恋愛で、条件か直感かどちらで決めるか悩んでおられる方へ。
いま恋愛している人もそうでない人も、人生を最高に豊かにする幸せな恋愛をしたいと思いますよね。
でも、相手を考えるときについつい「理想の条件」で気持ちが傾いてしまうとしたら、それは要注意。その先にあなたの思い描く幸せはありません。

この記事では、恋愛は条件ではなく自分の直感を信じた方が幸せになれる理由をご紹介しますので、しっかり取り入れて判断に迷った時は思い出してくださいね。合わせて、条件=執着心を捨てる方法についてもお話します。
条件に恋すると不幸になる
いま恋愛で心痛めているとか、過去に苦しい恋愛の終わりがあったとか、もしくはそもそも恋愛自体がうまくいかないとしたら、あなたは無意識のうちに「恋愛がうまくいかない条件」を抱えているのかもしれません。
恋愛相手に
- 「背が高い人」
- 「お金持ちの人」
- 「誠実な人」
- 「優しい人」
など、たくさんの条件を持っているとしたら、それが逆にあなたの恋愛をうまくいかなくさせている原因なのです。
満たされるべき条件の底なし沼
例えば、あなたが「幸せな恋愛は、AとBとCとDの条件を必ず満たしている人じゃないとイヤ」と思っているとすると、あなたがフォーカスしているのは相手の人格や人柄、存在そのものではなく、ABCDの条件にフォーカスしています。
そして、ABCDの条件にフォーカスしていると、こんどは必ずEFGHと新たな条件が気になりだします。そしてEFGHにフォーカスしていると、さらにIJKLの条件に…というように、あなたは「満たされるべき条件の底なし沼」にはまっていくわけです。
それは幸せですか?
「条件」=「執着」を持つと不幸になる
執着は、可能性を極めて小さくする不要な思い込みです。持てば持つほどあなたは息苦しくなり、不安になり、意固地になり、笑顔がなくなります。なぜなら、執着が3つあれば3つともすべて同時に「絶対に満たされなければならないこと」であり、それは現実問題としてそうならないことのほうが多いです。
一見理想どおりには見えないけれど実は最高の相手
もちろん「優しくて誠実な人がいい」という理想=条件を持つのは悪いことではなく、むしろ誰もが思う普通のことです。しかし、それが執着とまでこだわってしまうと、「一見理想どおりには見えないけれど実は最高の相手」に気付くことが出来ません。
それは幸せですか?
真の恋愛は直感でしかわからない
もし、恋愛を条件で決めていくのなら、あなたは常にすべての物事を思考しつづけ、常に頭を使って判断していかなければなりません。でも、恋愛を条件ではなく、あなたの直感にゆだねることができると、状況は確実に好転します。
直感は頭より何万倍の事を判断して答えを出す
直感は、頭で考えて判断することに比べたら、同時に何万倍ものことを総合的に判断してシンプルな答えをもたらします。頭で考えるのではなく、心で、ハートで、感じるのです。
あなたは「あの人が好き!」という気持ちを言葉ですべて説明できますか?それは、人間であれば誰もが無理な話で、「好き!」という気持ちは、ただ感じるもの、理屈を超えて自分の内側から湧き出るものですよね。
恋愛は条件を超越した幸せをもたらす
そういう恋愛感情こそが、あなたが求める幸せであるはずだし、そういう恋愛感情は、条件という小さなものを大きく超越した、言葉にできないほどの幸せをもたらすのです。そして、そういった真の恋愛は、考えるのではなく感じる、条件ではなく、直感でしかわからないのです。
直感で決断すれば幸せに近づく
あなたは恋愛の相手に条件を求めることを辞め、ただリラックスして、「そんな考え方もあるよね」「私とは違うけれど、そういう意見もあるのね」と、直感でいろんな人のいろんな在り方を認め、受け入れるようになります。
すると、自分の気分はいままでがウソだったように軽くなり、表情も明るくなり、楽しい思いつきや閃きが降りてくるようになります。
- 「あれをしてみよう!」
- 「あそこに行ってみよう!」
- 「そういえば、あの人に連絡してみよう」
など、いままでにない明るい気分で行動するようになると、必ず明るい気持ちでいられる出来事を経験します。直感が、あなたを楽しい方向へと導いてくれるのです。
