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カルマメイトとは何か?その特徴をご説明します

カップル 夜空 星空 手をつなぐ「カルマメイト」をお調べになっている方へ。

「カルマメイト」はソウルメイトのひとつです。「カルマメイト」とは輪廻転生の原因であるカルマの法則の中で出会いを繰り返すパートナーです。カルマの法則によって結ばれるパートナーとは、いったいどんな出会いなのでしょう。私たちにとってカルマメイトとは、どんな意味があるのでしょうか。

本記事では「カルマメイト」について、分かりやすく解説いたします。

ソウルメイトとは何か?その特徴をご説明します
「ソウルメイト」と出会いたいと思う方へ。 私たちにもソウルメイトと大恋愛する機会があれば素敵な人生となりますね。いったいどうすれば、ソウルメイトを探すことができるのでしょうか。本記事では、ソウルメイトとは何か?その特徴を解説いたします。

①カルマメイトとは前世から続く愛のパートナーです

「カルマメイト」は、輪廻転生の繰り返しの出会いの中で、特定の人との運命的な出会いです。「カルマメイト」とは、たとえ何百年も経過しても、あるいは何回生まれ変わっても必ず出会い、二人の愛の出会いがまた始まります

【カルマメイトは永遠の愛で繋がっている】

輪廻転生で生まれ変わるのは、カルマの法則です。カルマの法則によって、「カルマメイト」は、「永遠の愛」でつながっています。聖書には、愛とは、忍耐と献身を意味することが書かれています。「カルマメイト」は愛し合い、尊敬しあい、互いに支えあって人生を生きます。その愛は、生まれ変わりを繰り返しても、永遠に変わりません。「カルマメイト」との出会いは、カルマの法則によって必然的に出会い、恋愛関係や結婚相手としてのパートナーとなります。

カルマの法則とは?恋愛・離婚・中絶・悪口・病気などに関係が?
カルマの法則とは何か?を調べておられる方へ。恋愛・離婚・中絶・悪口・病気などに悩んでいませんか。それらの様々な問題の原因が前世の業(カルマ)のせいだとしたら、いったいどうしたら良いのでしょうか。本記事では、カルマの法則を理解して、様々な問題から逃れる手助けとなるべく考えていきたいと思います。

②カルマメイトの特徴

「カルマメイト」は次のような特徴で見分けられます。

  • ⑴一目で恋愛感情がわく、いわゆる一目ぼれです。
  • ⑵前から知っているような懐かしい感覚が湧きます。
  • ⑶以心伝心、相手の気持ちがわかります。
  • ⑷人生のどん底で会うことがあります。
  • ⑸いっしょに苦労することに喜びを感じます。

このような特徴は、「直観」でわかるものです。「カルマメイト」との相思相愛の恋愛感情は、一目会った瞬間から芽生えます。それは何世紀も前の前世からの繋がりが、二人を結びつけるものだからです。

自分で直感力を診断できる6のテスト
直感力を診断したい方へ。物事を決めるときに大いに根拠にできる直感。その直感を感じる力、直感力がどれくらい優れているのかを確認する方法があります。この記事では、自分でできる直感力を診断するテストをご紹介しましょう。

③カルマメイトの出会いは運命的

カップル ベンチ私たちは、恋とか愛という言葉を聞くとロマンティックな印象を持ちますが、なぜ特定の人を好きになってしまうのかについては、あまり考えません。なぜ特定の人に、「好み」や「相性」を感じてしまうのでしょう。それは、カルマの法則によれば、人間の「好み」は、カルマによって決められているからです。そして、偶然に出会った人との結びつきは、実はカルマの法則による必然的な結びつきとなっているのです。

【カルマメイトのふたつのタイプ】

  • 前世でとても愛し合った二人に悲しい別れがあった場合、次の転生後も二人には運命的な出会いがあります。二人は前世の悲しい別れを思い出し、再び出会ったことを祝福し、お互いに愛することを大切にします。
  • 前世でとても憎しみ合った二人が、仲直りせず未練を残し、生き別れてしまった場合、次の転生後に、二人には運命的な出会いがあります。憎しみと愛の深さは裏腹です。愛すれば愛するほど執着が強くなり、裏切られた時に恨みは倍加します。しかし、恨みを残したままでは、幸せにはなれません。前世の恨みを愛に変えて、究極の愛を実現するために再度出会いがあります。

