ツインソウルとの再会のタイミング
わたしたちの魂は、色々な体験をして成長し、社会的使命を果たしてゆくことを、大切な課題として授けられ、この世界に生まれています。
使命を果たせるくらいにわたしたちの魂が成長したときこそが、ツインソウルとの再会のとき。逆に言えば、それほどまでに進化していない幼い魂の状態のうちは、出会うことはできないということです。
ですから、幼いうちに会うことは少ないですし、魂の成長にあまり興味がないままだと、転生を繰り返さないと出会えない場合もあります。
もちろん、若いうちに出会えたり、すんなり遭遇できるケースもあり、その場合は、今生において生まれてくる前に「次の生では再会する」という強い決断と深い祈りをしています。
ツインソウルと再会するための心得
というのも、魂が再びひとつになるのは、そこに果たすべき目的があるからなのです。宇宙から見て、「この魂には大切な目的を授けても大丈夫」「この魂なら素晴らしくやり遂げてくれる」と思えたとき、「あなたたち、ふたつの魂で力を合わせて頑張ってやってね」という意味で再会させてもらえるのだと言えます。
ですが、そもそも社会的な使命や天命自体、魂の成長が見られないうちははっきりと下されることはないものです。とにかく成長あるのみ、なのです。
宇宙から見た「成長」とは、私利私欲から離れて、世界の幸せを心底から祈ることのできる心になること。そうなれたときに使命は授けられ、さらなる成長を遂げていくと、ソウルメイトとの再会の機会が訪れます。
ツインソウルに対して、単なるロマンティックな感覚や孤独感を癒しことを着たいしている場合、再会の機会はだいぶ先になると言えそうです。
ですが、宇宙に役立つ自分になろうとすることは、徳を積むことにつながるため、運気アップの秘訣でもあります。周囲の手助けをすること、色々な体験を買って出ること、嫌なことや苦手なことから逃げずに向き合うこと。そんな姿勢が成長の糧となります。
ツインソウルを引き寄せる力
やるべきことをやっていないとき、わたしたちは心の一部を閉ざしてしまいがちです。自信のなさ、不甲斐なさ、気後れ、罪悪感・・・などなど。そうしたネガティブな感覚を隠していたりします。魂の目的へと向かい、成長を志していると、そうした感覚が少しずつ消えていきます。正々堂々と胸を晴れる心になっていくのです。それが「成長」のひとつの形です。
そうして、人として成長して、自分を信頼できるようになると、自分に自信を持てるようになります。自分のことを認めて愛して、自分自身とのつながりを深めていくことこそ、大切な存在との絆を取り戻す原動力となるのです。
無意識とツインソウル
わたしたちの心には、多くの無意識の領域があります。自分の一部でありながら、意識することのできない無意識・・・。そこには、わたしたち自身が感じたくないために無意識に押し込めたものがたくさん含まれています。自信のなさやコンプレックス、不満や怒り、後悔や悲しみ・・・。過去生から残るトラウマやカルマ的な感情もその範疇です。
魂の記憶
魂の記憶は、さらにその奥に秘められています。だからこそ、隠し込んでいる自分の一部とつながりを取り戻していくことはとても大切。自分が魂の記憶を取り戻していないのに、ツインソウルを引き寄せることはできるはずもないからです。
色々な体験を通して、嫌な自分も愛せるようになり、心を開いて人と接することができるようなり、人の痛みを癒してあげられるようになり・・・。そうなっていくプロセスの先に、ツインソウルとの再会が待っています。
とはいえ、無意識下に押し込めたものと向き合うのは勇気のいるものです。だからこそ、決意がないとなかなかチャンスすら得られなかったりするのですね。
でも、次の転生まで待ちたくないあなたは、ぜひ今この瞬間から、自分の潜在意識や無意識と仲良くなれるよう探求されたし。魂の限り、成長を志してみましょう。
最後に
ますますツインソウルと再会したい気持ちが強まったでしょうか。
筆者の私見では、ツインソウルと再会する体験は、内なる神性や仏性と出会う感覚にとても似ているように感じます。特に霊的なレッスンをしていないわたしたちの神性や仏性は、その周りをたくさんの現世的な感情が取り巻いていて、自分でもわかりづらくなっているのが普通です。その感情が癒されていくと、わたしたちの魂の曇りが晴れて、神性や仏性が輝き出すのです。
それが「本当の自分」。本当の自分と出会いたい強い気持ちが、ツインソウルとの再会へと導いることでしょう。
以上、深層心理セラピストの斎木サヤカがお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。