そんなこんなで、あるとき何気なく行ってみたカフェで、なんとなく行った飲み会で、急きょ行くことになった出張で、あなたは思いがけない出会いをしたりします。
恋愛は「する」ものではなく「落ちる」もの
あるお笑い芸人の方も言っていましたが、恋は「する」ものではなく、「落ちる」ものです。自分の意思とは関係なく、心が強烈に惹かれてしまい、いままでになかった高揚感、うずうずする感じ、幸せな気持ちが勝手に湧き上がってしまうのです。
大切なのは抵抗しないこと
条件での恋愛を手放し、直感での恋愛でこのような場面にめぐりあったなら、大切なのは、抵抗しないこと。頭では認めたくなくても、心が「好き!」と言っているのなら、抵抗しても、それはすべて無駄です。
勇気を持って飛び込んでみましょう
このとき、直感の声を受け入れるのは勇気がいるかもしれません。でも、直感がこの人と言っている相手は、結果はどうあれその声に従うべきです。この声を無視して何事もなく収めてしまうと、いずれあとで心残りとなり、取れないトゲのように、事あるごとに引っかかるようになります。
直感が言う答えには、勇気を持って飛び込んでみましょう。
直感で決める相手との恋愛は最高
あなたが直感で物事を決められるようになり、その人生を愉しんでいると、相手も直感で物事を決める人と恋愛に進むことがあります。そんな場合の恋愛は、非常に楽しく、深いレベルで誠実で、真にお互いを高めあう最高のものになります。
そもそも、私たちが生きる目的は、人生を自分らしく生きること、自分らしく生きることで経験するすべての感情を味わうことです。その視点で見れば、自分にウソをつかずに生きるということは、自分が本心で望む経験を数多く味わえるということなので、これ以上の喜びはありません。
「条件」=「執着」を捨てよう
ここまで読み進めていただいた方は、もうすでに恋愛は条件ではなく直感で判断したほうが良いということはわかっていただけたかと思います。
では、その「条件」=「執着」にとらわれてしまって、なかなか直感に従った恋愛ができていない人はどうすれば良いのでしょうか?

ここからは、「条件」=「執着」を捨てる方法をお伝えしていきます。
執着とはあなたの恐れのこと
例えばあなたが「私の恋人は高学歴でなければならない」という条件を持っているとしましょう。
しかし、本来学歴はあくまでその人の一側面なだけであって、それがすべてが評価されたり、決まったりするものではありませんよね。高学歴でも性格が最悪だったり、思いやりがなかったりしたらまったく意味はありません。
執着を持つのは自分の弱さをカムフラージュするため
条件=執着を持つということは、自分の弱さや脆さをカムフラージュするもので、それを意地を張って持っている限り、真の心の安寧は得られないこともうすうす分かっているはずです。
また、弱さ、脆さを隠すと言いましたが、弱いこと、脆いということは決して悪いことではありません。単にたくさんあるあなたのいろいろな面の1つか2つなだけであり、それが繊細さや、細やかさにつながっていることだってあります。
そもそも人は白も黒も、強さも弱さも、両極端の側面を持つ存在です。それゆえに心の機微があり、それゆえに温もりとなり、魅力となるのです。執着は恐れや弱さではありますが、完全に否定するのではなく、それすらもいったん受け入れてみましょう。
執着心を捨てるには①○○でなければならないという考えを捨てる
執着心とは
執着心とは、弱さ恐れからくる「○○でなければならない」という観念のことです。私の恋人は、背が高くなければならないとか、私の恋人は年収が高くなければならないとか、内容は何であれ、「○○でなければならない」という条件があるのなら、それは執着心です。
そして執着心は、薄々分かっているとおり、あなたの可能性を著しく制限します。条件に合わない人は受け入れないのですから、現実的に選択肢が狭く、少なくなるのは当然のことです。
あなたの恋愛を苦しめるだけの重い考え方
しかし、よく考えてみましょう。あなたにとってどんな理由があってその「○○でなければならない」という考えをもったかはわかりませんが、果たしてその思いは正しいことなのでしょうか?