【カルマが引き寄せる相手】

  • ⑴同じタイプの異性に惹かれる場合
    自分の持っているカルマは消すことができません。例えば、前世で浮気性の男性は、現世でも浮気性になる可能性があります。また、前世で男性から裏切られた経験を持つ女性は、浮気性の男性に魅力を感じてしまいます。男性、女性ともこの同じカルマを持った人々との出会いを否定することができません。自分のカルマをいくら無視して別のタイプの人を選ぼうとしても、結局同じカルマの人を選んでしまいます。
  • ⑵複数の「カルマメイト」に出会った場合
    「カルマメイト」は、ひとりとは限りません。複数のカルマメイトの場合もあります。その場合の愛憎劇は複雑となります。愛し合う相手に対し、二人の間に割って入る第三の「カルマメイト」が入り、三角関係になることもあります。前世でABが夫婦関係で、CAが不倫関係の場合、次の転生では、ACが夫婦関係となり、BCが不倫関係となることが起きるのです。

④カルマメイトを支配するカルマの法則

「カルマメイト」を支配する「カルマの法則」とは、どんな法則なのでしょう。「カルマ」の思想のルーツは、古代インドにあります。「カルマの法則」とは、簡単に言うと、「因果応報」です。この因果応報に基づくカルマの思想は、古代インドのヒンドゥー教に見られます。その後、この思想は仏教に取り入られました。

仏教用語「因果応報」の意味を分かりやすく解説します
仏教用語の「因果応報」という言葉の意味を知りたい方へ。人生で一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。いつの間にか、私たちの周りで一般的に使われる身近な言葉となりました。 本記事では、仏教用語の「因果応報」という言葉の意味をご紹介します。

【仏教にも取り入れられたカルマの法則】

釈迦 仏陀釈迦は「カルマの法則」を仏教の教えの中に取り入れました。この教えは弟子たちにより、アーガマ(阿含または阿含経)となりました。その後、仏教の思想はバラバラに発展し、まとまりがなくなりました。これらの思想を体系化し、集大成されたものが、4~5世紀に成立した「アビダルマ・コーシャ・バーシャ」という仏教論書です。私たちが、「カルマの法則」を知ることが出来るのは、この「アビダルマ・コーシャ・バーシャ」のおかげです。

【阿毘達磨俱舎論(あびだつまくしゃろん)の成立】

仏教はインドから中国に伝わり、「アビダルマ・コーシャ・バーシャ」は、漢訳されて、「阿毘達磨倶舎論」となりました。「カルマ」は、「業」と漢訳されました。「業」は簡単に言うと、「行い」です。前世の「行い」により、輪廻転生した時の人生は、前世の影響を受けるという思想です。

【カルマを負う人生は次の人生で逆の立場で繰り返される】

例えば、ABの夫婦の間で、Aが前世で不倫をした場合、輪廻転生してABが、再び夫婦になります。今度は、Aは、Bの不倫に悩むという因果応報の人生を送ります。ただし、「目には目を」という「仕打ち」の意味ではなく、Aは前世の罪を悔いて、Bを許すことを学ばなければならないということなのです。

【カルマの法則による因果応報は永遠に消えない】

仏教が日本に入ってきて、この「業」による因果応報の思想は、歴史的にも私たちの生活に深く浸透してきました。「自業自得」とか、「業突く張り」や「業が深い」など日常生活に「業」の考えは密着してきました。日本では、因果応報が、勧善懲悪と結びついて、悪業が次の生まれ変わりの時に、報いを受けるような考え方をしますが、仏教の因果応報は悪因悪果ではなく悪因苦果なのです。

「悪因苦果」とは必ずしも悪い結果を受けるわけではなく、本人にとって望ましくない結果を受けるということなのです。カルマの法則による因果応報は、消えることがありません。「自分で蒔いた種は、必ず自分で刈り取らなければならない」という事象が続くのです。

輪廻転生とは?カルマの法則との関係は?分かりやすく解説します
輪廻転生と、そして輪廻転生を語るのには無視できないカルマの法則について、分かりやすく解説します。多くの宗教観の中にある輪廻転生の思想。生まれ変わりをテーマとした物語がとても多いことを見ても、今や、わたしたちの文化の中に根付いている思想のひとつと言えるかもしれません。

⑤悪いカルマの連続を解消する克服法

ヨガ メディテーション 瞑想 夕日 湖カルマメイトは、愛のカルマによって、再び出会うパートナーです。しかし、人間の持つカルマは、愛ばかりではありません。悲しみのカルマや憎しみのカルマなど、男女の出会いには、様々なカルマが生じます。それは、愛と憎しみ、喜びと悲しみが表裏一体となっているからです。人生は、愛し合っていても運命的な悲劇に襲われたり、愛が届かず相手に対し嫉妬心が生じ、憎しみに変わったりすることもあります。

【愛は喜びだけでなく悲しみも苦しみも与えます】

「愛すること」は、喜びだけでなく、悲しみも苦しみも伴います。「愛すること」は、「愛されること」を求めないのが真の愛だからです。

「無償の愛」アガペーとは何か?その意味を分かり易く解説
「アガペー」という言葉の意味を知りたい方へ。「神の愛」「無限の愛」というものがどんなものなのか、想像したことはあるでしょうか?ここでは「無償の愛」「神の愛」などと表現されるアガペーとは何か?その意味について、詳しく解説していきたいと思います。

