先祖の因果が結婚に影響を及ぼすことがあるのかということを知りたい方へ。
私たちは先祖の存在があったから、今この世に生きています。そして、先祖が生きていた頃の行い…それが良いことであっても悪いことであっても、その子孫の人生に影響を与えるといいます。それが先祖の因縁と言われるもの。
では、その先祖の因縁が結婚に影響を及ぼすこともあるのでしょうか。
本記事では、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵が先祖の因縁が結婚に影響を及ぼす事はあるのか解説いたします。
①先祖の因縁は私たちの人生全てに影響を及ぼしている
先祖の因縁には、
- 肉体的なもの
- 精神的なもの
- 霊的なもの
があります。因縁という言葉を聞くと、悪いことばかりイメージする方もいますが、良い因縁も引き継いでいるのです。例えば、顔立ちが美しいとか性格が良いというのは良い因縁です。
先祖の因縁を全く持っていないという方はいません。そして、良い悪いに関わらず、先祖の因縁は私たちの人生全てに影響を及ぼしているので、結婚に関しても例外ではありません。
結婚は二人だけの問題ではなくお互いの家系にも関係してくる
結婚するということは相手と自分の二人だけの問題ではなく、お互いの家系にも関係してくることなので、先祖の因縁が影響を及ぼすことも多々あるのです。
ただ、どのような先祖の因縁があったとしても、先祖たちが願っていることは子孫の繁栄と幸せしかありません。子孫が最高のパートナーと結婚し、子どもが生まれて家系が途絶えることなく続いていくことを望んでいます。
②結婚したら相手の先祖の因縁も受ける
結婚すると相手の家系との縁が繋がるので、相手の先祖の因縁も受けることになります。
結婚するということは恋愛とは違い、愛さえあればそれでいいというものではありません。相手の先祖や家系について、少しは知っておく必要があります。ただ、それを知った時、良くない家系だと思ったら結婚するのをやめなさいということではありません。
その家がどのような流れで現在に至っているのかということがわかっていれば、結婚生活において何か問題が起きた時、その原因についていろいろ考えることもできるということです。
もちろん良い因縁もたくさんありますが、悪い因縁の影響を受けた場合、それが先祖からの因縁で起こっているということになかなか気づくことができなくて、苦しみ続けることにもなりかねません。
自分の先祖の因縁も相手に影響を与えているということも忘れない
また、自分の先祖の因縁も相手に影響を与えている場合もあるということも認識しておきましょう。二人がこの世で出会い結婚することになったのも、お互いの先祖が存在し受け継がれてきた命があったからです。先祖たちに感謝することも忘れないでください。
③長男の結婚がうまくいかないのは先祖の因縁
家系ということを考えた時、長男は先祖の因縁を受けやすいと言われています。特に父方の先祖の影響を強く受けています。
長男がなかなか結婚できない、あるいは結婚してもうまくいっていない、子どもがなかなかできないなど何らかの問題を抱えている場合、先祖の悪い因縁が関係しているかもしれません。一度、父方の先祖にどのような人がいたのかということを調べてみるのもいいかもしれません。
家系の中の跡継ぎに長男でない者がいると結婚に影響する
家系を遡った時、長男が病弱だった、あるいは父親と長男が不仲だったなど何らかの理由で他のきょうだいに跡を継がせていたということが何度もあれば、それが長男の結婚に影響を与えているのかもしれません。
日本は昔から、家を継ぐのは長男であるとされてきました。それがうまくいかないというのは、その家系に何か問題があったからだと思われます。
先祖の悪い因縁を断ち切るためには、家系の流れを浄化し、感謝の身持ちで先祖供養を行うことです。
④結婚に対して消極的なのは先祖に結婚を諦めた人がいるから
これまで結婚話がなかったわけでもないし、結婚のチャンスがあったにもかかわらずそれを逃してきたという方は、もしかしたら先祖の中に、身分の問題など何らかの理由で結婚を諦めてしまった人がいるのかもしれません。
自身の性格が関係していることもあるので一概に言えることではありませんが、例えば結婚話が進んでいる中で、なぜか急に諦めなければならないという考えに陥ってしまったりする時は、先祖の因縁を疑ってみてもいいと思います。
先祖の分も幸せになると考えるようにする
先祖は決して結婚を阻止しようとしているわけではないのですが、その時の思いや念をあなたが感じ取ってしまい、積極的になれないのかもしれません。
心当たりがある場合は、悲しく辛い思いをした先祖の分も幸せになると考えて、自信を持って前に進んでください。
⑤離婚を繰り返した先祖がいると結婚生活がうまくいかなくなる
先祖の中に何度も離婚を繰り返している人がいると、結婚してもなかなかうまくいかないと場合があります。
結婚当初は夫婦円満で穏やかな日々が続いていても、だんだん心がすれ違うようになって冷めてしまうのは、先祖の悪い因縁があるからかもしれません。
悪い因縁はどこかで断ち切らなければ永遠に続いていく
ここで自分も離婚しようと考え始めたら、その因縁を今度は子孫に引き継ぐことになってしまうので、子どもがいる方は時に夫婦関係を立て直す努力をしてください。どうしても夫婦関係を修復することができないというのであればそれも仕方のないことですが、悪い因縁はどこかで断ち切らなければ永遠に続いていくということだけは心に留めておいてください。
⑥先祖供養と感謝の気持ちがあれば結婚はうまくいく
先祖供養をして、先祖に感謝しながら自分の人生を真直ぐに生きている方は、結婚だけではなく人生の全てがうまくいっているといいます。
今生きている私たちと同じように、先祖たちがみな良い行いばかりをしてきたわけではありません。中には徳積みにならないような、悪事を働いた人もいたかもしれません。そんな先祖の行いからくる因果全てを、私たちは引き継いでいます。良いことだけをくださいというわけにはいかないので、先祖たちから引き継いだ悪い因縁をここで断ち切るのも、私たちの役目かもしれません。
結婚は子孫繁栄に関わる事なので先祖たちもうまくいくことを願っている
先祖たちの無念な思いや悲しみ、辛さを供養すること。そして、先祖たちの存在があったから、今私たちはこの世で生きているという感謝の気持ちで日々を過ごすことです。そうすることで、先祖たちも私たちの幸せを願い、守ってくれるのです。
特に結婚に関しては子孫繁栄にも関わることなので、先祖の因縁がどのような形で表れていても、先祖たちの本心はうまくいくことを願っているのではないでしょうか。
最後に
破談になるなど結婚がうまくいかないことの全てが、先祖の悪い因縁によるものではないようです。先祖の霊がこの結婚は不幸になると考えたら、それを阻止することもあるとか。先祖たちは、私たち子孫を決して不幸にしたいとは思っていません。
先祖の因縁というより先祖の気持ちを考え、感謝して生きていれば幸せな人生を送ることができるのではないでしょうか。
先祖の因縁と結婚の関係は
- 1.先祖の因縁は私たちの人生全てに影響を及ぼしている
- 2.結婚したら相手の先祖の因縁も受ける
- 3.長男の結婚がうまくいかないのは先祖の因縁
- 4.結婚に対して消極的なのは先祖に結婚を諦めた人がいるから
- 5.離婚を繰り返した先祖がいると結婚生活がうまくいかなくなる
- 6.先祖供養と感謝の気持ちがあれば結婚はうまくいく
ということでした。以上、ヒーラー、メンタルケア心理士の坂木理恵がお伝えしました。最後までご覧頂き、有難うございました。