そう、違いますよね。そもそもこの世に「○○でなければならない」ということは厳密に言って存在しません。この世は完全に自由、100人いれば100通りの価値観を独自に持ち、それに従って生きていいのです。
考え方はいつでも自由に変えていいのですから、もしあなたが「○○でなければならない」という考えを持っているなら、今回を機に少しずつでも手放していきましょう。
執着心を捨てるには②人生は最善の道を進んでいると信じる
自分の人生を、すべては最善なんだと心から信頼するのです。これは言葉で書くことは簡単ですが、腑に落ちるまでには相応の時間がかかったり、プロセスを経て行く必要があります。
しかし、あなたが恋愛をしているいまこの瞬間、あるいはひとつの恋が終わりを告げて心痛めている瞬間であっても、高い視点からみれば、あなたの人生は最善の道を進んでいるのです。
この記事を読むほどの大人になったなら、それまでに幾度かの恋愛経験があったかもしれません。もしくはなかったとしても、あなたにはそれなりの人生経験があることと思います。
自分の人生を、この状況も最善なのかと少しずつでも思うようにしていくと、それが真実であると思えるようになります。いきなりは無理でも、1日2日、1年3年と時が経てば、あなたはひとつの恋愛を最高の経験として自分の中で昇華できるようになるのです。
執着心を捨てるには③自分をいたわる
執着心を捨てて最高の恋愛をするためには、自分の状態が最高であることが大切なのは言うまでもありません。傷ついている心、疲れている心では、そこに素敵な相手が現れても積極的にアプローチすることはできませんよね。
執着心を持つと、それだけで心にはストレスがかかっています。だって、「○○でなければならない」という思いをたくさんいくつも持っているのですから、これは想像しただけでも心が苦しいというのは誰でも納得だと思います。
そんな状態でいたのですから、ここはひとつ、すぐに新しい恋愛に向かうまえに、自分自身をゆっくりいたわり、ねぎらい、楽にしてあげましょう。
そのためには、あなたが経験してきたすべてのことを、それもまた必要な経験だった、素晴らしいプロセスだったと少しずつでも納得していくことが有効です。
焦らず、ゆっくり、自分自身を慈しみ、いたわってあげましょう。
執着心を捨てるには④勇気を出して信じる
信じることは最初はとても勇気が必要です。だって、いままでの自分とは違う思考パターン、違う考え方を取り入れるのですから、未知の展開に誰だってドキドキするものです。
しかし、そのドキドキこそが恋愛の醍醐味、素晴らしい人生の醍醐味です。「○○でなければならない」と思っていたことを丁寧に、あるいは思いっきりばっさりと捨てて、新しい自分に生まれ変わるのです。
勇気を持って、自分を大切にして、自分を好きになって、目の前に広がる無限の出会いの可能性に心躍らせて、明るい笑顔で笑ってみましょう。そのとき、あなたの心には清々しい風が吹き、執着心という暗く思い鎧は過去のものとなっていることでしょう。
最後に
恋愛を条件ではなく直感で決めたほうがいいこと、ご納得いただけましたでしょうか。条件とは、ただの箇条書きのリストなだけで、生身の人間ではありません。条件を大切にするということは、人間ではなく、箇条書きのリストを大切にするということですから、それで幸せになれることはありません。
条件=執着は、間違った思い込みから生まれる重りです。あなたの未来を制限し、あなたの存在を小さくし、暗くし、萎縮させていくものです。
執着を持ったこと、あるいは持っていることは、大きな視点で見れば人生の貴重な経験なのですが、ずっと持ち続ける必要はありません。小さな一歩からでいいので、今回の記事を参考に、ひとつずつ執着心を手放していってください。そして思い通りの、想像以上に幸せな恋愛を楽しんでくださいね。

くだらない条件ではなく、心が求める相手とのすばらしい恋愛を楽しんでいきましょう。以上、最後までご覧いただき有難うございます。
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