「第9チャクラ」をお調べになっている方へ。
第9チャクラは、太陽のチャクラです。潜在意識よりもさらに深いレベルの「集合的無意識の世界」に達するチャクラです。第9チャクラを開くと、人類が生まれてから現在までの歴史の中に蓄積された経験による叡智を共有することができます。個人の潜在意識を越えて、「集合的無意識の世界」に入り、過去の人類の知識を得られることから、いろいろな困難や難しい病気などの原因を明らかにすることもできます。
本記事では、第9チャクラの意味を徹底解説いたします。
第9チャクラは、集合的無意識に達するチャクラです
第9チャクラは、色は輝く金色、サンスクリット語では、スーリヤ・チャクラ(Surya)です。「スーリヤ」は太陽の意味です。英語ではソーラーチャクラ(Solar Chakra)と言います。場所は、頭上から60センチ上にあります。
第9チャクラの機能は、太陽のエネルギーを取り入れて、潜在意識よりも深い「集合的無意識」の世界につながることができます。太陽のエネルギーは、太陽系の中では最大のものです。地球が受けている太陽エネルギーは、1秒当たり約42兆キロカロリーです。これは、1秒間に世界中で使っているエネルギーの2万倍という量になります。太陽エネルギーがなければ、地球上の生物は生きていかれません。
【スーリヤ・チャクラは7つのチャクラを統括しています】
ヒンドゥー教の世界では、「スーリヤ」(太陽)は、古代から神と崇められてきました。ヒンドゥー教の神話には、「スーリヤ」という太陽神が出てきます。七頭の馬がひく戦車に乗って、天空を飛び回ります。七頭の馬は、七つのチャクラの象徴とされ、「スーリヤ」は七頭の馬を操り、七つのチャクラを統括しているのです。「スーリヤ」は二本の腕を有し、両手に蓮の花を持っています。また、4本の腕を持つ姿で描かれることもあり、蓮の花、円盤、ほら貝、つえなどを持っています。「スーリヤ」は太陽神のため、全身から炎が立つほど高熱を発しており、生まれた時に母親から放り出されたとされています。
【集合的無意識とは人類の知識の宝庫】
集合的無意識とは、スイスの精神科医、心理学者のカール・グスタフ・ユング(1875~1961)が提唱した分析心理学での概念です。ユングが考えたのは、個人の無意識には、個人的な行動の経験の蓄積だけではなく、人類共通の無意識の世界と繋がっている構造を持っているという概念です。神話の世界や宗教には、共通した定型があり、それは偶然にできたものではなく、共通の意識の中からできたものだという考え方です。私たちは、個人的な潜在意識の叡智を得ることでもかなりの恩恵を受けますが、集団的無意識の世界は、太古の昔から人類が経験した叡智の蓄積です。それは、人類が誕生した700万~600万年前からの膨大な知識の蓄積ですから、その恩恵は数千倍以上のものです。
【第9チャクラの効果】
- ⑴太陽のエネルギーを吸収し生命力を増す。
- ⑵身体に必要なビタミンDの生成ができる。
- ⑶身体的な病気を治し、心を健全に保つ。
- ⑷第9チャクラが開くと金色のオーラに包まれる。
- ⑸自己へのこだわりの意識が無くなり集合的無意識の世界に入る。
- ⑹夢で過去の先人から知識と解決方法を聞くことができる。
第9チャクラが開くと、意識が広がります。価値観も変わります。小さな個人的な潜在意識の世界から、より大きな集合的無意識の世界に入ることが可能となります。
第9チャクラの場所とホルモン
場所は頭上から60センチ上にあります。このチャクラの機能は、太陽に繋がり、太陽の力を吸収することができます。人間の体は太陽の光を浴びて、ビタミンDを作り出します。
【ビタミンDの効果】
ビタミンDは、ホルモンの素にもなる栄養素です。ビタミンDは、ミネラルの吸収と新陳代謝を助ける働きがあります。従って、身体にある7つのチャクラとホルモンの分泌にも大きな影響を持っています。歯や骨の健康、がんの予防、インシュリンの分泌を促進、心臓病、うつ病の防止などに重要な働きがあります。人間の体は、自分の力ではビタミンDを作ることはできません。1日に30分ぐらいの日光浴が望ましいとされています。
【ビタミンDが不足した場合】
ビタミンDは、日光浴をすると皮膚の中で合成されます。正常な骨格の発達や維持に重要です。ビタミンDが不足すると、子どものくる病や成人の骨軟化症を引き起こします。その他にもビタミンDが不足すると、深刻な病気を起こします。