【苦しみのカルマからの解放】

お釈迦様は、輪廻転生で、カルマ(業)を解消できない悩みを解決するために、五戒という戒めを私たちに教えています。

  • ⑴不殺生戒(ふせっしょうかい)・・・殺さない事
  • ⑵不偸盗戒(ふちゅうとうかい)・・・盗まない事
  • ⑶不邪淫戒(ふじゃいんかい)・・・不倫・浮気などをしない事
  • ⑷不妄語戒(ふもうごかい)・・・嘘をつかない事
  • ⑸不飲酒戒(ふおんじゅかい)・・・酒を飲まない事

男女の出会いから生じる愛憎の悲劇は、最初はささいな喧嘩やすれ違いから始まり、大きな誤解を生じるようになります。その状態が長く続けば、愛は嫉妬心や憎しみに変わり、実際の行動として、他の異性に愛を求める不倫や、嘘をつくようになり、不倫がばれて叱責を受けると殺意まで生じます。

悪いカルマを生じると輪廻転生にも影響が出るのは仕方がありません。お釈迦様のおっしゃる「五戒」は単なる戒めではなく、愛から生じる様々な思いにも「五戒」を守り、次の輪廻転生も、良いカルマで出会うことを勧めているのです。

⑥エドガー・ケイシ―と妻は「カルマメイト」だった

項羽『晩笑堂竹荘画伝』

項羽『晩笑堂竹荘画伝』

項羽と虞美人は、相思相愛の夫婦でした。中国の英雄としては、ひとりの女性を愛した人は珍しく、二人の愛のドラマは、中国の京劇や宝塚でも公演されています。二人の最後は悲劇的でしたが、項羽は英雄にありがちな色を好むタイプではありませんでした。虞美人を愛し、最後まで愛し続けました。

この二人は来世で再び会うことを誓い死んで行きました。項羽は、虞美人を愛しながらも成就しなかった「カルマ」を持ちました。虞美人も自殺によって、項羽とともに生きながらえることができなかったという「カルマ」を持ちました。

【項羽は蒋介石に、虞美人は宋美齢に生まれ変わりました】

中国の「京劇」の演目に「覇王別姫」という項羽と虞美人を主人公にしたものがあります。またこの芝居を演じる二人の京劇役者の半世紀にわたる愛憎劇を映画化したものが、「さらばわが愛・覇王別姫」です。京劇で有名な俳優の「梅蘭芳」(メイランファン1894~1961)は、中国だけでなく日本やアメリカでも公演を行っています。第二次世界大戦後、毛沢東政権下において京劇を再開した時に「覇王別姫」を上演しました。この時、項羽は蒋介石を表わし、虞美人は宋美齢を擬し、漢の劉邦は、毛沢東を意味しました。

【項羽と蒋介石の類似点】

  • ⑴項羽も蒋介石も武人・軍人として優れた戦闘の才能を持っています。
  • ⑵項羽は、秦の末期に中国統一に向かって戦いました。蒋介石も清朝末期に国民党軍を率い中華民国を設立しました。
  • ⑶項羽が根拠地とした徐州は、蒋介石の国民党の中心的支配地。
  • ⑷項羽は、漢の劉邦に負けました。蒋介石も中国共産党軍との内戦の結果、台湾に撤退しました。
  • ⑸項羽には、虞美人と言う愛人がいました。蒋介石にも美人の妻、宋美齢がいました。

【項羽のおいたち】

項羽(紀元前206~紀元前202)は、秦末期の楚の王です。身長は196センチ、怪力の持ち主、戦の才気があったと「史記」に書かれています。秦末期に陳勝・呉広の乱がおきると項羽は会稽を乗っ取り、群守となり反乱軍に参加しました。その後の秦との戦いに勝ちましたが、秦の首都の咸陽には劉邦が先に入っていました。項羽は怒り劉邦を殺そうとしましたが、それを知った劉邦は和睦を申し出て、項羽は劉邦を許しました。

【楚と漢の戦い】

項羽の戦い方は、逆らうものを全て殺すか生き埋めにするなどの方法をとったため、人望が薄く、項羽の配下から劉邦に移る者(韓信)も出ました。劉邦は、豪放磊落の英雄です。終に、劉邦は項羽との最後の戦いを迎えます。

【四面楚歌】

紀元前203年、垓下(がいか)の戦いで、劉邦は項羽を追い詰めました。この時、四方から楚の歌が聞こえてきました。これを聞いた項羽は、「漢は既に楚を占領したのか?」と嘆きました。その時、項羽は愛人の虞美人に送った詩が垓下(がいか)の歌です。

