ソウルメイトとの別れの後にまた出会いがある
捨てる神様あれば、拾う神様がある。断捨離をすると新しいものを置ける。退職した人がいれば、入社してくる人がいる。この世の摂理は、正負の法則と呼ばれ、何かを得れば何かを失うということが往々にして起こっています。自由を手にすれば、所属を失う。食べ物を得れば、お金を失う。
執着しているから見えていないだけ
この人がいなくなったら私は終わりだし孤独になっちゃう。そんなハズありません。その相手に執着しているから周りが見えていないだけなのです。そもそも相愛のソウルメイトであれば、あなたに孤独な思いをさせたりしません。あなたの孤独や不安に気付き、元気のない顔や言葉数が少ないなどの些細な変化で心情をくみ取ってくれるでしょう。
“別れ”を前向きに捉える
別れた回数だけ出会いがあり、別れた回数が少ないと出会いの回数も少ないと言えます。どちらが良いとは言えません。ただ、あなたが孤独を恐れているのであれば、それは違うとお伝えしたいのです。この世の法則を知るだけで、“別れ”を前向きに捉えられることでしょう。だから大丈夫ですよ。
ソウルメイトとの別れの真の意味はいずれ分かる
その時というのは大方、あなたの心が満たされ孤独ではなくなった時です。その頃になると、「あの時の出会いって今を作るためだったんだ」と理解でき、その別れに対して心から感謝を持つことができるでしょう。
別れの答えは“学びの答え”
別れの原因を無理やり見つけて、心の整頓のために何かに紐づけても何の解決にもなりません。別れの答えは“学びの答え”だからなのです。大よそ“別れ”を体験したのであれば、きっと今は不幸のどん底のようで、悲しみに満ちているかもしれません。そんな時は無理をせず、そっと両手の力を抜いて体の緊張をほぐしてください。そしてリラックスして、次の出会いに近づいたと考えてみてください。あなたの新しい人生が始まった証拠です。
素晴らしい出会いに期待をしてください。あなたを悲しみから救う素敵な“役割”を持ったソウルメイトがすぐに近づいて来ますよ。
ソウルメイトへの執着を解放する
それはあなたの中にある凝り固まった固定観念とも言い換えられます。ずっとなりたかった仕事に就いて働いてみたものの、激務だった、苦労に見合う対価が得られない、安定しない雇用に苦しむ…など色々な現実を知ったとします。それでもあなたは心のどこかで抱えた疑問に蓋をしてその仕事を続けますか?
もっと多くの出会いを経験できる
「だって私にはこれしかないもの!」それが執着です。人間関係も同じです。執着している時はあなたが自分自身を信じていないことと同義です。あなたはもっと多くの出会いを経験できるでしょうし、もっと多くのチャンスに出会うでしょう。その素晴らしい未来に蓋をしているとしたら、この上なく勿体のないことです。
執着を続けると辛い未来しか待っていません
ソウルメイトの場合はことさら重要です。執着とこだわりは言葉が似ているようで全くの別物です。あなたがソウルメイトと別れることになった場合、結論からすると「良かった」と言える場合が多いのです。今は辛いでしょうが、未来は辛いだけではないからです。
ソウルメイトとの別れが意味すること
言い換えると、誤った解釈を正しい道に導くとも言えます。良い相手、悪い相手、好きな相手、嫌いな相手、色々な方があなたの魂を成長させ、人生のスパイスとなる刺激を与えるために集まった存在です。
そのソウルメイトたちとの別れは次のステージへの誘いでもあります。いつまでも同じ場所にいても代わり映えのしない景色を眺めているだけです。
あなたは出会ってもいいのです。自分を抑制し、我慢をする必要がないのです。ソウルメイトとの別れが意味することは、可能性を広げ、未来を広げ、今よりもっと素晴らしい人生に出会わせてくれるための転機のチャンスなのです。
だから、悲しむことなく恐れることなく歩んでいきましょう。きっと「あんなこともあったなぁ」と楽しくお茶を飲みながら笑える日が来ますからね。
最後に
ソウルメイトと別れ悲しみに暮れている方がおられたら、少しでも励みになれれば幸いです。もしかしたらソウルメイトと別れてせいせいしている方もおられるかもしれません。その方には選択が間違っていなかったと心からお伝えできます。
ソウルメイト…魂の仲間、前世からのご縁は私たちの人生を時に甘く、時に切なく、時に刺激をもたらします。
どんな出会いも別れも意味があります。その意味を知ったときこそ、本当の意味での学びの終了と言えます。そして、深い感謝を持つことができて初めて、来世の魂で再会を約束できるのです。あなたが幸せな未来を描けるよう心から願っています。

以上、最後までご覧いただき有難うございます。