- ⑴骨粗しょう症・・・ビタミンD不足により高齢の成人に多く発症します。
- ⑵自己免疫疾患・・・関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患。
- ⑶糖尿病・・・インスリンの分泌に関連してビタミンD不足が糖尿病の原因の一つとなります。
- ⑷関節リウマチ・・・関節リウマチの原因はまだ解明されていませんが、ビタミンD不足が原因の一つとも言われています。
- ⑸高血圧・・・高血圧の原因もたくさんありますが、ビタミンD不足も原因の一つです。
- ⑹認知症およびアルツハイマー病・・・認知症やアルツハイマー病も原因は解明されていませんが、ビタミンD不足が一つの原因とも言われています。
- ⑺パーキンソン病・・・パーキンソン病も難病の一つですが、ビタミンDの投与で改善がみられます。
- ⑻アトピー性皮膚炎・・・ビタミンD投与が改善に有効とされています。
第9チャクラを開いて、ビタミンDを生成するには、野外でのウォーキングのような軽い運動をしながら、太陽光線を浴びることでも効果があります。一日のうち20分ぐらい太陽のエネルギーを吸収するだけも健康になれます。
第9チャクラの色は輝く金色です
第9チャクラの色は、輝く金色です。宝石で言うと「ゴールデン・シーン・サファイア」です。この宝石の産地は、ケニア北東部です。現存するものが全てと言う希少価値を持っています。
【精神の集中や高揚に効果のあるサファイア】
サファイアを身に着けていると、潜在意識に働きかけて、集中力を高め「集合的無意識」の世界に達することができます。集合的無意識」の世界からは、叡智が得られ、能力が高まります。そのため、古くから「賢者の石」として尊重され、古代のヘブライでは、ソロモン王とアブラハムは、サファイアを愛用していました。また山上のモーセに神が与えた十戒は、サファイアの銘板に刻まれていたと言われています。ヒンドゥー教では、サファイアは宗教行事に必ず使用する「偉大な宝石」として扱いました。
【第9チャクラを活性化するサファイア】
サファイアは、健康にも効果があります。発熱、皮膚病、疫病から体を守ると言われています。サファイアは「知恵の石」と言われ、学習意欲、精神活性化、霊的能力を増進すると言われています。集中力を増し、瞑想には効果があります。より深い瞑想によって、個人の潜在意識を越えて、集合的無意識の世界に入ることができます。
第9チャクラの開き方
第9チャクラは、潜在意識よりもさらに深いレベルの「集合的無意識の世界」に達するチャクラです。深い瞑想によって、人類の輝かしい叡智を得ることができます。座禅のように座り、瞑想します。もし座禅が苦しい場合は、椅子に座って静かに瞑想する方法でも良いです。
【第9チャクラの開き方】
第9チャクラを開く場合も、まず第0チャクラのチャクラから順番にエネルギーを第9チャクラに流し込んでいきます。そして、第9チャクラに、ゆっくりとエネルギーが流れるのを感じて下さい。
- ⑴第9チャクラにエネルギーを感じ、「集合的無意識の世界」を信じてください。
- ⑵体内から魂が浮かび出て、自由に空間を飛んでいるのを感じて下さい。
- ⑶「太陽」の暖かい光を感じ、光に包まれていく「幸福感」を味わってください。
静かに瞑想が終わると、心に抱えていた問題の答えが浮かんできます。同時に、太陽のエネルギーで満たされた体からは、やる気が起きてきます。
第9チャクラを開いた古代インド人
古代インドの人々は、第9チャクラを開き、集合的無意識の世界に意識を集中できました。そのため、同じ意識の世界を持つ宇宙人との接触が可能であったとみられる記録があります。古代インドの最古の古典である「リグ・ヴェーダ」、叙事詩「ラーマーヤナ」、「マハーバーラタ」などに登場する「ヴィマナ」という空を飛ぶ乗り物です。この飛行機は、大気圏外にも航行することが可能です。叙事詩の中では、戦闘のための乗り物として描かれていますが、UFOとの共通点が多いことから、「古代宇宙飛行士説」の支持者は、「古代インドでは他の惑星の宇宙飛行士がやって来ている」と主張しています。
【アフガニスタンで発見されたヴィマナ】