「力は山を抜き、気は世を蓋う。時、利あらず。騅(すい)逝かず。騅(すい)逝かざるを如何にすべき、虞や、虞や、なんじを如何せん」

追い詰められた項羽は、敵中に攻め込んで自ら首を刎ねて死にました。愛人の虞美人も、項羽の足手まといにならないように、自殺しました。二人は、来世でもいっしょになることを誓いました。

【現世の蒋介石と宋美齢の活躍】

現代の中国の歴史の中で、項羽に例えられるのは、蒋介石(しょうかいせき)です。1887年、清国の浙江省に生まれました。日本にも留学し、孫文を知ることができました。1911年に辛亥革命が起き、1912年に中華民国が建国され、孫文が臨時大総統の地位に就任しました。清朝の宣統帝が退位し、清朝は崩壊しました。蒋介石の妻は、宋美齢(そうびれい)です。1927年に蒋介石と結婚しました。宋家は浙江財閥の創始者であり大富豪でした。宋美齢はアメリカ留学の経験を持ち、流ちょうな英語を話すことができたので、国政的な役割も果たしました。1937年には日中戦争が始まり、アメリカの援助を引き出し、中華民国空軍の近代化に大きく貢献しました。宋美齢は、フランクリン・ルーズベルト大統領や妻のエレノアとも親密な関係を構築しました。しかし、ソ連の援助を得た中国共産党軍との間に内戦が勃発し、蒋介石はアメリカに援助を求めますが、その時のアメリカの大統領はトルーマンになっていました。トルーマンは蒋介石の申し出を断りました。そのため国民党軍は台湾に撤退しました。

【反共運動】

宋美齢は、1950年、「中華婦女反共抗ソ聯合会」を設立し、自ら会長に就任しました。彼女は、蒋介石総統のファーストレディとして国内外に活躍し、中華民国のスポークスマン兼ロビイスト的な役割をしました。

【カルマの継続】

輪廻転生は、血統やDNAとは関係なく起きる現象です。紀元前の項羽が、自らの「カルマ」を持ち、蒋介石として生まれ変わっても不思議はありません。虞美人も「カルマ」を持って、宋美齢に生まれ変わり、今度は夫のために献身的に政治活動をしました。その働きは、第二次大戦後の中華民国にとって大きな力となりました。

⑧自分のカルマを知る方法

前世を思い出しカルマを知る方法としては、次の方法があります。

  • ⑴催眠療法・・・退行催眠によって過去の人生の記憶を蘇らせます。退行催眠によって、何回生まれ変わっているかも分かります。その時にどんな人生を送ったかを知ることによって、自分の「カルマ」を知ることができます。
  • 瞑想・・・深い瞑想に入ることによって、過去の人生の記憶が蘇ります。最初は雑念が入り、なかなか深い瞑想に入ることができませんが、根気よく続けることによって、体から意識が抜け出るような感覚を味わうことができます。意識は遠い過去の世界をめぐり、どのような人生であったか、自分のカルマは何なのか、ビデオの映像を見るように知ることができます。
  • ⑶夢・・・同じ夢の繰り返しは、過去の人生に関係があります。同じ夢を繰り返すのは、苦しい場合もあります。しかし、それは自分にとって重要なカルマを潜在意識が知らせようとしているのです。
  • ⑷デジャヴ・・・既視感とも言います。過去の記憶により思い出します。初めて来た場所でも、懐かしい気持ちが起きた場合は、前世でその場所にいたことがあるからです。なぜその場所にいたのか、どんなカルマがあったのかを知るには、その場所の歴史的な事件があれば、ヒントになります。
  • 前世の記憶・・・だれでも幼い頃までは前世の記憶を持っています。しかし、幼い時の前世の記憶はだんだん成長するにつれて、その思い出は消えてしまいます。両親などから、「小さい時にこんなことを言っていた」というような記憶が残っていれば、前世のカルマを知るヒントになります。

 

最後に

ここまでの長文をお読み頂き、有難うございます。
カルマの法則によって、「カルマメイト」は、「永遠の愛」でつながっています。「カルマメイト」に出会ったら、前世の自分のカルマを知ることです。現世では、「カルマメイト」との出会いを大切にして、悲しいカルマは、幸せのカルマに変えていくことです。

聖書には、愛とは、忍耐と献身を意味することが書かれています。前世を知ることが出来ない場合は、「許し」と「感謝」をすることで、悪いカルマは、良いカルマに変わります。「カルマメイト」は愛し合い、尊敬しあい、互いに支えあって人生を生きます。その愛は、生まれ変わりを繰り返しても、永遠に変わりません。次の出会いをより良い出会いにするために、現世では、悪いカルマと諦めず、良いカルマに変えていきましょう。

以上、最後までご覧いただき、有難うございました。