7つのチャクラの意味・色・位置を知りたい方へ。
チャクラという存在を何となく知っていても、それをどのように活かせばいいのか、知っているのといないのとでは豊かな人生を送るためには、大きな違いがあります。
まずは、それぞれのチャクラの意味や色と位置を知ってみましょう。そうすることで、自分自身の状態を観察することが出来るようなり、そして前向きに生きていくためのヒントを得ることが出来るかもしれません!
本記事では、Nanna Satchaが、7つのチャクラの意味・色・位置を解説いたします。
チャクラとは
まずは、簡単にチャクラというのがどういうものなのか、おさらいしましょう。
チャクラとは、サンスクリット語で円盤や車輪、轆轤(ろくろ)などを意味しています。チャクラは人間の生命や肉体、精神の働きをコントロールし、重要なエネルギー(「気」や「プラーナ」とも言います)の出入り口(エネルギースポット)として、体内と外界のエネルギー交換を行い、エネルギーつまりは気の流れを作ります。。
チャクラの色
チャクラはその回転速度で波長が変わり、表現する色が変わります。光のスペクトルの波長の違いにより七色(またはそれ以上)に見える虹と同じように、回転速度の波長の違いによって、違う色の波長を「感じる」のです。そして、チャクラの状態によってそれぞれを象徴する色の強弱がオーラの色に表れます。
それぞれのチャクラが象徴する色については、その時々の心身の状態により、基本の色と比べて濃淡や明暗が異なって感じることがあります。また、それぞれのチャクラの間にはそれぞれの色が混ざり合った色として感じられることもあります。
一般的には
・第一チャクラ=赤
・第二チャクラ=オレンジ
・第三チャクラ=黄色
・第四チャクラ=緑又はピンク
・第五チャクラ=青
・第六チャクラ=藍色(インディゴ)
・第七チャクラ=紫
となり、またそれぞれのチャクラの位置で象徴する意味を持っていて、それが心身の状態や、魂の本質を示しています。
それでは、それぞれのチャクラの意味・色・位置について、もう少し詳しくお話ししていきましょう。
第一チャクラ(ムーラーダーラ・チャクラ)
- 色:赤
- 位置:第一チャクラは恥骨と尾てい骨の間のあたり(肛門と性器の間)から円錐状に大地(地球の中心)に向かって広がっています。
- 意味:生命力や生活力を表し、現実を生きるという意味があります。
第一チャクラの詳細
生命力に満ち溢れ、地に足を付けて生きている人はこのチャクラが力強く感じられます。また、安定感があり、存在感があります。逆にこのチャクラが弱まっていると、体力が弱まったり、生きようとする気力を失っていたり、また、現実逃避をもくろみがちだったりします。経済的な問題もこのチャクラが関係しています。
身体の問題としては、足、生殖器、肛門などに現れることがあります。
サンスクリット語の「ムーラ・アーダーラ」とは「根を支えるもの」の意味で、ヒンドゥー・ヨーガのチャクラの図では、赤い4枚の花弁をもち、地の元素を表象する黄色い四角形とヨーニ(女性器)を象徴する逆三角形が描かれ、その三角形の中には蛇の姿をした女神クンダリニーが眠っています。
第二チャクラ(スワーディシュターナ・チャクラ)
- 色:オレンジ
- 位置:下腹部、へその下(丹田)
- 意味:女性性、生命を産み出すという意味があり、自立心や創造性を表す
第二チャクラの詳細
自立した生き方に長けていたり、感情や感受性が豊かだったり、創造性がある人はこのチャクラが力強く感じられます。逆に弱まっている場合は、人に依存しがちであったり、無感情若しくはイラついたり切れやすかったり、依存症になりやすくなったりします。女性の場合、このチャクラが弱まっていると、婦人科系の問題があるかもしれません。
その他の身体の問題としては、腰や大腸系に現れます。
サンスクリット語の「スヴァ・アディシュターナ」は「自らの住処」を意味し、朱色の6枚の花弁を有して水の元素のシンボルである三日月が描かれます。
第三チャクラ(マニプーラ・チャクラ)
- 色:黄色
- 位置:腹部、みぞおち~胃の辺り
- 意味:自信や活力を表す
第三チャクラの詳細
自分の意志がはっきりしていて、自信を持っており、他人との調和を図りながらありのままの自分を大切にできる人はこのチャクラが安定しています。その逆に、不安定な人は人の目や世間体ばかりを気にし、自信を失っていたり、逆にプライドが異常に高くなり虚勢を張っていたりします。
身体的には、すい臓・腎臓・肝臓の機能などに問題があります。
サンスクリット語の「マニプーラ」とは「宝珠の都市」という意味で、青い10枚の花弁をもち、火の元素を表す赤い三角形が描かれます。
第四チャクラ(アナーハタ・チャクラ)
- 色:緑(ピンク)
- 位置:胸の真ん中、心臓
- 意味:愛や感情、情緒
第四チャクラの詳細
このチャクラが安定している人は、人間関係がうまくいき、また愛情深い人です。そして、不安定な人は人が信じられなかったりして人づきあいがうまくいかなかったり、恋愛感情が執着に変わりストーカーに発展してしまうことがあります。
身体の問題としては、心臓や肺の問題や、肩甲骨付近の痛みなどがみられることがあります。
サンスクリット語の「アナーハタ」とは「二物が触れ合うことなくして発せられる神秘的な音」を指します。12枚の金色の花弁をもつ赤い蓮華の中に六芒星が描かれ、風の元素に関係します。
第五チャクラ(ヴィシュッダ・チャクラ)
- 色:青
- 位置:喉
- 意味:コミュニケーションや表現力を表す
第五チャクラの詳細
このチャクラが安定していると、コミュニケーション能力に長けており、話が上手で、同時に聞き上手でもあります。反対に不安定な人は、言いたいことがうまく言えなかったりします。
身体的には、喉や扁桃腺、咳が出るなどの症状が出たり、甲状腺に影響があったりします。
サンスクリット語の「ヴィシュッダ・チャクラ」は「清浄なる輪」を意味します。くすんだ紫色をした16枚の花弁をもち、虚空(アーカーシャ)の元素と関係があります。
第六チャクラ(アージュニャー・チャクラ)
第六チャクラの詳細
このチャクラが安定している人は、思考力やイメージ力が豊かで、直感的に動けるようになります。知識も豊富です。逆に、不安定な人は、物事を悪い方へと考えがちで、後悔ばかりしていたり、未来への希望が持てなかったりします。
身体的には、眼や脳、耳、鼻、などや神経組織に影響があります。
インド人はこの部位にビンディをつけますね。2枚の花弁の白い蓮華の形に描かれます。サンスクリット語の「アージュニャー」は「教令、教勅」を意味し、「意」(マナス)と関係があります。