2012年8月、アフガニスタンに侵攻したアメリカ軍の兵士たちが、洞窟を調べたところ、5000年前の古代インドの「ヴィマナ」のようなものを発見しました。同行したジャーナリストもこの発見に驚きました。ところが、「ヴィマナ」を外に出そうとすると、突然消えてしまったそうです。同時に8人の兵士も消滅したというのです。
【消失の原因】
「ヴィマナ」は、強力な電磁放射重力場で保護されていたとみられており、8名の兵士もその電磁場に引き込まれてしまったようです。「ヴィマナ」は、反重力車両であり、核爆弾や死の光線銃も装備していました。太陽エネルギーを反重力に変換して飛行し、機体は金や銀、鉄で作られていました。「ヴィマナ」は、空中だけでなく、水中や海洋、宇宙空間を自在に飛ぶことができました。
第9チャクラを開いたマヤ・インカ人
第9チャクラを開き、宇宙人との接触があった人々の文化に、マヤ文明やインカ文明があります。メキシコから南アメリカの地域には、世界的にも謎の遺跡があります。そこには運搬機器がない時代にありながら、1000トンもの巨石で造られたピラミッドなど人類が建設したとは思えないものばかりです。多くの研究者が調査をしていますが、解明には至っていません。人類の文明をはるかに超えた優れた文明を持った宇宙人によるものではないかという説が有力です。
【マヤ文明】
マヤ文明は、紀元前3000年頃から16世紀にスペインに滅ぼされるまで、メキシコの南東部、グアテマラ、ベリーズなどの国を含む一帯に栄えました。マヤ文明もたくさんの謎があります。
⑴謎のバレンケの石棺
マヤ文明が宇宙人によって作られた文明という説の証拠のひとつとして、発見された石棺の蓋に彫られた有名なレリーフがあります。その姿は宇宙飛行士にそっくりです。
⑵解明が困難なマヤ文字
マヤ文字の解明が進み、マヤの人々は2万6000年ごとの地球軸の変化を正確に予測していたことが分かりました。また、そのような知識は、宇宙人から受け継いだという伝説が残っています。
⑶テオティワカン
メキシコの首都であるメキシコシティから北東に約50キロメートル行った地点にある巨大遺跡が「テイティワカン」です。「古代宇宙飛行士説」を支持する人たちの中には、「太陽のピラミッド」や「月のピラミッド」を宇宙船の離着陸に使ったと言う人もいます。
⑷マヤ暦は世界の終わりを予言
2012年12月21日に世界が終わると言われていましたが、そのような世界の終末は起きませんでした。別の説によれば、マヤの暦はひとつの暦が終わると、新しい暦が始まるとのことで世界の終わりを意味するものではないと言われています。
【アンデス文明からインカ帝国までの成立】
南米に人類が住み始めたのは、約1万4000年前と言われています。紀元前5000年前頃から、農耕や牧畜が始まりました。紀元前2500年頃には、石造りの建造物が現れました。その後、王国が支配する時代に入りました。いくつもの変遷を経て、15~16世紀にかけて、南米のペルーを中心にインカ帝国が成立しました。その領土は、アンデス山脈一帯から、コロンビア、チリ、ボリビア、エクアドル、アルゼンチンを含んだ大帝国でした。
【インカ帝国の都市マチュ・ピチュ】
世界の七不思議の中に入る遺跡のひとつにマチュ・ピチュがあります。調査によるとマチュ・ピチュは、太陽の動きを知るのに絶好の場所でした。インカ帝国は、太陽を崇拝し、皇帝は太陽の子として崇められていました。また生贄を捧げた台座は、日時計であり、「インティワタナ」(太陽をつなぐもの)と呼ばれていました。マチュ・ピチュは巨石によって建造された遺跡ですが、どのようにして高い山の上に運ぶことができたのか分かっていません。
【インカ人は宇宙人とコンタクトがあった】
1928年にペルーの南岸部の砂漠地帯パラカスで奇妙な頭蓋骨が発見されました。DNA鑑定を行ったところ、現生人類のものと一致しませんでした。
⑴コロンビアで発見された「黄金のスペースシャトル」
西暦500~800年頃のプレ・インカ時代の製造と見られているオーパーツがあります。形は、スペースシャトルにそっくりです。
⑵ナスカの地上絵
地上絵は、紀元前200年から800年のナスカ文化時代に描かれたとされています。ペルーのナスカ川とインヘニオ川に囲まれた砂漠地帯に空から見なければわからない絵が描かれています。何のための絵なのか解明されていません。「古代宇宙飛行士説」を支持する人々の間では、宇宙船の滑走路であったと考えられています。
第9チャクラを開いた古代人は、宇宙人から優れた知識を授かり、偉大な巨石文明を建設しました。
