するのにふさわしい宝石です。
ダイヤモンドは持っているだけで、「幸福感」をもたらします。第11チャクラを開く宝石として、古代から愛されています。ダイヤモンドは、大小にかかわらず効果は同じです。お気に入りのアクセサリーにダイヤモンドの指輪やネックレスを加えてみるのもお勧めです。
第11チャクラの開き方
第11チャクラは、「宇宙のチャクラ」と呼ばれ、「解脱」や「涅槃」の領域に達するチャクラです。第11チャクラが開くと、体外離脱も可能となり、透視能力もつきます。座禅のように座り、瞑想します。もし座禅が苦しい場合は、椅子に座って静かに瞑想する方法でも良いです。
【第11チャクラの開き方】
- ⑴第11チャクラを開く場合も、まず第0チャクラのチャクラから順番にエネルギーを第1から第11チャクラに流し込んでいきます。
- ⑵第11チャクラを通じて宇宙の創造主につながるのを感じて下さい。
- ⑶宇宙の創造主の叡智が流れ込んでくるのを感じて下さい。
- ⑷魂が浮かびだし、地球を離れ、銀河を離れ、宇宙の果てまで飛んでいく感じを味わってください。
- ⑸宇宙と一体感が感じられたら、静かに瞑想を終了します。
宇宙と一体になると、創造主と一体となり、心が「無限の愛」で満たされます。
第11チャクラが開けたら確かめたい宇宙の誕生
宇宙は無限に広がる空間と言われています。宇宙の始まりは、ビッグ・バンという爆発によって生まれました。インフレーション宇宙論によれば、ビッグ・バンから急激に宇宙は膨張しています。しかし、その広がりは、360度の方向ではなく、宇宙の広がりの形は、クッションのように膨らみのある平たんな形をしていると言われています。
【ビッグ・バン以前は?宇宙のでき方】
宇宙がどのように誕生したのかについては、最も有力視されているのが、ソ連時代のウクライナ出身の理論物理学者、アレキサンダー・ビレンケンという学者によって唱えられた「無」からの創生論です。その理論によれば、現在の宇宙は、真空の何もない空間に、生まれては消えを繰り返していた「宇宙の種」が、トンネル効果によって膨張する側の現実世界に飛び出してしまい、それが急膨張を遂げてしまったのだというものです。
【宇宙の壁を突き破るトンネル効果】
トンネル効果とは、電子などの素粒子に注目したミクロな世界において稀に確認される現象で、エネルギー的にある壁を乗り越えることができないとされる素粒子が、突如としてその障壁を乗り越えてしまい、まるでトンネルの中を通ったかのような現象を起こすことを言います。
【第11チャクラを開くと時空を超えてトンネル効果を経験】
第11チャクラを開くと時空を超えることができます。ビッグ・バンが学説通りであれば、私たちも138億年前にもどってビッグ・バンの発生以前と発生時点を経験できるようになるのも夢ではないでしょう。
第11チャクラが開いたスウェーデンボルグ
スェーデンボルグ(1688~1772)は、スウェーデン王国出身の科学者、神学者です。彼の著書の「霊界日記」は、日本でも翻訳されベストセラーになりました。スウェーデンボルグは、数学、物理学、天文学、宇宙科学その他の自然科学に精通していました。科学的な知識を持つ彼が、霊界のことを本に残したのは、理性を越える神秘体験であったからです。
【天国と地獄を見て来た神秘体験】
スウェーデンボルグが、ある晩レストランで食事をとっていた時に、突然、悪魔が現れました。その日を境にして、彼は生きたまま、この世とあの世を往来するようになりました。驚いたことに死後の世界は、現世と変わらないことでした。現世との違いは、心の中身が見えてしまうことです。嘘をついても意味がないのです。現世で権威のある教皇や王様でさえ地獄にいました。あの世で価値のあることは、「愛」だけなのでした。また、あの世では、時間と空間の制約がなく、望むところに瞬間移動もできるし、会いたい人にも思うだけで会えるという世界でした。
【第11チャクラを開くと透視能力を持つことができる】
第11チャクラは、この世の世界から、あの世の世界へ行くことができるだけでなく、透視能力を持つことができるようになります。1759年9月にスウェーデンボルグが、英国からゴーテンブルグの友人の家に招かれた時、約80キロメートルも離れたストックホルムに火災が起きていることを正確に透視しました。あまりにも詳細にそして正確に透視したので、人々は驚いたと言われています。