第9チャクラを開いてアトランティス文明を語ったエドガー・ケイシー
エドガー・ケイシー(1877~1954)は、アメリカの予言者、心霊診断家です。彼は催眠術によって、生まれる前の過去の世界に戻りました。彼の意識は集団的無意識の世界に入り、過去の世界を知ることができました。彼のリーディング(退行催眠)によって、彼はアトランティスの人間で、輪廻転生によって生まれ変わったと言いました。何回かのリーディングでアトランティス文明が明らかになりました。
【アトランティス文明の特徴】
アトランティス大陸で文明が栄えたのは、紀元前5万年頃です。アトランティスの人々は、非常に優れた才能を持っており、狩猟生活から農耕生活への切り替えをしました。燃料として天然ガスの使用も行いました。また科学的な知識が豊富で、ツーオイ石と呼ばれる特殊な石をエネルギー源として使いました。この石は、宇宙のエネルギーを集積し、増幅して光エネルギーに変えました。その光エネルギーは、動力源や熱源となりました。ところが、突如アトランティス文明は、地殻変動のため海に沈んでしまいました。
【ケイシーの予言】
ケイシーは、アトランティスは1900年代に再浮上すると予言しました。実際にはアトランティス大陸は浮き上がることはありませんでしたが、海底でアトランティス文明の跡が発見されました。そのひとつは、1968年にマイアミから東に81キロメートルの所にあるビミニ島付近の海底で、「ビミニロード」と呼ばれる石造建築が発見されました。その大きさは600~1200メートルもある巨大な石畳です。次に1969年には、北ビミニで古代ギリシア様式の装飾が施された大理石の円柱が発見されました。
第9チャクラを開くと過去の人生を見ることができる
「輪廻転生」は、生まれ変わりのことですが、科学的には証明されていません。輪廻転生の考え方によれば、死後の魂が、新しく生まれる人の魂になって、生まれてきます。まもなく、その子どもは過去の人生を語り始め、両親を驚かせるという話はたくさんあります。また別の考え方として、「集団的無意識」の中に記憶の貯蔵庫があり、そこから過去世の記憶を取り出すという考えをする人たちもいます。
【魂は繰り返し集団的無意識の世界に戻る】
輪廻転生が科学的に証明されていなくても、人の魂が、一連の輪廻転生の中で、生まれ変わりを繰り返すという考え方を否定することはできません。或いは、別の考え方で、魂はいろいろな人々の過去世の記憶を持つことができるとしても結果は同じ事になります。
【ブライアン・ワイス博士の研究】
ブライアン・ワイス博士はアメリカのコロンビア大学とイェール医科大学の精神科医です。彼の著書の中に「MANY LIVES, MANY MASTERS」という本があります。その中でキャサリンという女性の患者についての実話が載っています。
【キャサリンについての実話】
彼の研究の中に、キャサリン(当時27歳)という患者がいました。彼女は、不安によるパニック発作や恐怖症を持っていました。博士は1年以上かけて治療をしましたが、いっこうに良くなりませんでした。そこで催眠術を使って、過去の出来事の中に原因を探しました。驚いたことに彼女は86回の人生を生きたことが分かりました。彼女は86の生涯の記憶を正確に持っていました。
【第9チャクラを開くと過去世を知ることができる】
輪廻転生が事実としても、キャサリンのようにワイズ博士が催眠術をかけてくれなければ、本人は過去の人生を知ることができません。しかし、私たちは、第9チャクラを開くことによって、集団的無意識の世界に入り、過去の人生の記憶を探すことができるのです。深く瞑想し、第9チャクラを開く練習を積めば、自ら過去世を知ることができるのです。
最後に
深い瞑想をすることによって、「集団的無意識の世界」に入ると無限の知識の宝庫から、人類の築いた叡智を得ることができます。ヒンドゥー教や仏教の修行は、厳しい修行を行い、座禅を組んで悟りを開き、「解脱」を目指します。
私たちも瞑想をすれば、「解脱」を得るまではできなくても、心の悩みを解決できます。忙しくて瞑想をする時間がない場合は、夜寝る前に、ウトウトした状態になった時、「心の悩みの解決法を夢で教えてください」と神に祈ることでも、「答え」を得ることができます。第9チャクラを開いて、幸せな毎日を過ごしましょう。
以上、最後までご覧いただき、有難うございました。