第11チャクラを開き体外離脱したロバート・モンロー
第11チャクラが開くと脳内ホルモンが分泌され、体外離脱が可能となります。
【誰でも体外離脱できる体外離脱誘発装置を発明】
ロバート・モンロー(1915~1995)は、アメリカの超心理学者です。彼は、父が大学教授、母は内科医という学者の家に生まれました。彼は成人してラジオ番組のプロデューサーとなりました。彼が42歳の時に体外離脱を経験し、それがきっかけとなり自ら研究するようになりました。その後、ヴァージニア州にモンロー研究所を設立しました。彼は、ヘミシンクという体外離脱誘発装置を発明し、一般の人でも体外離脱ができるようにしました。
【ヘミシンクの原理】
ヘミシンクの原理を簡単に言うと、違う周波数の音を聞く過程で、脳にシータ波を発生させて、体外離脱が可能になるというものです。具体的には、左右の耳から違う周波数の音を聞きます。右からは100ヘルツ、左からは104ヘルツの音を聞くと4ヘルツの差が出てきます。脳の中には4ヘルツの脳波が発生することになります。この4ヘルツは、シータ波に相当します。
【脳波の種類】
脳波の種類には次の4つの周波があります。
- ⑴ベータ波・・・13ヘルツ以上、起きている時の脳波。
- ⑵アルファ波・・・8~13ヘルツ、リラックスしている状態の脳波。
- ⑶シータ波・・・4~8ヘルツ、深い瞑想状態の脳波。
- ⑷デルタ波・・・4ヘルツ以下、熟睡している状態の脳波。
【宇宙意識につながる第11チャクラ】
ロバート・モンローは、様々な意識の状態をおよそ50段階に分けています。10段階目ぐらいから、五感を越えて、意識が拡大していきます。20段階目を越えると死後の世界に到達できるようになります。40段階目を越えると意識は太陽系を越え、50段階目を越えると銀河系を越えて大宇宙まで広がります。
第11チャクラは、パラレルワールドへの玄関口
宇宙意識のチャクラを科学的に証明しようとする試みがあります。現代の量子力学の仮説の中に「パラレルワールド」という概念があります。宇宙意識に出て来る「あの世」とか「異次元の世界」というのも「パラレルワールド」に当てはまるかもしれません。「パラレルワールド」は、並行宇宙とも呼ばれ、私たちが生きている世界と別の世界のことを言います。パラレルワールドは、ひとつの電子の粒子が同時に別の空間に存在する現象があることから、パラレルワールドが認識されるようになりました。その考え方によると、私たちの生きている世界は、単なる「幻影」だというのです。本当の世界は別にあり、私たちを見つめているそうです。
【パラレルワールドの証拠】
アメリカのニューヨーク市立大学の理論物理学者のミチオ・カク博士によると、パラレルワールドが存在する証拠として、「デジャブ現象」を挙げています。デジャブ現象が起きるのは、私たちが、パラレルワールドを一瞬垣間見てしまうことから引き起こされている可能性があると言っています。ノーベル物理学賞を受賞したスティーブン・ワインバーグ博士も、この考え方を支持しています。
【瞑想法でパラレルワールドに行く方法】
アメリカの瞑想家のバート・ゴールドマン氏(Burt Goldman)は、90代になる男性ですが、50年以上の瞑想の経験から、パラレルワールドに行けるようになりました。彼はそれを「量子ジャンプ」と呼んでいます。彼は自分自身をパラレルワールドに行くためのトレーナーだと言っています。誰でもパラレルワールドに行けるように、指導用のCDも用意しているそうです。もしCDを聞きながら瞑想をして、パラレルワールドにいる別の自分自身に会えたら、楽しいかもしれません。
最後に
第11チャクラを開くことは、私たちの意識や魂の存在が、宇宙の果てまで広がり、更に別の宇宙への移行まで発展する可能性が出てきます。それは、量子学の分野で理解しないと分からない「パラレルワールド」です。近い将来、宇宙旅行も夢ではない時代になりました。しかし、光の速さを越えて飛ぶには、まだまだ研究が必要でしょう。第11チャクラを開けば、何万光年も離れた場所でも、瞬時に見に行くことができるかもしれません。
以上、最後までご覧いただき、有難うございました。